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『わたしと相続の100日物語』❷週目

Twitterにて連載中の『わたしと相続の100日物語』の2週目(11/8~11/14)分をご紹介します!

\\ ↓最新の漫画はここから読めます↓ //

❓『わたしと相続の100日物語』とは❓
夫を亡くした主人公(ゆきこ)の相続を、100日間追いかけるTwitter漫画です。
2022年11月1日に相続が発生!
実際の日にちと物語の日にちを連動させて、1日1話(お昼12時投稿)でリアルな相続100日間をご体験ください。
(相続専門の行政書士の実体験をベースにしたフィクションです)

11/8(火)

まさおが亡くなり、「何か手続きをしないと」と思い、ひとまず役所に行ってみるゆきこ。
ゆきこ(ひとまず保険証の手続きかしら?)

【専門家によるひとことメモ】
健康保険の手続きや介護保険の手続きなど、その日でできる手続きもあるので、亡くなった人と自身の保険証を持参して、役所の窓口で相談してみましょう。(念のためハンコもあるとよいでしょう)

11/9(水)

昨日役所からもらった「相続のご案内」には、役所でやる手続きについて書かれてありました。
ゆきこ(かずゆきに相談しよう)

【専門家によるひとことメモ】
かずゆきはそう言っていますが、10日以内や14日以内にするべき手続きもあるため、どういった手続きがあるか確認はしておきましょう。

11/10(木)

昨日長男からは「まだ何もしなくていい」と言われたものの、やることがあると知った以上不安になるゆきこ。
ゆきこ(せいかに相談しよう)

【専門家によるひとことメモ】
働いていると平日に時間がとりにくいため、思った以上に相続手続きには時間がかかります。

11/11(金)

子どもの協力が得られないゆきこ。それでも何かしなくてはと気持ちばかり焦ります。
ゆきこ(インターネットで調べてみようかしら…)

【専門家によるひとことメモ】
死亡後の手続きは、何も相続手続きだけではありません。
是非一度「死亡後 手続き」と検索してみてください。どんなにたくさんやることがあるかわかりますよ。

11/12(土)

まさおが亡くなってからはじめて、まさおの書斎に入るゆきこ。
ゆきこ(また会えないかしら…)

【専門家によるひとことメモ】
故人を想う時間も大切です。手続きがたくさんあるからといって無理をせず、ゆっくり進めていきましょう。

11/13(日)

再びまさおの部屋へ。
通帳など、手続きが必要になりそうなものを探してみます。
ゆきこ(どこに何があるのかしら…)

【専門家によるひとことメモ】
このとき、遺言書も探してみるとよいでしょう。
故人にどんな契約があり、どんな財産があるのか、見落としがあると手続きが漏れてしまう可能性があるため、時間があるときにしっかり探しましょう。

↓手掛かりの例↓
【不動産】
権利証、納税通知書
【銀行】
通帳、キャッシュカード、定期証書
【株式】
取引残高報告書、口座番号がわかるもの
【生命保険】
生命保険証書、保険のお知らせなど
【年金】
年金手帳
【車】
車検証
【マイナスの財産】
借用書、消費者金融のカード、督促状

11/14(月)

ほとんどの相続手続きで戸籍が必要になると知り、2度目の役所へ。
ゆきこ「私の戸籍と、印鑑証明書をください」

【専門家によるひとことメモ】
銀行などの相続手続きには、亡くなった人の出生から死亡までの一連の戸籍が必要になります。そのためこのときに「ここの役所でとれる故人のすべての戸籍をください」と伝えて取得しておくとよいでしょう。
(補足)イラスト内の戸籍謄本/印鑑証明書はわかりやすいようにデフォルメしています。(実際の戸籍には「戸籍謄本」とは書かれていません!)

戸籍は本籍地で管理されているため、異なる本籍地の戸籍はここでは発行できません。
また印鑑証明書は、住所地の役所で発行されるため、必ず戸籍と一緒に取得できるわけではありません。

その人の住所と本籍が異なる場合は注意しましょう。


※続きの❸週目は、noteでは11/21(月)に公開します!
どうぞお楽しみに✨

1週目(11/1~11/7)のまとめはこちらから!