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ヒヤリハットのシェアリング.#29~もしかしたら?は、悪魔の大好物⁉~

もしかしたら…??
大丈夫かな・・・  
あぁ‼ やっぱりやっておけば…

※弊社で行っているヒヤリハット(インシデント報告書)の活動内容をそのままシェアする回となっています。         

※弊社のヒヤリハットの活動は、インシデントのみならず、気づいたことや良かったこともシェアする内容となっております。         

※弊社のヒヤリハットの活動については、        

https://note.com/magokoro_kaigo/n/nec32e3369fa4?sub_rt=share_pw     

   


1.原文

帰宅時に早く帰りたいAさんを先に車に誘導したところ、それを見ていたさんBが1人で玄関に向かい上がり框に腰かけていた。
転倒注意の方なので、注意が必要。

  

2.コメント

特に帰宅の訴えが強い利用者さんではありませんが、お二人で一緒に帰る。一緒に来ているという認識が強く、帰宅時間になるとお互いに意識を強くしています。
そう考えたときに、玄関で一人で待ってもらうということは、どういうことか、想像に難しくありません。このちょっとの見落とし、ちょっとの気の緩み、が事故を引き寄せます。
少しでも「もしかしたら」の”?”が頭をよぎった時は、”?”を大切にした行動を心がけていきましょう‼

   

3.詳細補足

  AさんとBさんは一緒に住まわれているので、一緒に来所して一緒に帰宅されます。
Aさんが帰宅時間が近づくと気が急ってしまい、Bさんに「早くいこう」と、誘われています。
この日は、Bさんがトイレから出てホールまで戻らずに(送迎の時間だったので)玄関に椅子を持ってきて、車の乗り込みを待っていただいておりました。
先にAさんに乗ってもらうため誘導したところ、Bさんも「行かなきゃ」と、靴を履こうと玄関に一人で向かっていたという状況です。

  

4.シェアリングタイム

   いつも一緒に帰っているので、
どちらかが車に向かえば「私も」と、考えるのは当然です。
次にお迎えにくることや、
先にAさんに乗ってもらってからと説明をしていても、
「私は⁉」と、感じてしまうこともありますよね?

「おいて行かれるかもしれない」
「帰れないかもしれない」

不安になったら、どうしますか?

「ちょっと待って‼」
「私も行くよ‼」
「おいていかないで‼」

急いで後を追いかけますよね。


間をおいて考えたらわかることなのです。
それならば、
中(室内)の職員に声をかけて、見守りをしていただくこと。
逆にAさんに靴を履いていただいてからBさんも靴を履くまで待っていていただく。
(Aさんは転倒のリスクも低く、立位保持も問題ない方なので)

対応の仕方はいくつもあったはずです。

この一瞬の直感に対して、
「大丈夫だよね」と、甘く判断してしまうときに、
事故の悪魔くんが「しめしめ」と、寄ってくるのです。

あなたの直感は間違いありません‼

一瞬でも“??”と、頭をよぎった時は、その直感を信じて‼
その”??”に、事故の悪魔くんは近づいています!!

「まぁ、大丈夫だよね」と、思ったら。
「ヒッヒッヒ」と、喜んで狙われています‼

私たちの”??”を、信じる価値は大いにあるのです‼
私たちの“??”は、事故の悪魔くんの大好物なのかもしれません‼



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