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日記:20231118〜内山結愛生誕祭〜

 RAY内山結愛さん生誕祭「結婚式〜昔は23歳で結婚するつもりでした〜」を見に行く。
 内山さんとRAYを好きなファン全員と結婚する、というコンセプトのちょい狂い生誕祭。
 

 結婚式の設定で進行するので、司会の男性のナレーションが流れるのだけど、「RAY」をずっと「レ…」と発音していて、なぜか面白かった。たぶんAIの人工音声だったんだろうな。


 まずは新婦が所属するアイドルグループ・レ…の皆さんによる歌と踊りの余興から。
 いきなり三味線が鳴り響き、組体操みたいなフォーメーションで「津軽よされ節」が始まった。何もかも狂っている。とりあえずレ…、キスエク、人間椅子でスリーマンライブをお願いします。

 内山さん自身が考案したおめでたいセトリが予告されていて、実は裏切ってKAMONEとか火曜日の雨を叩きつけてくるんじゃないかと思っていたけど、そんなひねくれたことはしなかった。優しい花嫁だ。
 ATOMOSPHERE、17、フランボワーズパルフェのために、など明るく華やかな曲中心のセトリ。
 その中でFading Lightsが特に素晴らしかった。この状況で聴く歌詞が胸に迫って仕方なかった。

ばれなくとも これはだよ。

RAY「Fading Lights」

燃え尽きる そのときまで 
見つめていたいと 想ってしまうよ。

RAY「Fading Lights」

 Fading Lightsは後半の内山さんソロパートでも披露されていて、おそらくこの曲、歌詞に並々ならぬ思いが込められていたはず。
 特典会でまちがえて「Rusty Dasy の歌詞が刺さりました」とか言ってしまったのを心から反省している。やってねえわ、Rusty Days。


 内山さん以外のメンバーによる恋ダンスの余興などを挟んで、新郎新婦の入場。雑に「新郎」と手書きした紙を貼り付けたクマのぬいぐるみを連れて入場する花嫁。美しかった。花婿もかわいかった。


 友人代表のメッセージで、Selfishの清水玲衣さんからのビデオレター。内山さんがどれだけファンの人のことを考えているかを内山さんのファンに向けて伝えてくれるれーちゃん、優しい人柄の表れたメッセージだった。次の居場所が見つかって本当によかった。


 続いて、舞台袖から内山さんの実母の生メッセージ。内山さんも内容は聞かされていなかったようだけど、これがすごく良くてこのへんからじわじわ泣きそうになってきた。
 だってさー、アイドルのご家族に「親として子供に予想していた青春ではなかったけど、全力で青春を賭けるものを見つけられてよかった」と言ってもらえるなんて、ファンとしてこんなに安心できる幸せなことはないでしょう。
 自分がアイドルを幸せにすることができるとは思えないけど、自分がアイドルによって幸せにしてもらえていることは言葉で伝えていきたいし、アイドルの幸せを邪魔することだけはしないよう心に誓います。 
 

 新婦のソロの後、メンバーがステージに出てきて、琴山さんが何か耳打ちしているなと思っていたら、「この後、ディス・イズ・ノット・ア・ラブソングとmomentの2曲やって終わります」と急な段取りの説明があって謎だった。たぶん裏ではけっこうバタバタしてたんだろうな。

 メンバーが内山さん(と新郎)にわちゃわちゃしながらのディス・イズ・ノット・ア・ラブソングと、「もっと今だけを抱きしめて 見逃さないでね」と歌われるmoment、どちらも絶品でした。


 ちょい狂いおもしろイベントかと思いきや、照れ隠ししつつも愛を誓い合う真剣な儀式だった。
 いや、でもちょっと狂ってはいたし、面白くもあったか。


 引き出物もたくさん入手いたしました。内山さん手作りの結婚指輪は樹脂みたいな素材でできていて、いろんな指のサイズに対応できる優れものだった。

 みんなで幸せになろうね。



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