『VIVIDLY DEEP depth.1』

6月14日
『VIVIDLY DEEP depth.1』＠下北沢Flowers Loft

　昨日の興奮も冷めやらぬまま、今日はFinger Runs と二丁魁の対バンという最高イベント。
　開場から開演までわりと時間があるので、Flowers Loftのカレーを食べるチャンスかと思ったけど、結局食べられなかった。やっぱり場所を取っておいてくれる知り合いとかがいないとカレーも食べられないのか。つらい。

二丁目の魁カミングアウト
　なんかすごい良かった。『まるもうけ』から始まって、これが見たかったんだと心から思った。お味噌汁のようなホッとするライブ。
　振りコピしやすい曲から始まり、激情的な『BUG IS LIFE』から、歌詞に想いを込める『ホモサピエンス』、『あの頃、僕ら若すぎた青春』とつなぎ、最後は会場中を巻き込んで『カエルのうた』でハッピーに終わる素晴らしすぎるセトリだった。楽しく盛り上がるだけじゃなくて、二丁魁の多彩な魅力が届いていたと思う。

　ホモサピエンスの1番のサビ終わり、「今でも」のところで、栄心くんがフェイク？なのかな、いつもと違う歌い方をして、そのまま2Aの歌い出しに繋がっていた。1番の終わりと2Aの歌い出しを同じメンバーがソロで歌う曲ってあまりないから、すごく鮮烈に印象に残った。

　あと二丁魁を見るのが久しぶりだったこともあって、ミキティーがずいぶん大きく見えたのだけど、たしか『キラキライクストーリー』のあたりで、照明を浴びて汗の雫をほとばしらせながら歌い踊る姿が、とても美しく綺麗だった。どんなメイクやダイエットよりも、良いパフォーマンスをすることがアイドルを輝かせる。
　でもあんまり激しく体型が変わるような生活習慣は避けてほしいな……いろいろ心配になるし……。

Finger Runs
　この日は唯ちゃんがヘッドドレスをつけて登場。「これから皆んなで滅茶苦茶踊って騒ごう騒ごう」から『またね来世で』。
　前半は上げ曲でおなカマもサムズも大盛り上がり。二丁魁と対バンする時は『ASSO』をよくやるイメージがある。

　MCを挟んで『Bluelight Knight』『Butterfly』で雰囲気を変えて、最後は『ユレルミライ』とか『Dope 246』とかかなと思ったら、『SPICE』でぶち上げて大騒ぎで終了。何も思い残すことのない、完全燃焼の楽しさだった。

　特典会で唯ちゃんとお話ししたら、「昨日の反省会で話したことを活かした」と言ってたので、やっぱり昨日はすこし悔しさが残るライブだったのかな。でも昨日の今日でしっかり雪辱を果たしていたのは流石だし立派。

　フロアが横に長いFlowres Loftでフィンズを見るたびに思うのは、メンバーがみんな客席の端まで笑顔を届けてくれていること。ファンサービスとかレスとかっていうより、振りコピしたりノったりしてライブを楽しんでいる人を見るのを心から喜んでいるように見える。
　曲調やパフォーマンスだけじゃなくて、何よりステージ上での姿勢にFinger Runs が最高にアイドルな理由が表れてる。
　
　

キラキライクストーリー　限定盤

Finger Runs