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4児の父親エンジニアの働き方とそれを支える組織文化・制度

こんにちは、Ubie(ユビー)株式会社 / Ubie Discoveryでソフトウェアエンジニアをしている目黒(@maguhiro)です。

子育てをしながら働かれている世の中のお父さん・お母さん、コロナ禍における仕事・育児の両立いかがでしょうか?
リモートワークでお子さんとの関わりも増え充実している家庭もあれば、保育園・幼稚園の登園ルールが厳しくなり両立に悩まれている家庭もあるかと思います。

私自身プライベートでは4児の父親として日々奮闘しており、仕事と育児の両立を目指しています。
そんな私の働き方とそれを支える組織文化・制度をご紹介します。

家族構成

家族構成は次の通りです。

・私
・妻
・6歳の娘(小学一年生)
・4歳の息子(保育園児)
・2歳の娘(保育園児)
・0歳の娘(保育園児)

妻は今年の4月から育休から復帰し、共働き世帯に戻りました。
また、私・妻ともに地方出身で、遠方に住む祖父母から子育ての支援を受けることはできません。

我ながらハードモードな生活を送っているなと感じます。

育児への思い

入社エントリーでも転職の背景の1つとして記載していますが、コロナ禍以前の育児への関わり方は満足いくものではありませんでした。

このように書くと前職の福利厚生・サポートが悪かったのでは?と思われそうですが、寧ろ他の企業と比較しても手厚かったと思っています。
例えば、子供が1人いると看護休暇として年間10日付与(有給5日・無休5日)されます。(2人以上の場合は年間20日付与)
2人目以降が生まれた際に、上長と相談し生後1-2ヶ月程度は帰宅時間を早めるよう調整させて頂きました。
子供の体調不良時、妻の出産直後のサポートという観点では大変満足していました。

しかしながら、平常時は子供と夕食を食べたり、お風呂に入ることが出来ず、残業をすれば起きている時間に帰ることすらできませんでした。
平常時も子供達との時間を増やしたい!妻の負担も減らしたい!けれども、仕事もしっかりこなしたいというもどかしい気持ちが常にありました。

コロナ禍に伴う育児への変化

世間一般にリモートワークの導入が始まり、お子さんとの関わりが増えた親御さんも多くいらっしゃると思います。
私も最初の緊急事態宣言が発令されてからは基本リモートワークで仕事をしており、子供達との時間を増やすことができました。

一方で、子供達が通う保育園では以下のようなルールがコロナ禍にできました。

・風邪症状がでた場合、医療機関の受診後でなければ登園できない
 ・健康な兄弟を先に預けることもできない
・体調不良でお休みする場合、他の兄弟もお休みしなければならない
・37.5℃以上の熱が出た場合、解熱後24時間経過しないと登園できない

保育園を安定運営する上で理解はしつつも、これは仕事と育児をするうえで新たな課題になりました。

現在の働き方

こんな悩みを持っていた私がUbie Discoveryで現在どのような働き方をしているのかを簡単にお見せしたいと思います。

平常時
平常時のカレンダーを抜粋したものがこちらです。
※こちらに不定期のMTG(採用面談や医療機関インタビューも含む)も入ってきます。

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基本的に8:00 - 18:00で働いています。もちろんフルリモートです。
合間にお昼休憩を取ったり家事をしたりしているので、実質の稼働時間は8時間程度になります。
※お迎えは基本的に妻にやってもらっていますが、妻の帰宅が間に合わない場合に備えてスケジュール上はブロックしています。

自分の進捗に納得できない時には子供達が寝ている間に作業することもあります。

子供の体調不良時
子供の通院が必要な場合は、通院後に子供を預けて働いています。
コアタイムのないフルフレックス制度を採用しているため、半休を取得するかは各自の判断に委ねられます。
自分は後述するケースで休まざるを得ないことが発生しやすいため、半休はとらずに子供が寝静まった後に改めて作業をして稼働を確保しています。

一番大変なのは保育園組の誰かが体調不良でお休みしなければいけないケースです。この場合、他の保育園の兄弟もお休みしなければなりません。
4,2,0歳の子供達を1人でみるのは想像を絶するくらいシンドイです。
体調の悪い子をお世話しながら、一方ではケンカしたり、イヤイヤと泣き続けたり…正直看病・お世話をしながら働くことはできません。
こんな時はしっかり休みます。

支える組織文化・制度

休んでしまうと人によっては罪悪感をもつ方もいると思います。また、タスクの進捗が遅れて次の出勤時に気持ちが重くなることもあるでしょう。
私自身も昔はそうでした。しかし、Ubie Discoveryに入ってからはそういった心理的な不安もなく、仕事にも育児にも注力できていると感じています。

その背景となる制度や組織文化を過去のメンバーの記事も引用しながら、まとめてみようと思います。

基本フルリモートOK
Ubie Discoveryでは月1回の月次事業共有会を除きフルリモートで働くことが認められています。こちらはコロナ禍限定の制度ではありません。
コロナ収束後の働き方も確定している点は育児をしている自分にとっては安心材料の一つです。
一方で出社して働いた方が生産性が高まると感じているメンバーは出社して働いていますし、働き方の裁量は個人に委ねられています。
私自身も対面でのコミュニケーションを取った方がよいと判断した場合には適宜チームメンバーと日にちをあわせて出社することもあります。

コアタイムなしのフルフレックス制度
制度としてあるだけでなくそれが形骸化されていません。
早起きが苦手な人はお昼頃から始業しますし、仕事の合間にお昼寝している人もいます。
気分転換のために散歩したり散髪にいく人もいれば、スーパーボウルのTV観戦後に働いていた人もいます。
下記の記事はフルフレックスを利用してお子さんの習い事へ付き添っている事例です。


このようにコアタイムなしのフルフレックスを全員が実践していて、その理由もオープンにしています。
こういう文化が根付いているからこそ、子供の体調不良で仕事に遅れても申し訳なさは一切感じません。

情報の透明性
あのMTG大事だから今日は休めない。そんな方いませんか?
Ubie Discoveryでは下記の記事にもある通り、情報が適切に「公開・整理・配信」されています。
すべての情報がオープンで検索もしやすくなっています。
休んでしまってMTGに参加できずに内容が把握できなかったことはありません。情報は全て公開され適切な場所に格納されているので、簡単に該当ドキュメントに到達することができます。
MTGも適宜録画しているため、気になるMTGは後から2倍速でチェックするなんてことも可能です。

アジャイル開発
下記記事の「失敗は0にはならない。であれば、早く失敗して、早く学んで、早く軌道修正したほうが、結果的には価値あるものを早く作れる。」

これは結果的に育児をしている自分にとっても恩恵があります。
ウォーターフォール型開発やなんちゃってアジャイル開発では、大きな機能開発の見積もりをして締切駆動開発になりがちです。進捗が遅れると、残業時間の増加・プライベート時間でも仕事が気になって仕方がないという事態がおきてしまいます。これは過去の自分も該当します。
しかしながら、ユーザーに価値ある単位で小さく作り実際のユーザーから素早く学ぶことを重視しているUbie Discoveryでは、開発の区切りが短期間でやってくるため心理的な不安を感じることは今の所ありません。

その他
細かい所だと入社時に有給が14日付与される点も嬉しいポイントでした。
いつ体調を崩すか分からない子供達なので、入社後すぐにでも利用できるのは非常に助かります。

またもう一点忘れてはいけないのは報酬面です。
当然家族を養っていくためにはそれなりの経済力が必要となります。
仕事・育児のバランスだけ重視して働くという事はできませんよね。
気になるUbieの報酬ですが、一般的なWeb系企業と同等の水準です。
私自身も東証一部上場企業から転職しましたが、転職後に生活水準が落ちることはありませんでした。
さらにストックオプション付与も加味すると、水準としては高い部類に入るのではと思います。
報酬制度については以下の記事をご覧ください。

最後に

今回は仕事・育児の両立を支える組織文化・制度について紹介させて頂きました。育児に関連する話題にフォーカスしたため事業・組織構成には触れることはしませんでしたが、こちらにもワクワクする部分が沢山あります。

もし以下のような思いをお持ちになられた方は是非一度カジュアルにお話をさせて頂ければと思います。

・育児と仕事のやり繰りをより深く聞いてみたい
・事業・組織構成・その他制度についても聞いてみたい

現在転職を考えていない方も大歓迎ですので、興味のある方はTwitterのDM、または下記採用ページからご連絡下さい!


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