マガジンのカバー画像

〈マンガ〉相田家と一緒に学ぶ!家族を亡くした後の相続手続き

10
【2024年4月から】ウォーカープラスで隔週連載!Xアカウントにて実際の日付と連動した3コマ漫画『わたしと相続の100日物語』から1年。登場人物は継承しつつ、より暖かみのあるイラ…
運営しているクリエイター

記事一覧

【第10話】突然の電話で…

マンガはここから!  第10話のあらすじまさおの相続手続きを進めるために、相続人であるさやか(まさおの前妻の子)に手紙を出してからしばらく。 「あら?知らない番号…」 と言うゆきこに、せいかはピンときました。 「もしかして!さやかさんじゃない!?」 慌てて電話に出るゆきこ。 電話の相手は、やはりさやかでした。 ゆきこからの手紙を受けて、電話してきたようです。 ゆきこは、さやかのことはまさおから聞いていましたが、本人と言葉を交わすのは初めてです。 会ったことも

【第9話】まさおとの思い出に触れながら

マンガはここから!  第9話のあらすじまもるのサポートを受けて、日々、着実に、相続手続きに向けて準備を進めるゆきことせいか。 そこで、日頃のお礼も兼ねて、まもるを夕食に招待しました。 夕方まもるが訪ねると、玄関には束ねた本や箱が…。 「最近遺品整理も進めているんです」 と答えるせいか。 ゆきこにとっても「何かをする」ことが、いい気分転換になっているようです。 食後に、みんなでまさおの書斎へ向かいます。 趣味のカメラが置いてあったりして、まもるにも見てほしかったそう

【第8話】あのとき手続きしなかったから…

マンガはここから!  第8話のあらすじまもるが取得してきた登記簿謄本によって、自宅の不動産の名義が、まさおではなくその父・ちからのままになっていることがわかりました。 つまり、ちからの相続人であるまさおの妹・やすこにも不動産の相続権がある事態に! さやかに続き、やすこもまさおの相続手続きに関与することに、ゆきこは混乱気味。。 まもるとせいかの後押しを受けて、早速やすこに電話をし事実を伝えます。 「え~?!その家、まだお父さんの名義なの?」 当時、まさおが名義変更し

【第7話】不動産における新たな相続人?!

マンガはここから!  第7話のあらすじ相続人全員で遺産分割協議をするために、まさおの前妻の子・さやかに連絡をとる必要が…! そこで戸籍の附票をたよりに、さやかに手紙を出したゆきこ。 返事を待つ間、まもるはゆきこたちの家の登記簿謄本を取得して、登記情報を確認することにします。 これは法務局で取得できる書類で、不動産の所有者や登記した日付などの情報が確認できます。 遺言書は無効、遺言執行者でもなくなったものの、なんとか相田家の力になりたいと動いてくれるまもる。 ですが

【第6話】会ったことのない相続人

マンガはここから!  第6話のあらすじまさおの遺言書で遺言執行者に指定されていたまもる。 早速銀行口座の手続きをしようとするも、 遺言書の日付が「吉日」のため無効! そのため相続手続き上、この遺言書は使えないという事態に。 そこで、遺言書はなかったものとして、相続人全員で遺産分割協議をして、相続手続きを進めることになりました。 相続人全員というと… ・ゆきこ(配偶者) ・かずゆき(長男) ・せいか(長女) の他に… ・さやか(前妻との子ども) そうです。さやかも交

【第5話】いざ!遺言書、開封

マンガはここから!  第5話のあらすじまさおの遺言書を発見してからというもの、 ・相続人を確定させるために必要な戸籍を集め ・家庭裁判所に検認の申立てをして そしていよいよ、検認期日(開封する日)が来ました! 初めてのことだらけで、終始緊張のゆきこ。 とはいえ、終わってしまえばあっという間で、 「待つ方が長かったね~」がせいかの感想。 それから・・。 まもるも呼び寄せ、いざ遺言書を広げてみます! 「遺言書ってこんな感じなのね」 「堅い文章なんだね~」 と盛り上が

【第4話】その人も相続人なの?!

マンガはここから!  第4話のあらすじまさおが遺した遺言書について、検認の申立てをするために、必要な戸籍を収集するゆきこたち。 まもるの助言のもと、最寄りの役所で取れる戸籍は入手しましたが、それ以外のものは郵便で請求しました。 届いたものを早速確認してみると… 「むむ!まさおさんって、再婚だったんですね!」 「お子さんがいらっしゃることもご存じで…?」 という衝撃の事実が! 特に、子どもがいることは、せいかは聞かされていなかったようです。 ですが重要なことは、まさ

【第3話】遺言書を開封するための準備

マンガはここから!  第3話のあらすじまさおが遺した遺言書において、まもるは遺言執行者として指名されていました。 相続人であるゆきこたちに代わって手続きをしてくれるんだ!と喜んだのもつかの間、 「まずは検認が必要です!」 とのこと。 遺言書を開封するためには、まず家庭裁判所で検認の申立てをする必要があるのです。 そこで、まず「まさおの相続人はだれなのか?」を確定させるために、まさおの一生涯の戸籍謄本を取得する必要があります。 「まさおさんの本籍がある役所へ、戸籍を

【第2話】お父さんが遺したもの

マンガはここから!  第2話のあらすじ故・まさおの友人で、カメラ仲間のまもるが訪ねてきました。 「まさおさんのお手紙って見つけましたか?」 と言われて、驚くゆきことせいか。 心当たりのないゆきこたちは、まさおの部屋を探してみることに。 しばらくして、本棚からクリアファイルに入った手紙を見つけます。 まさおの文字。思い出の詰まった内容。 思わずゆきこは涙ぐみます。 と、同じクリアファイルの中に 「遺言書」と書かれた茶封筒がありました。 「遺言書、見せてもらってもい

【第1話】ある日、家族が亡くなった

マンガはここから! 第1話のあらすじ物語は、主人公ゆきこの最愛の夫まさおが、73歳で亡くなるという悲しい場面から始まります。 何も手を付けられないほど、悲しみが押し寄せてくるものの、 やるべきことはたくさんあって、 医師から死亡診断書を受け取って 退院手続きをして お葬式の段取り を進めなくてはなりません。 主人公のゆきこは、長男かずゆきと長女せいかの助けを借りながら、なんとかこなしていきますが、それでも、心にはぽっかり穴があいたまま。。 せいかは結婚して実家