フィロソフィーのダンス『木葭のの生誕祭』『フィロのスハロウィン』
10月5日
フィロソフィーのダンス『木葭のの生誕祭』『フィロのスハロウィン』@横浜ReNYβ
昼夜フィロソフィーのダンスを見る日。会場は横浜の関内にできたばかりのReNY β。前もって調べたところ徒歩で行ける距離に横浜のソウルフードとも言われるスタミナカレーのお店があるらしく、そちらで食事してからイベントへ行くことに。
関内って名前はよく聞くけど初めて降りた。駅前の道歩いててすぐ歩行喫煙者と路上を傘さしたまま自転車で爆走する人の多さに驚いた。そろそろお店が近づいてきたかなと思ったあたりで、いきなり大通り沿いに風俗店が並び始めてまた驚いた。歓楽街なりの治安状態なのか。
スタミナカレーの店・バーグに到着し、肉増しスタミナカレー(ヤキ)を注文。ヤキというのはデフォルトでついてくる玉子をナマにするかヤキにするかということ。
濃いめの味付けでバクバク食べられるボリューム感、注文してトイレ行って戻ってきたらもう配膳されているスピード感、元気良い接客の店員さん同士が中良さそうにしゃべっているアットホーム感と、良いB級グルメの要素を全部満たしている。これはソウルフードと言われるのが頷ける。ごちそうさまでした。
食事を終えて駅の反対側のReNY βに向かうと、前物販開始の30分以上前にもかかわらず、けっこうな列ができている。たぶん自分でちょうど50番目くらい。
雨の中、ひたすら待っているうちに前物販時間になったけど、なかなか始まらない。どうやらCDの到着にトラブルが生じていたらしく、結局、20分以上遅れて物販開始。前物販の予定時間内に購入できるかも不安な状況だったけど、前物販の時間を延ばしてくれたようでどうにか購入できた。Tシャツとタオル、ののちゃんらしいほんわかしたデザインでとてもかわいい。
フィロソフィーのダンス『木葭のの生誕祭2024』
ReNY βは新しい会場だけあって、内装はとても綺麗。ただ、ステージがかなり低く、独特な形状の客席も相まって、そんなに見やすい会場ではなかったかも。
でも舞台後方の大きなスクリーンやミラーボールは雰囲気あってよかった。スクリーンに映し出されていた三日月がののちゃんのイメージに合っていたし、ミラーボールが緑の照明に照らされていたのも綺麗。
ふわふわ羊ちゃんな生誕衣装に身を包んだののちゃんが登場し、ソロでカバー曲を披露。知らない曲だったけど、どうやらボカロの曲だったらしい。緊張しているのか、マイクを持った右手をしきりににぎにぎしているのがいじらしくてかわいい。
続いてユニットコーナーではオリメンとそれぞれデュオで歌を披露。特にハルちゃんとのユニットで、アラジンの『ホール・ニュー・ワールド』をカバーしたのがミュージカルっぽさもあって素晴らしかった。ハルちゃんのミュージカル出演熱望。
マリリちゃんとは山口百恵の『イミテイション・ゴールド』、あんぬちゃんとは花澤香菜『恋愛サーキュレーション』と、幅広いジャンルの音楽を時にかっこよく、時にかわいく歌い上げる姿に感動。
さらにウクレレでビートルズの『Let it be』の弾き語りに挑戦。途中、演奏に詰まったりする場面もあり本人は悔しそうにしていたけど、ただでさえ過去曲を覚えたり、新曲ラッシュについていくだけで大変な中、生誕ライブに向けて新しいことにチャレンジする果敢さに拍手を贈りたい。内気で気弱そうな雰囲気の中に、強い意志と情熱を持っている人。
最後のブロックでは4人でカバー曲とフィロのス曲。忌野清志郎のカバーをやっていたのが意外だった。エレファントカシマシが好きだったり、結構ロックスピリットもあるんだよな、ののちゃん。
それから『ポジ子とネガ乃』をやっていたのもジーンとした。あんぬちゃんも生誕ライブでやっていたけど、お休み中のななこちゃんへのメッセージとして受け止めました。
ライブの振り返りMCで、マリリちゃんが同期のななこちゃんがお休みしていて不安もあるだろうに、ツアー準備などで忙しい中、自分のやりたいことを全部やり切ったののをたくさん褒めてあげてください、と語っていたのが素晴らしかった。客席から湧き起こる拍手と歓声に、ののちゃんが涙をこぼしながら「泣いちゃうから静かにしてー!」と叫んでいて泣き笑いした。
先にメッセージを送っていたあんぬちゃんが、「待って、私ももっと良いこと言いたかった」と笑いを取っていて、さすがの連携だった。
夜の部が始まるまで、例によって駅前のベローチェで時間を潰し、すぐ近くにあった崎陽軒のお店で晩ご飯用に炒飯弁当を買っていく。グッズとお弁当でリュックがパンパン。
フィロソフィーのダンス『フィロのスハロウィン2024』
これまで数々の伝説を作ってきたフィロのスのハロウィン仮装。自分にとっては、見るたびに寿命が一年伸びる奇祭として認識している。理論上はフィロのスハロウィンを毎年見ていれば永遠に死なない。
去年がメンバーカラーを活かしたアンパンマンだったので、今年はポケモンかちいかわあたりかなと予想していたら、とっとこハム太郎だった。例によって白塗り全開。特にマリリちゃんは元キャラに合わせてほぼ塗り絵のような顔になっていて、体型だけではマリリちゃんとハルちゃんの区別がつかなかった。
でもよく見ると、全体的にメイクや仮装が雑なのがハルちゃんとわかってくる。ハルちゃん、途中で耳取れてたし、ハム太郎の口元がヒゲにしか見えなかった。
なんかもう細かいところ覚えてないのだけど、楽曲の上質さと、ビジュアルのインパクトで脳がバグりそうになっていた。この感覚が健康に良いのだろう、きっと。来年もよろしくお願いします。
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