日記:20231006〜Finnger Runs「Right Here,Right Now」〜

 代官山UNITでFinger Runsの1st.ワンマンライブ「Right Here, Right Now」を見た。

 8月、9月となかなか予定が合わず、気づいたら最後にフィンズを見たのは7月23日以来だった。あの時も同じ会場の代官山UNITだ。

 2ヶ月以上も空いてしまったのに整理番号1番を引いてしまい、うれしいような申し訳ないような気持ちで最前に入ったら、周りの人たちがモッシュする気満々でちょっと憂鬱になる。
 モッシュ避けるために整番1を捨てるのも癪に触るし、そのまま最前に居座ることに。
 
 開演のSEから湧き曲「Storm Rider」のイントロが鳴り始めた瞬間からいきなりモッシュ発生。こっちもなんかのスイッチ入って湧き散らかした。

 しばらく見られずにいるうちに新しい曲がめちゃくちゃ増えていて、2曲目「√G」は初めて見た。
 Twitterでちょっとだけ動画を見た曲で、小笠原唯ちゃんの横移動や、ムーンウォーク風の振付など、キャッチーなダンスが楽しい。

 Escape!!、絶頂VENUS、Bell+Adonnaと既存曲を続けてから、初卸しの3曲を含み新曲ゾーンへ。14曲中、ほぼ半分の6曲が新曲。

 そういえば、増えたのは曲だけじゃなくて、新メンバーの新田桜子さんも加入していた。小柄なかわいらしいビジュアルながら、まだ加入2週間とは思えないほど落ち着いたパフォーマンスで、終始ニコニコしていて凄かった。
 Storm Rider と Agitator以外の既存曲には参加せず、新曲ブロックのみだったけど、すぐ全曲参加してそう。即戦力だ。

 小笠原唯ちゃん。いつものように楽しそうに踊る姿がかわいいだけでなく、自分がグループを引っ張っていくのだという気概が感じられた。表情から責任感がうかがえて、とてもかっこよかった。

 朝倉みずほさん。エンディングのMCでしっかりメンバーのトークを回していて、しっかり者の一面が見えて素敵だった。中谷さんの「頭が真っ白になった」というコメントに、「あらーお顔も真っ白で」と上手にいじった後、自分で崩れ落ちてたのかわいい。

 鹿目あきさん。以前よりライブ中の表情が豊かになって、感情が伝わる瞬間が増えた気がする。たまに見せるコミカルな場面と、クールな表情の綺麗さとのギャップが素晴らしい。横顔が名前通り鹿の美しさなんだよな。

 兎月こむぎさん。高いステージを下から見上げていたせいもあって、ただでさえ長い足と小さいお顔が際立っていた。腰を落として肩を怒らせてフロアを煽る仕草が、自分の思うAqubiアイドルそのものだった。

 中谷美月さん。終盤のパフォーマンスが臨界突破していて物凄かった。今日いちばん目を奪われた瞬間は、Butterflyのブレイク明けに中谷さんが見せたガンギマリの表情。あんな表情、アイドルのライブではなかなか見られない。素晴らしかった。
 ワンマン直前に体調を崩したこともあって、この日にかける思いもひとしおだったのかも。6人全員でワンマンを迎えられて本当によかった。

 アンコールは2回目のStorm Riderで、ラストサビをエンドレスでリピート。メンバーも何回やるのか知らされていなかったみたいで、最後の方の破れかぶれなダンスが楽しくも刹那的でよかった。

 最後の挨拶で唯ちゃんが「以上、Finger Runsでしたー!」と締めの挨拶をしている中、みずほちゃんが舞台袖でプロデューサーの田中さんと何やら話していた。どうしたんだろ思っていたら、ステージに戻ってから「私は今日みんなに言いたいことがある」と言い出してギョッとした。
 でもそういうお話しではなく、一人ずつ今の気持ちを語る時間だった。たぶんここのMCの流れがぐちゃっとして、みずほちゃんが田中さんから指示を受けて回しに入ったのだと思う。
 メンバーが心配そうな顔でみずほちゃんを取り囲んでいたのが絆を感じてかわいかった。

 年末にはアルバムが発表されるらしいので、この先もFinger Runsがどんな進化を遂げていくのか、楽しみにしています。もうちょっとライブ行くペースも上げたい。

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