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日記:20230609〜鹿休み・1日目(下)〜

 子鹿生誕の余韻に浸りながら会場を後にして、飛火野・浅茅が原あたりをぶらぶら歩く。
 観光客ゾーンから少しだけ離れたこのへんにいる鹿たちは、どこかのんびりしていて、人馴れしていなくてとても好き。

 昨年見つけた観光客が少なくて人馴れしていない鹿たちがいるエリア・荒池園地に行ってみたら、観光客どころか鹿もいなかった。時間帯のせいだろうか。
 しばらくぼんやりしていたら、数頭の鹿がやってきた。
 さらに向かいの丘から川を渡ってきた鹿も!水辺に立つ鹿は本当に神々しい。
 そういえば、鹿は泳ぎが得意で、広島の宮島にいる鹿は本土から海を泳いで住み着いたという説もあるらしい。

 
 予約していた時間になったので、かき氷で有名なタイ料理屋RAhOTSUへ。昨年、近鉄百貨店の催事で食べたヨーグルトエスプーマのかき氷がめちゃくちゃ美味しかったので、今年はお店で食べるのを楽しみにしていた。
 選んだのはマンゴーヨーグルトのかき氷。カスタードクリームやマンゴーの果実など盛り沢山で、ボリュームのあるかき氷。期待通りの美味しさだった。
 店内に20周年だかの祝い花が飾ってあって、よく見たら奈良のかき氷の名店・ほうせき箱から贈られたお花だった。ライバル店同士でお花を贈るのも店内に飾るのも、なんだかすごく良い。


 RAhOTSUのすぐ隣にあるパン屋さんノモケマナを覗いてみたら、美味しそうなパンがあったのでベーコンエピとクリームチーズ・マーマレードのパンを購入。
 旅行でカロリーを気にするのは愚か、というナーナナラさんのお母さんの教えを忠実に肝に銘じている。ナラちゃん元気かな。RAhOTSUにもほうせき箱にも行ってみてほしいな。

 かき氷に続いて、老舗のオムライス屋さん「おしゃべりな亀」に行く。オムライスはかき氷と並ぶ奈良の名物料理だと思っている。
 安心する美味しさで、地元の人たちに長年愛されてきたんだろうなと実感できる味。セットのミックスジュースの大きさにびっくり。
 テーブルの低さが老舗っぽくて、席を立つたびに膝をぶつけて、お冷やの入ったピッチャーを倒しそうになってビクビクした。


 そろそろ陽が暮れ始めた頃、鹿だまりができていないか見に奈良博物館へ行ってみる。鹿だまりというのは夏場の夕暮れ時になると、奈良博の周りに大量の鹿さんたちが集まる現象。
 残念ながらこの日は鹿だまりは見られなかった。もうすこし暑くなってからなのかな。

 夜になり人の往来が減ってから、とある場所に行ってみたら、子鹿が元気にぴょこぴょこ駆け回っている姿が見られた。ただ生きてる鹿がいちばんかわいい。
 距離的にも暗さ的にもカメラで撮るのも難しかったので、ひたすら自分の目に焼き付けた。それはアイドルをライブで見る時に似ているかもしれない。撮影可能現場でも基本的に写真は撮らない派です。

奈良は高層建築の制限があるから夜景も綺麗。でも夏場は直射日光が注ぐので暑さは厳しい。

 帰り道、コンビニでヤクルト1000を見つけて購入。
 ホテルの大浴場でサウナに入り、ヤクルト1000飲んでぐっすり就寝、のはずが枕がどうしても合わずに午前3時ごろまで全く寝付けなかった。もともと寝つきが悪い自分でも、あんなに寝付けない感じは滅多にないくらい寝付けなかった。寝付けなさすぎて怖くなるくらい寝付けない。寝付けない寝付けないと思っているうちに気づいたら寝ていたけど、1時間置きくらいに目が覚めた。
 


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