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関係なくても悲しいこと

今、雪害でとある鉄道会社が色々言われておりますが...
わたしが働いていた某鉄道会社もマスコミで大々的に報じられるときがある(あんまり言うと身バレしそうなのでどんな内容かは具体的に言えないですが)
事故時や災害時における運行の仕方とかその後の対応についてなど...何かあるといつも鬼の首取るような感じで報道されるのです
そういうときSNSで会社の悪口がめちゃくちゃ書かれてて、もうわたし鉄道会社退職したから関係ないけどすっごい悲しくなります
わたしは会社の悪口を言われることが辛いんじゃなくて、何度も同じことを繰り返している鉄道会社がやっていることが情けなく感じるし、わたしたち乗務員や駅の係員もお客さんの意向に添えたいからどうにかしたいのにどうにもできないもどかしさ
そりゃあ悪口も書きたくなる気持ちも分かる
たまに理不尽な人もいるけどそれはもう相手にしませんが...

現場で働いている社員はそういうとき
間違ってることを間違ってると言えない
言ったところでどうにもならない
自分の判断でそのとき一番正しいことをすると状況によっては罰せられることがある
など、なかなか理不尽なところで働いているのです
もちろん“やってはいけないこと”として理由があるものもあります
しかし何百人何千人の相手を一人で抱えなければならないのに、それを上の人は何も知らないし何も感じることはない
時には一睡もしてない社員もいるけどそんなことはお構いなしなのです
わたしたちは所詮は駒なのです
そしてお客さんの怒りが向けられるのも、いつも駒なのです
お客さんに寄り添いたい気持ちなんだけど、そんなことお客さんは知る由もなく、怒号を浴びせられるのです
もう心を無にするしかありません

わたしは第三者になってしまったけど
こういう報道を見ると、お客さんも頑張る社員両方とも
本当に気の毒で仕方なくなります

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