地元に帰りながら

 こんにちは、異羽です。
 ちょっとした用事のため向こう3日ほど仕事を休み、帰省している最中でございます。

 やっぱり、何度経ても実家へ向かう道中ってのは心が躍りますね。都内から千葉の端っこなんでおよそ3時間ほど。
 年に2度ほど帰ればいい方で、その機会の少なさがいいエッセンスになってる気がする。

 僕が育った幼稚園には「卒業生合宿」という奇特な催しがあり、なんやかんやで皆勤賞なんですよ、小学一年生から社会人四年生になる今まで。
 読んで字の如くその幼稚園の卒業生が一堂に会してお泊まりをするっていうもの。全員が来るわけじゃないけど、およそ80人〜100人の幅広い年代がわちゃわちゃするわけです。
 僕が一年の中で一番楽しみにしているのは誕生日なんですが、それとは別枠で一番ワクワクしているのはこの合宿。言い方は悪いが、ガキ共の世話をするのが楽しくて仕方がない。そしてそもそも僕はその幼稚園が大好きなんですよ。
 クソデカいログハウスで、ごちゃごちゃしてて、毎年夏には園長お手製のクソデカプールとウォータースライダーがお目見えする。
 一口に言われる幼稚園のプールの規模じゃないんですよ。園庭のほぼ半分をそのままプールにするんですから。
 そんな「あそび!!」な空間で普段接することのない子たちに手を焼く1泊2日。ここで僕は向こう1年の英気を養うわけです。

 楽しみがあるってのは嬉しいもので、そのために頑張れちゃったりするんですよね。人間ってばシステムが単純。
 今回の帰省はそれに併せて僕が1番長く仲良くしている親友とのご飯も約束されてる。これがまた楽しみで。
 自分で言うのもなんだけど友達の多い人生を歩ませてもらってまして。幼小中高大とそれぞれに大親友と呼べる人がちらほらいるんだけど、その幼の大親友に数年ぶりに会える。

 何を喋ろうかなぁ、っていくら考えてもどうせ会った瞬間に頭真っ白になってその一瞬でしか会話できないんだ。
 実際に関わった時間は他の友達より短いかもだけど、知り合ってからの時間がダントツで長いから僕は心から信頼している。人とは時間なんですよ。

 そんな楽しみを胸に、電車に揺られている。
 あ、実家に犬が増えたりしているし、なんかついでに家も増えてるし、それをしっかり確認しなきゃいけないな。
 でも目下大事なのは、大親友とのご飯だな!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?