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想像感染と一神教のノーシーボ効果

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 昨日の続き、2021年5月15日に書いたブログ記事です。そのつもりで読んでいただければと思います。

2021年5月15日
 さて知人の中でコロナ感染者は一人と書きました。娘の友人です。顔も名前も親も知っているので知人と言える人です。昨年夏に発熱と味覚障害になって、隔離されたと聞いています。
 ボクの娘も濃厚接触者扱いとなり、自宅で隔離生活となりました。しばらくすると娘も発熱と味覚障害となりました。しかし検査をするとPCRでは陰性、その後の抗体検査も陰性でした。ボクも含めた他家族3人もPCR検査で陰性でした。3人分は自費で当時1人3万円くらいかかって大出費でしたが。

 さて明確な症状が出ているのにPCRも抗体も陰性だったのは何故なのでしょう。検査の妥当性はかなり低いので偽陰性と片付けられると思いますが、ボクは想像感染を疑っています。プラシーボならぬノーシーボ効果という現象です。

 プラシーボは、効果のない偽薬を効果があると教えて投与すると、一定割合の人に効果が現れるというものです。これは理解しやすいです。人間の自然治癒力があって、薬に頼らなくても気持ちが前向きに変化すれば治すことができるのでしょう。

 一方でノーシーボ効果は、無害なものを有害だと教えると、何らか害の症状が現れるというものです。例えば、無害な液体を「これはウルシです」と言って被験者の皮膚に塗ると、実際にウルシにかぶれた症状が出る場合があるとのことです。
 自然治癒力ならぬ自然発症力です。人間は思い込みだけで病気になれるということです。

 皮膚がかぶれる程のことが思い込みで発症するとすれば、発熱や味覚障害などの方が簡単になりやすそうな気がします。気持ちが塞ぎ込んでいるときの食事は美味しくないです。
 朝だるくて体温測ったら熱があり、上司に電話して休む許可をもらって電話を切ると熱が下がる、なんて事は日常茶飯事でした。会社に行きたくない気持ちが体温を上げていたのです。気分や思い込みの力で身体はコントロールできるのです。

 つまり言いたいのは、発熱などの後、陽性診断を受けた人が重症化に至る多くはノーシーボ効果によるものではないかということです。発熱し陽性と診断されると隔離されます。巷に恐ろしい情報が溢れる中、隔離されるのです。本来の治癒力では普通の風邪で終わるはずでも、隔離と不安のストレスで体調が異常悪化し、ニュースで聞いていたような症状まで引き起こすのではないでしょうか。

 そう言えばニュースで味覚障害になるって聞いた、ひどい肺炎になるとも聞いた、突然重症化するとも聞いた、自分もそうなるのではないかと孤独な部屋の中、ワイドショーなどを観ながら考えるのです。無毒な液体をウルシと聞いて塗られ、えー!実験とは言えひどい、かぶれてしまうよーって考えた人の何人かが皮膚に異常が発症してしまうのと同じ事ではないでしょうか。

 ワクチン接種によって痙攣などの症状が出たという話も、一定割合がノーシーボ効果ではないでしょうか。そもそも注射だけでも迷走神経反射という現象で一定割合に痙攣などの有害症状が現れます。その症状が出た場面を動画拡散されて、ワクチンで何か有害なことが起こるという情報が入れば、ますますノーシーボ確率も高まるでしょう。

 海外で男性が、ノーマスクの「コロナなんて怖くないパーティ」に参加して感染し、その後死に至ったと(デマかも)聞いています。これはその男性は潜在意識的にはコロナを非常に恐れていて、そんな自分を否定したいためにパーティに参加したのではないでしょうか。ところが自分が感染したと分かるとショックを受け、潜在意識的に強く恐れていたため却って酷い症状になったとも解釈できます。

 プラシーボ効果は発生割合が昔に比べて高まっていると聞きます。また国や民族による違いもあるようです。思い込みや信じやすさは時代や民族、宗教によって異なるためでしょう。ノーシーボ効果も同じはずです。

 海外で陽性率の高い国を見ているとキリスト教系もしくは一神教系の国が多い印象です。陽性率の低い日本やアジアは多神教もしくは自然崇拝です。
 一神教は偉大な力が世界を制御していて、人間はそれに逆らえば罰を受けるという厳しい宗教です。常に見えない何かから罰を受けることに恐れるマインドセットがあります。ノーシーボ効果が働きやすいのではないでしょうか。
 多神教や自然崇拝は罰の概念が比較的穏やかです。この違いが重症化率に表れているのではないでしょうか。

 また、第一波から第四波につれてピークが徐々に上がっているのも、情報が過多に入って、恐れが増加しているからではないでしょうか。

 ボクの娘は小さい頃から想像力が豊かでした。その長所の代償なのか非常に怖がりでもあります。叱るときに「鬼が来るよ」って言うと、恐怖で気絶するほどでした。子どもの躾に恐怖を用いてはならないと当時は反省しました。彼女の豊かな想像力が仇となって、想像感染、味覚障害に至ったと考えています。

 やれやれ。みんなテレビを消してニュース観るのをやめてしまえばアッという間に終息するのにな。
 次は某国の陰謀について書こうかな、どうしようかな。それではまた。

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