見出し画像

しゅうかつロック、ボクにも言わせて 第15回「ロック対談 だぶる模話模話模話~⑭ロックライブ体験5〈弟子系の系譜、エレファントカシマシ〉~」

模話1「弟子系の系譜ってのはなかなか笑えたね(笑)」
模話2「まあ、でもあの頃は音源ってなかなか系統立てて集めている人ってまれだったし、師匠がいるってのはよくあることだったと思うよ」
模話1「一人目は兄貴で拓郎さん、陽水さん、ユーミンとかだったね。二人目は順番ちょっと入れ替わるけど、留年した同級生=一年上の同級生の人で、ニューウェーブ系からいわゆる洋楽のテープをもういらんっていうから大量にもらった師匠、三人目は大学の先輩で、インディーズやブルースやレゲエなんかの通ロックを啓発してくれた人。そして四人目がカマキリ男のブルース・ソウル・ファンクの師匠ね」
模話2「あとは、渋谷陽一さんとかレコードコレクターズに出てるような人とかに間接的に師事したってことかな?」
模話1「確かにね~」
模話2「エレカシってやっぱり、渋谷陽一さんの影響でしょ?」
模話1「否めないし、積極的に渋谷先生の影響でしょうね」
模話2「けっこう早い頃見てるよね」
模話1「おう。チケット前売り千円、当日千五百円のころよ」
模話2「新宿コマ劇場が初でしょ?」
模話1「そうそう。ほぼセカンドアルバム発売時くらいかな?」
模話2「演奏うまくて、石くんのギター気持ちよかったよね」
模話1「テレキャス、ビッグマンのアンプだっけな。いい音してたよ」
模話2「エムシー少ないし、静かでよかったよね」
模話1「憂歌団のライブで木村さんのおかあさんが『あんたら静かでよかったよ』って確か言ってたよね」
模話2「憂歌団は客が大騒ぎしてたけど、当時のエレカシって黙ってろって感じだったよね。服だんだんぬいでくみやじくんをみんなで眺めてその場で汗かいて固まるって感じで…真剣にやってる感じだったけどね」
模話1「三枚目のアルバムになったころは少ししゃべってたよ」
模話2「珍奇男ハイライト、たしか待つ男でラストぐっとくるやつね」
模話1「珍奇男、うちのバンドでもコピーしてたよ」
模話2「エレカシでさ、みやじさんがギターあの技量でひいてるの見てひっくり返ったよね。ほんとに本人がひいてたのかって(笑)」
模話1「ギターウルフのデビュー当時なみに弾けてなかったかもね(笑)」
模話2「エレカシはバックの三人の演奏がよかったから、歌は声量あるし…さすがキルザキングコピーできるくらいのテクニックある人たちってかんじだよね」
模話1「渋谷先生に趣味悪かったんですねって言われてたやつね(笑)」
模話2「ほかに日本人アーチストで見た人は?」
模話1「チャボバンドでしょ、ピンククラウドに憂歌団」
模話2「くじらに遊佐未森とかもあるでしょ?」
模話1「おお、地図をくださいとか好きだったな~、ゼロの丘無限の空とか。確か沖縄の国語学者の息子だか孫がかかわってた気がする」
模話2「エンケンさんとか、ソウルフラワーユニオンとか、ボガンボスとかね」
模話1「ティア〇ロップスとかね。コレクターズに玉城さんとかね」
模話2「シカラ〇ータとか渋さ〇ら〇とか、じゃ〇たらとかも見るには見たよね」
模話1「疲れたから、続く~」
模話2「おたのしみにね!」


【続く】
©2023 tomas mowa





【続く】
©2023 tomas mowa