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全18回/双極性障害の勤めびと。たどり着いた自分らしい働き方

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双極性障害を発症した大学4年から、うつ・躁うつ等の方々を支援する職について7年目までの14年間を記した自分史。
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#2005年

双極性障害の勤めびと。たどり着いた自分らしい働き方 第3回(22歳:新卒入社での浮き沈み)

〜22歳(2005年)〜 入社日の朝、とても気分が重く、朝起きるのもつらかった。 何とか電車にのり、会社に向かう道で (ここで引き返すとどうなるんだろう。新卒で会社を入社1日で退職なんて、誰にも顔見せできない。) そんな考えがうかび、何とか会社にたどり着きました。 私が入社した会社は、名古屋で50年以上続く社員30名程度の食品原料の商社。 なぜ起業志望の私が入社したかといえば、当時60歳近い社長はとても考えが柔軟で、また原料商社というスタイルだけでは生き残れないので新