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あの曲の名は。

あの曲の名前はなんだったんだ。誰かあの曲の名前を教えてくれ。

このnoteは、ある一つの曲の名前を探すまぐれOLの過去と現在を交錯するドキュメンタリーである。出だしから大げさだが、ほぼノンフィクションだ。

私は、中学生時代の合唱祭で他のクラスが担当していた曲の名前を思い出すことができない。この広いネットの海を懸命に探しても出てこない。知人が「そんなことないでしょ〜」と鼻で笑って検索しだんだんムキになって調べ尽くしても、出てこなかった。マジのやつだ。


「そんなの、そのクラスの人に聞けば一発で分かるでしょ」


そう思った方はおめでとう!勘が鋭いね!

なんと、残念ながら聞ける中学時代の友達がいないのだ。もっと言えば中学校の友達なんていないのだ。1人も。


私はどうしてもその曲の名前が知りたくて、必死でネットサーフィンし、話したこともない中学校の同期に連絡をとってみたりするが、2020年11月10日の時点でまだ見つかっていない。


このnoteをなぜ書こうと思ったかというと、まず、これを読んで曲名を知っている人が現れるんじゃないか、という淡い期待からだ。

そして、この出来事って意外とすごく面白いんじゃないかと思ったからだ。

だいたいネットでどれだけ探しても出てこない曲があるという時点でまあまあ面白いし、中学校の友達が1人もいないという状態も面白いし、絶縁状態に近かった中学校の同期に連絡をとってみようとすることも怖いものみたさのような面白さがあるだろう。


ただ面白いだけなら知人に話すだけに留めておけばいい。では、なぜわざわざ公開するかというと、曲を探す過程で私が経験した、中学時代という固く閉ざされたコンプレックスまみれの「黒歴史」の蓋をこじ開け、悩み、反省し、べったりと癒着していた自意識と少し距離を置けるようになるプロセスを軽快に語ることで、きっと誰かへの救いになるのではないか、とも思ったからなのだ。

誰か。それは、私と同じように過去にコンプレックスを抱えている人かもしれないし、コンプレックスに悩まされる友達を持って接し方に悩んでいる人かもしれない。

もしかすると、誰かを救うどころか誰にも読まれない可能性だってある。それでもいい。まあ、それくらいの期待値で書くのがちょうどいいだろう。


前置きの最後に。

このnoteは以降マガジンで日記のように連載して行こうと思っています。

最初に書いた通り、2020年11月10日の時点で曲名は明らかになっていないです。曲の詳細については別の記事(後日リンク掲載)しますので、もし知っていましたら是非是非教えてください。よろしくお願いいたします。