『BELLRING少女ハートONEMAN LIVE"BRGH"@LIQUIDROOM決定記念イベント‼︎』

3月9日
『BELLRING少女ハートONEMAN LIVE"BRGH"@LIQUIDROOM決定記念イベント‼︎』@新宿LOFT

Finger Runs
 インフルエンザ禍を乗り越え、台湾遠征から帰ってきたFinger Runs。今までもライブのたびにどんどんパフォーマンスが強くなっていたけど、さらに強度を増した印象。
 中谷美月さんが膝の不調でダンスを控えた分、歌がいつも以上に力強く響いていた。髪を切ってボブになった兎月こむぎさんとのツインボーカルが際立っていた。
 いままでそんなに印象に残っていなかった『NY?NY?』がこの日はとても楽しかったな。ゴリゴリに攻めたり雰囲気を作り込む曲だけでなく、ちょっと脱力したコミカルさのある曲もフィンズの魅力と再認識した。

RAY
 あらかじめ今日のセトリはゴリゴリと予告されていた通り、『火曜日の雨』から始まり、『星に願いを』につなぐ激しいライブ。ベルハー、Finger RunsといったAqubi勢をバチバチに意識していて、その意気や良し。
 でもRAYは激しい一辺倒ではなく、繊細で儚い美しさが根底にあって、それが『シルエット』に表れていた。この日は愛海さんが目のトラブルで眼帯をつけていたのだけど、真っ白な衣装と白い眼帯がマッチしていて、こんな言い方はアレだけどとても魅力的だった。
 『ディス・イズ・ノット・ア・ラブソング』から『フロンティア』と絶妙な流れを受けて、最後は『オールニードイズラブ』。狂熱的な激しさから始まって、「愛」で終わるのすごくRAYらしかった。RAYは光、RAYは愛。

きのホ。
 はじめて見た時はいかにも不安そうなたたずまいだった御守ミコさんが堂々と歌っている姿に胸を打たれる。
 全身でメッセージを届けようとするステージングは、たしかに二丁魁との共通点を感じるところもある。

BELLRING少女ハート
 序盤でいきなり『asthma』を投入してフロアぐっちゃぐちゃ。そこに加わりたいとは全く思わないけど、ここまで突き抜けた空間を作れるのはベルハーくらいだろうな。『low tide』が素晴らしかった。


 そして夜、RAYの愛海さんが1ヶ月ほどお休みすることが発表された。ブログでも訴えていた心身の不調を療養し、この先RAYを長く続けるための前向きな休止ということで、自分にできるのはただ愛海さんが健やかに穏やかに過ごしてくれるよう祈ることと、無事に戻って来られるようRAYを応援しながら待つことだけ。
 特典会で「ロリータ落語、楽しみにしてるね」と言った時、一瞬リアクションに戸惑っているように見えたのは、10日のイベント不参加が決まっていたからだったのか。間の悪いこと言ってしまって申し訳ない。でも『ロリータ落語「たらちね」』って文字で見るだけでも絶対おもしろいやつだし、いつか見られる機会があるといいな。気長に待ってる。

 何度かこのブログにも書いた気がするけど、お台場の野外フェスではじめて現体制のRAYを見て、ステージ上の愛海さんがあまりにもRAYの世界観を表す美しさで、こんな綺麗な人が三次元に存在したのかと驚愕したのがRAYを好きになるきっかけだった。
 5人のRAYが大好きだし、そうさせてくれたのは愛海さんがいてくれたからこそ。焦ったり重圧に感じたりしてほしくないけど、また5人のRAYが見られる日を待っています。
 オールニードイズ sea in the ラブ。


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