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AI化する世の中と音楽

僕らは既に
AIに知識を育くんで貰っている

たとえば

YouTubeのオススメ機能
TikTokのオススメ欄

など

特にSNSによく触れてる若者は
AIに知識を与えられている

つまりAI化はどんどん身近になってきている

若者は情報強者

現在23歳である僕は
小学生の頃から
YouTubeが身近にあって
よく動画を見ていた

のび太ハザード
X JAPANのラストライブ
違法アップされたアニメ、番組

とか

今より規制が緩くて
見たいモノはガンガン見れたし
沢山のインプットができた

そのおかげで
年上の人と接する時に
「よく知ってるね」と言われる事が
多かった

これは
無料で大量の情報をインプットできた
自分達世代と
情報を入手するのにお金が
ある程度必要だった世代の差が
現れてるんだと当時思った

ただ
無料で情報をたくさん得てる僕らは
"広く浅い"状態
一つのコンテンツと長く付き合った先輩方は"狭く深い"という
コンテンツに対する理解度の違いはあるなとも感じたことがある。

そんな「よく知ってるね」と
言われていた僕だが

最近絡む2個下の後輩
ヒロトって奴に対し
「よく知ってるね」と発言せざるを得ないくらい自分との情報量の差を感じている

僕は元バンドマンの兄の影響もあって
自分はそれなりに音楽詳しい人だと
思っていたが
その後輩ヒロトは自分が通った音楽は

「あれいいっすよね、
自分も通りました」つって

だいたいリサーチ済み

この現象は
"サブスクリプション"が主な原因

僕はYouTubeで音楽を漁って
情報を蓄えていたが
YouTubeでは聞けない
アルバムの曲とかもたくさんあった
その曲をどうしても聴きたいって時は
CDショップに行ってCDを買うやら
レンタルするっていう流れだったが

ヒロトはサブスクで
自分の好きな曲を聴いて
その好きな曲をAIが分析して
ヒロトに沢山の楽曲をオススメするというスピーディーな流れがあって

僕の時代と比べると音楽を探す行程が
だいぶ楽になっていた。

これからの若者は

これからの若者は
受動的に大量の情報を得る
僕は予測している。

少し前までは
能動的に情報を得ていた。
つまり自分の手を動かして情報を得ていた時代だった


YouTubeは検索して
面白いモノ見つける作業があった

好きなアーティストの事を
もっと深く知りたかったら
雑誌を買いに行く作業があったが


今流行りのTikTokなどの
ショート動画は
ユーザーの視聴維持率と高評価した動画のデータを元にAIが動画を紹介する

しかも紹介の仕方はスワイプという
画面に触れながら縦に指を動かすだけで動画が紹介される

これは面白い動画は見たいけど
動画を探すモチベーションがない
若者の心理を突いた機能である

この若者の集団心理のニーズは
これからの時代予測の
鍵となる現象なんじゃないかと
僕は思う

音楽もAI化

以前、みのミュージックという
YouTubeチャンネルで
AIが作ったビートルズの曲と
ニルヴァーナの曲を聴いた

モノによるが
AIが作った中に良い曲はあった

その時
「はい、音楽家のライバル増えたー」
と思った

これは亡くなったスターの
全盛期の才能をまたコンテンツとして
発信できる

ということでもあり
少し先の未来の事も考えると

音楽家の才能を合わせた曲も
たぶんできるだろうと思った。
たぶんね笑

米津玄師とベートーヴェンが
一緒に作曲したらこんな曲

みたいな感じで

好きなアーティストのセンスを
ミックスさせることができるんじゃないかと思う

てかシンプルに俺も聴きたい

僕はX JAPANのhideに
めっちゃ影響を受けた
僕が生まれる前に亡くなった
あまり彼の新曲に出会った事がないという気持ちがある

たぶんこの
亡くなった人の新曲を聴きたい欲求はみんな潜在的あると思う

その欲求の具現化の例をあげると
美空ひばりのAI歌唱の「あれから」
とかがある

ライブを見たい欲求もあるかも
hideも美空ひばりも
ホログラフィックライブがあったし
メタバースが進むと
初音ミクや亡くなった音楽家が
仮想空間の中とは言え
目の前で音楽ライブを披露する日が
来るかもしれませんね

こーなるとホントに
宇多田ヒカルや米津玄師のような
凄い才能を持った音楽家しか生き残れないのではないかと思ってしまう

リアル空間でのライブは
一応残るとしても
今のクラシックコンサートくらいの
ポジションになるんじゃないかなぁ

AIもライバルになる

亡くなったの人のデータを元に
曲ができるということは
その音楽を聴く時間
"今生きてるアーティストの音楽"は
聞かれてないという事

売れ続けるアーティストとかには
それなりの"ストーリー"や"思想"がある
存在感が強い人程この両方は強い

ここでAIの強いところは
"亡くなったスターには
強いストーリーがありがち"

例えば
美空ひばりのAI歌唱の「あれから」の
歌詞で

あれから元気でいましたか

て部分があるんだけど

美空ひばりがこの言葉を発すると
「最後のコンサートをしたあの日」
なのか
「美空ひばりが亡くなったあの日」
を連想してしまう

この曲は秋元康さん作詞なんだけど
秋元康は「誰が」「何を歌うか」を
凄く意識して作詞する人なので
この連想させるとこまでが
秋元康の戦略である。

このレベルの現象がポンポン起こる
時代が来るんじゃないかと

初音ミクみたい感じで
ボカロのポジションに
hideやカートコバーンが現れる日が
10〜20年後に来るんじゃないかなぁと
僕はどうしても思っちゃいます。

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