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しゅうかつロック、ボクにも言わせて 「第103回 ロック対談_だぶる模話模話模話~〈いまさら日本語訳で聴く名曲編1 エルトンジョン_ユアソング、ザ・フー_ババオライリー、レッドツェッペリン_天国の階段 ほか〉~」

模話1「いまさら聞けないってシリーズは各ジャンルで人気あるよね?」

模話2「そうだね。ある程度知っているものでも、そこまでは知らなかったことも分かったりするしね」

模話1「何度も聴いている洋楽でもさ…歌詞の意味知らない曲も少なくないじゃない?」

模話2「まったくです(笑)。メロディとイメージだけで聴いてきたのがほとんどじゃない?」

模話1「そうだよね。日本語のロック聴くようになって、かえって洋楽の歌詞の意味を知りたいって思うようになったんだよね」

模話2「メロディやリズムに歌詞の音としての響きと意味としての言葉が与える影響って考えるとさ…日本語ロックとかってすごく味わいがあるじゃない? 英語の意味とか発音のこととか、韻律だとか言葉の社会だとか生活の背景だとかを知ったら…もっとロックを深く理解できたとは思うよ」

模話1「とはいえ、いまさら全部歌詞を調べたり、訳詞を調べたりってのもねえ…年を取りすぎましたね(笑)」

模話2「そうだね。で、今回はいくつか訳詞つきの動画なんかで名曲を聴いてみたわけよね?」

模話1「そうなんだよ。まずはエルトンジョン、ユアソングね」

模話2「色褪せない名曲だよね」

模話1「訳詞付きの動画で曲聴いていたら…ぐっときて…」

模話2「泣いたんでしょ(笑)」

模話1「わるかったな。この曲はさ、ある個人に向けて作られた歌詞…ていう設定なわけよ」

模話2「まあ、背景はわからないけどね。彼は同性愛者だし…そういう意味も含まれている可能性もあるしね」

模話1「ジョンレノンふうにいえばさ…あれはただの歌の歌詞だってことだしね」

模話2「ユアソングってことで…普通に解釈すれば好きな人へ、個人的な歌を作りましたって歌だよね」

模話1「すごく普通なんだけど…普遍的なシンプルな沁みる歌詞なんだよね」

模話2「人を愛するとその人がいる世界まで素晴らしいと感じるようになるってとれるよね」

模話1「人間って、異性でもペットでも動植物でも食べ物でも…愛の感情がわくと…世界がすばらしいって感じるし、大げさにいえば宇宙がすばらしいって理解することにつながっていくんだと思うよ。ロックを知って、そう思うようになったんだよね、ボクは」

模話2「食べ物で宇宙のすばらしさを感じるもわくんがすばらしいよね(笑)」

模話1「美味しんぼってそんなシーンばっかじゃない?」

模話2「まあ、そうだよね。ロックで宇宙の神秘を感じたのって…意識的に感じた初めの曲はなんだったの?」

模話1「うーん。いろいろその手の話を書いてきたけど…実は最初はなんだったんだろうね? やっぱりユーミンの翳りゆく部屋のシングルを兄貴から聴かせてもらったときかな? うーん…マンダムかもしれないし、ケンとメリーかもしれない。要するにヒロトさんのドゥ・ワー・ディディ・ディディ現象だとしたら…陽水さんの帰れない二人のイントロかもしれないね」

模話2「今回、訳詞の話だから、その話はまたにしておこう」

模話1「ユアソングは泣けた。普遍的な真実がいちばん強いんだよね」

模話2「次は何見たの?」

模話1「ババオライリー(笑)」

模話2「だいたい知ってるじゃんか(笑)」

模話1「あらためてみてみたら…」

模話2「やっぱり泣いたんでしょ?」

模話1「間違いございません」

模話2「何か発見は?」

模話1「ドクタージミーにせよ、ババオライリーにせよ、ピュアアンドイージーにせよ…なんで悲しい曲調じゃないのにこんなに切なく泣けるのかねえ、ピートタウンゼントさんは天才だよね」

模話2「確かに、勇ましい曲なのにね…リアルミーも打ちのめされるし…」

模話1「あとは天国への階段」

模話2「歌詞は難解だよね」

模話1「ロバートプラントって、ほんとにあんな歌詞自分で書いたのかなっておもうくらい…グノーシス主義者か秘密結社の人なのかと思うよね」

模話2「神秘的で素晴らしい歌詞だよね。続く~」


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