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加点方式と減点方式

HSP/HSS型HSEの皆さん、こんばんは。

気付いたら2ヶ月ぶりです。
毎日暑くてしんどい日々です。

さて、HSP的な話題を一つ。

私は割と好き嫌いがはっきりしています。
学生の頃などは、関わる人や物を自分と近い価値観を選ぶことがある程度可能だったと思いますが、いざ社会に出てみると、殆どの場合はそうもいかない。

全く違う環境で暮らしてきた他人同士で同じ仕事をしたり、同じ目的に向かって進めていかなくてはいけないことばかりです。

色々と細かく気になる、協調性がないことに憤りを感じるなど、HSP/HSS型HSEの特徴から、なかなか折り合いが付けられず、苦悩することが多い人生でした。

堪えて強がってなんとか乗り越えてきた(乗り越えられなかった時もあると思う)中で、数年前ふと気付いたことがあります。

自分の価値観基準から見て、「これは良くない」「ああいうことはすべきではない」と、ネガティブな評価が先にくることが殆どでした。

悪い評価が先に来てしまうと、後から良いところを認められなくなるのが常なのですが、嫌だと感じることが多い相手・物でも、よく観察するとプラスの面も見えて来るようになりました。

以前の仕事でまさにそういったことがあった時、これまでのネガティブなところを減点方式で評価するのではなく、ポジティブなところを加点方式で評価する、ということをやってみました。

そして、そのポジティブな評価については、相手にストレートに伝えるようにしました。
結果、以前と比べると遥かにハッピーなところに着地することになりました。

そして、何度かそれを試してみて、それを自分にも当てはめて考えてみると、やはりポジティブな評価はストレートにポジティブに伝えてもらうと嬉しくなる、ということです。

「言わなくても解るでしょ?!」なんてことはないのです。

言わなくてもそれなりに伝わることもあるにはあると思いますが、やはり言葉で伝えるのがとても効果的と感じました。

小さい子供には些細なことでも大袈裟に褒めることをすると思いますが、大人にもそれは同じです。

大人だから褒めない、言わなくても解って、ではない。
良いことは良いと伝えた方が、なにかと上手くいくのです。

本当のことかもしれないけどネガティブな評価ばかりしてくる相手と、些細なことでポジティブな評価をしてくれる相手、どちらが好きかと言われれば、たぶんみんな、ポジティブな評価をしてくれる人、と答えると思います。

どうにも好きになれない相手には苦しむだけで双方にメリットがない為、今回の話題では論外なので割愛。
(必要最低限の関わり意外は距離を置くのが最適かと思います)

日本人は良いところをはっきりと伝えるということをあまりしないことが多いのか、もっとひたすら努力させたいがために褒めないのか、よくわからないですが、自分の経験からは、「良い点を見つけてそれを伝える」というのは結構有効な手段だな、と思います。

同じことで頭の中グルグルして一人反省会などを夜な夜なしているHSPさんは、そもそもモヤモヤする原因を作らないようにした方が良いと思うので、ちょっと書いてみました。

同じことで頭の中がグルグルするなら、どうせならポジティブな出来事でグルグルした方が良いかと思うので。

最近は、新しく人と出会うこともめっきりなくなってしまったので実践できていませんが、「見方を変える」ことで自分が楽になれた経験談として、捉えて頂ければという感じです。

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