出産レポ(予定日超過で3,786gビッグベビー誕生)

予定日は11/15。

10/25(37w0d)
切迫早産のため絶対安静だった日々から解放。
健診で子宮口は1.5cm。お子は推定2,965g。
お?これは早く生まれるかもなんてワクワクしていた。

10/28(37w3d)
近所の散歩を始める。
7,000-10,000歩をほぼ毎日こなした。
夜中にトイレで起きる生活。
0時3時7時に必ず目が覚める。
この時から夜間授乳に慣れるために身体が変化していた。

産まれる一週間前の記録

11/3(38w2d)
全く産まれる気配がないため、夫と和割烹を食べに行く。
初めてのお店だったが当たり。美味しすぎた。

次行くときは子どもも一緒だね。なんて話したね

そのおかげか?初めて粘液栓が出て、いよいよか?と少し緊張してきた。

11/4(38w3d)
もうそろそろだと思い、いざとなった時のために夫への手紙を書く。号泣。

11/10(39w2d)
健診でお子は推定3,372gで頭9.7cm。
ビッグベビーの予感!なんて悠長なこと言ってたな〜。

Twitterにはこんなことが書かれてた。

「前触れは?って聞いてくる夫の優しそうな顔、焼き付けとこ。しあわせ」
そうそう、37wから毎日のように前触れは?って聞いてきた夫。
父親になるのが楽しみで仕方ない夫の姿を見て、毎日幸せを感じてた。きっといい父親になるだろうなぁ。

11/14(39w6d) 
出産予定日の前日。
何も兆候がないから、雑巾掛けをしてみた。

11/15(40w0d)
ついに予定日の朝を何事もなく迎えた。
午前中には12,000歩も歩いた。

産む気満々でTwitter にはこんなことを書いていた。

「ここまで何事もなく育ってくれてありがとう!○○ちゃんを授かれたと知った日、嬉しくて泣きました。ここまで大変だったけど、あなたを抱っこしたくてがんばってきました。パパとママであなたを幸せにするよ。無事に3人で会おうね。」 

11/19(40w4d)
健診にてお子は推定3,500g超え。
子宮口は1cm、羊水が減ってきているらしく検査。特に問題なし。
内診グリグリで初めての出血。
うれしすぎた。笑笑

いよいよかと舞い上がる。

その後から下腹部に違和感。
生理痛の始まる前のような感覚。

このまま何もなければ、11/25(41w3d)に誘発が決定。
やっとゴールが見えてきた。

明日はスーパーの5倍DAYだから大量に買うぞ!と意気込み就寝。

11/20(40w5d)
ついに陣痛が来る。
陣痛カウンターアプリで間隔を測る。

こうみると、ひとりでよくがんばっていたなと思う。


以下、Twitterに呟いたことをそのまま記録する。
2:00 
なんかお腹痛い気がする
10分間隔でうんちいきたくなるような痛み

まだまだ耐えられる痛みだけどついにきたかな、内診グリグリ効いたかな

3:00
ただの便意だったのかな
一応、うんち出た
2:00くらいから少しずつ痛みを感じてる
便意みたいな時もあれば、今は顔をしかめるかんじ

3:30
やば、陣痛きたかも



ここからは痛みでそれどころではなくなり、次に呟いたのは11/21 9:40


「30hに及ぶ陣痛の末、我が子爆誕死ぬかと思った」


これがどれだけ大変だったかを物語っているなと思いつつも、産後1.5時間でTwitterに戻る余裕があったことに笑った。

脱線したので、陣痛の話に戻る。

6:00頃まで陣痛カウンターを使いつつ、4時間ひとりで暗闇の中ひたすら耐える。

寝たり、座ったり、色んな体勢をするが正直どれも痛い。

夫はといえば、隣でスヤスヤ。

長期戦になるだろうから、限界まで寝かせてあげたいと思う余裕があった。

我ながらピンチのときにも優しいなと感心する。

5分間隔を切ったため、夫を起こし、6:16に産院に電話し、朝食を食べて来てくださいと言われる。


7:00

病院到着からの入院決定。
入院着に着替え、待機室へ通される。

子宮口チェックでまさかの3cm。

心の中でうそだろ?と思うも、声に出す余裕なんてない。そのくらいこの段階でも相当辛かった。


子宮口は3cm→4cmとほとんど変わらない。

水分補給は出来たものの、ご飯なんか食べる余裕もなく、辛うじてみかんゼリーだけ食べれた。

いつのまにか外が暗くなり、あれ?早朝に入院したのに、、、かれこれ10時間以上この痛みに耐えていることに絶望する。

2-3分間隔の陣痛がずっと続き、陣痛が来るたびに叫ばずにはいられなかった。

力を抜いてと言われても、お腹やお股に力が入り、いきみのがしは全く出来なかった。力が入るたび、お子に苦しめてごめんね。と心の中で謝った。


実は陣痛中も心の中では、意外と冷静だった。

大きな声で叫んでしまう時にも、周りが静かにお産していることに気づいていたし、なんなら隣の夫婦が楽しくお話している声も聞いていた。

食事を出されて、夫がきのこ類を食べていないことにも気づいていた。


そんなこんなで2時頃ようやく破水し、子宮口が全開になりLDRへ移動。


ここからがさらに長かった。

全開になったら終わりではなく、そこからお子が降りてこなければならないということを知らなかった。


促進剤も一度は断られ、6時過ぎまでいきみのがしをしながらひたすら陣痛に耐える。

陣痛開始から既に丸1日が経っている。


ようやく促進剤を入れることが決まり、効き具合によってはここからさらに時間がかかると言われ絶望。

そこからはありがたいことにいい陣痛がきたようで、発露のあと、2回いきんだら誕生!

小さなあんよ


陣痛が痛すぎて、いきむのは全然辛くなかった。左にいてくれた助産師さんが手を握りながら優しく声かけしてくれたことが本当に励みになった。


産まれた瞬間、大きな産声を聞かせてくれて、こんなに苦しい思いをさせてしまったのに元気な声を聞かせてくれたことに感動して泣いた。


夫をみて泣いてないじゃん!とツッコミたくなったが、ここまで一緒に1日以上頑張ってくれ、ぐったり疲れ切った様子を見て、心の底からありがとうと思った。


この壮絶な出産を通し、ひたすら痛みをどこに逃そうかと考えた結果辿り着いたのは、腕や手を噛むこと。

終わってみると自分の腕や手には歯形があり、脚やお尻にはあざや擦り傷があった。

そんな私を見かねて、噛んでいいよと手、腕、肩、大切にしている服を差し出してくれた夫には感謝しかない。



終わって夫へ一言、
「もう産めない。ひとりっ子にしよう。」

夫も私がそういうだろうと思ってたみたい。笑笑

しかし、驚くことに産後1ヶ月もしたら、我が子の愛おしさ、新生児の尊さに、第2子を考えてしまう。

いつかまたありがたいことに子どもを授かれたら、絶対産むと思う。
次は30時間とは言わず、お手柔らかにお願いします。笑笑

10時間。いや、20時間でもいいからさ。


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