TATTOOの話 ①TATTOOとの出逢い

マイルールとして毎回、記事記載時に自分の「今」好きな音楽を載せて行こうかなと思います。音楽を楽しみながら記事を読んで頂けたら嬉しいです。

本日の一曲はこちら

Metome/Phreatic Surface/Wanderring Gohst

Metomeでロービートってなんだか珍しく心地よかったので、ここ数日聴き込んでます。


さてさて、本題でもあるTATTOOとの出逢いという事ですが、僕自身実は結構早い時期でございました。

年齢で言うと4−5歳

きっかけは母の再婚相手(産みの父と結婚する前に付き合っていた彼)がいたのですが、その再婚相手の左肩に入っていた薔薇のTATTOOが最初の出逢いでした。

大人になり再婚相手というのはわかりますが、その当時は母と仲のいい男性でやたら家に来るなーいうぐらいの感覚でした。

余り幼少期の記憶なんてほぼ皆無なんですが、この出来事だけ鮮明に残っているんですけど、それだけ自分の中で大きなエピソードだったんだなと思います。

ことの発端は、夏の暑い時期に車の洗車をしていた彼(もう離婚してしまったので、彼と呼ばせてもらいます)のお手伝いをしていた時の出来事でした。
4ー5歳の時期なんて気になることがあればなんでも質問する時期でして、彼の薔薇をみた僕は「肩にお花入ってるね、これ色鉛筆で書いたの?上手だね」と声をかけました。

色鉛筆…自分の幼少期ですが、発想が可愛すぎて仕方ないですね。

ただ色鉛筆と言ったのはそれだけ色が濃くなく、少し薄めに色が入っていたからなのかもしれません。サイズや形を鮮明に覚えているわけではないですが、そこまでバランスも良くない薔薇が入っていたのではないかと思います。

彼は笑いながら少し間を置いてこう言いました。

「車が好きで車といつも一緒にいたら、車に書いてあった絵が体にくっついちゃって取れないんだよ、だから車には近づいたらいけないよ」

…もう少し子供に向けて上手に嘘をつけなかったものか。

まぁそれでも当時の僕はそれを信じ、車に近づいたらいけないんだと思いその話を聞いて車に対して少し距離を取るようになったのを覚えています。今思えば、車は危ないと事を含め教えてくれた彼なりの優しさだったのかな。あの間もその場で一生懸命考えた彼なりの優しい嘘なんだなと思えます。

そこから時間が経つにつれ彼が一緒に住み始めて彼の友達がよく家に来るようになりました。

みんな身体中車にくっついたせいか、色々な絵がたくさんくっついていました。

そんな体の部位にくっつきます?って言うな所までくっついました。皆さん車大好きだったんですね。

当時は知るよしもないですが、今思うとあぁ彼の周りはそうゆうお仕事の方々だったんだなと言う感覚でした。見た目は少しアニメの悪いキャラに似ているんですが、優しく気風が良い男性達でした(小指の関節が足りない人もいました)

こうして僕は体に付いている絵は車から写ってしまう絵として認識していくのです。もちろん車にくっついてしまっているだけですから、TATTOOが入っている人に対して怖い人なんて感覚なんてなく、街ですれ違うTATTOO入っている人は皆「あーあの人車大好きなんだな」と勝手に察していました。

当時幼稚園で周りに自分の父親は車好きすぎて、絵が転写してるんだなんて事も言っていたそうです。今思えば俺の親父刺青入っているんだぜって堂々と言っていると言う事です。目も当てられないですね。


この言われた事を鵜呑みしてしまう純粋さが生んでしまった幼少期の恐ろしく少しおっちょこちょいな勘違いが僕のTATTOOとの最初の出逢いでございました。

TATTOOの関してまた次回記載させて頂きます。

下手くそな文章を最後までお読み頂きありがとうございます。

是非、お気軽にフォローだったりコメントくださいね。

ありがとうございました。

マゴメタクミ


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