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デッキ紹介【春の甲子園 お前ボールな!】

みなさんこんにちは!
花より団子、団子よりハイボール。ダナガマギゴです。

春ですねぇ。気温が高くなり過ごしやすくなる一方、家内で出くわすとパニック必至の『アイツ』も顔を出し始める季節。新生活を始めるそこの貴方、1階は特に注意して下さいね。


バルサン置いておきます。


今回ご紹介するデッキは『春の甲子園 お前ボールな!』です。現実の社畜がデュエルでブラックシャイン(社員)の『アイツ』をぶん投げて戦います。泣いていい?



◇ コンセプト

主軸は勿論コイツです。

全自動虫投げ機。書いてある事全部強い。

戦闘ダメージ回避+昆虫墓地肥やしorリクルート+バニラ昆虫蘇生
昨今のサーチ場魔法とは異なるベクトルで強力なカードです。今回はこのカードでバニラ昆虫二種を主に投げつけて戦います。

【ボールその1】
社会という名の戦場を駆け回る(深い&不快)
【ボールその2】
社蓄エリート。かつての相棒デビルドーザーは採用見送り。

小学生の頃【毛虫投げ鬼ごっこ】とか言うデスゲームを考案&強制参加させた水谷、元気してるかな。絶対あいつがG・ボールパーク刷っただろ。


……とはいえ、G・ボールパークに依存し過ぎるのは昨今のデュエルシーンにおいては脆い。モンスター2体からバック除去される時代ですからね。なので今回は【春化精】【岩石族】を併せて採用し、展開・継戦力の底上げを目指しました。

おかめって呼びがち

【春化精】下級モンスターは共通して、自身+手札コスト1枚で墓地の地属性モンスターを蘇生可能。バニラ昆虫も地属性で蘇生対象。召喚権を残しつつ、ランク4エクシーズやリンクに繋げやすくなります。

来年の春はデッキの中で迎えられるか…?

【岩石族】のインチキブロック。春化精の手札コストを担保。サーチ先のモンスターでバニラ昆虫の再利用にも貢献します。コイツを抜いた構築にしたいけれど代替が効かないのよ…。

これら3種を軸に据え、デッキのコンセプトとして目指した点を要約すると……

1. ランク4&リンクを主軸に手数で競り勝つ
2. G・ボールパークによるバニラ昆虫の継続的出力
3. G・ボールパークに依存し過ぎないデッキ構築

以上3点を意識してデッキを構築しました。また春化精の地属性縛りを潜りつつ、盤面毎にある程度対応出来るエクストラデッキ構築も課題でした。


◇ デッキレシピ

制限モンスター5名。いつ投獄されてもおかしくない面子。

強気のバニラ6枚積かつラビット・予想GUY不採用。
このデッキ組んだ奴、虫に脳味噌苗床にされてます。


◇ 初動

と銘打ちましたが、初ターンの目標は至ってシンプル。御影志士を立てる、つまりレベル4×2体を並べることです。このデッキにおいては、春化精+手札コスト(モンスターカード)+レベル4の計3枚で成立します。

御影志士旋壊のヴェスペネイトグラビティ・コントローラーリンク召喚で地属性3体が墓地へ。それらをコストに、御影でサーチしたブロックドラゴンを立ててターン終了。


……とするのは流石に心許ない。なのでもう一工夫。
森と目覚の春化精または手札コストにゴキポール(おろかな埋葬)がある場合、バニラ昆虫が盤面に一体増えます。他の春化精が森と目覚にアクセス出来るので、この条件は満たしやすいです。
これによりブロドラ+バニラ昆虫→I:Pマスカレーナ→ネメシス・キーストーン サーチ&SSまで展開を伸ばせます。

結果ブロドラで手札増強しつつ、相手ターン中に閉ザサレシ世界ノ冥神天威の龍拳聖をリンク召喚可能に。

図の分かりにくさはデュエルタクティクスでカバーだ!
(ごめんなさい)

マスカレーナであれば自ターンの地属性縛りを潜りつつ、グラコンをフィールドに残すか消すかを選べます。手札消費が激しいので、G・ボールパークがあればここまでの展開を温存する択も考えられますね。


◇ 主な戦い方

【春化精+岩石族】

初動でブロドラからサーチした岩石族をコストに、春化精モンスターの効果を起動します。
サーチ先の岩石族にはそれぞれ役割を持たせており、

ジェムナイト・オブシディア【展開】
→ バニラ昆虫の墓地蘇生
タックルセイダー【妨害・バック置物対策】
→ モンスターを裏側表示・表側魔罠バウンス
巌帯の美技-ゼノギタム【リソース回復】
→ 
岩石族墓地回収・除外時デッキから岩石族墓地肥やし
ネメシス・キーストーン【展開・リソース回復】
→ 
ブロドラコストのデッキ戻し・永続的手札コスト

盤面・他手札の状況次第でコストを選定します。

中でもキーストーンは特に重要!
除外デッキ戻し→キーストーンSS→リンクリボー変換→除外時手札回収
この流れを毎ターン繰り返し、デッキ・場・除外のモンスターを循環させます。

【春化精の父 レドックス】はコスト源・除外両方で活躍。

タックルセイダーとゼノギタムは、春化精で蘇生しEX素材にしても効果が起動するので美味しいですね。下級岩石族をデッキに戻し、ブロドラのサーチを2巡以上することが理想です。


【イシズ関連】

起動効果でもよかったんよ。

春化精と共に地属性天使族を実践級に押し上げたイカれカード群残党。この二体を使い回し、キーストーンと共にデッキ・墓地の循環に貢献します。

下級岩石族に加え、マスカレーナやサロスをはじめとしたEXモンスター、G・ボールパークでリクルートしたバニラ昆虫をデッキに戻して使い回します。

また、イシズ2種やブロドラ、レドックスのコストを墓地へ戻す為に異次元からの埋葬を採用しています。最近は除外除去が増加しているので、ギミック以上の働きにも期待を込めて。

主にお前のことだぞ



【エクストラモンスター】

初動要員含め一部割愛


リンクスパイダー+クリスタルハート+ヒートソウル

初手にバニラ昆虫が2枚手札に来てしまった場合の事故回避セット。バニラ昆虫をリンクスパイダーに変換、クリスタルハートを経由してヒートソウルをリンク召喚します。手札消費の激しいこのデッキのドロソとしても良。

リンクスパイダーの採用は、後述するリンクモンスターの素材指定(効果モンスター・種族が異なるetc…)を回避する際にも利用します。ブロドラとレドックスのコストにも充てられますしね。


アタッカー・除去要員 【リンク ①】

初動にて、相手ターン中にマスカレーナからリンク召喚する2種。

◇ 天威の龍拳聖
バニラ昆虫で複数破壊を狙います。戦闘破壊耐性+G・ボールパーク下での特攻で、戦線を維持つつ展開可能。

◇ 閉ザサレシ世界ノ冥神
完全耐性突破・詰み回避要員。マスカレーナと共にEXデッキに戻して複数回使用したい。
※どちらも春化精の地属性縛りに注意!

龍拳聖はメイン開始の露払いか置物、サロスは相手モンスター吸収が主な役割です。とはいえ縛りを掛けるタイミングを見計らう立ち回りが肝心。
尚、本人は毎度ミスって悶絶している模様。


アタッカー・除去要員【リンク ②】

①と異なり、地属性縛り適用下でも発動可能なモンスター2種。

◇ 空牙団の懐剣 ドナ
緩い素材縛りでリンク召喚可能、かつモンスター破壊効果を搭載。春化精の蘇生を破壊効果に実質変換できます。同じくリンク値確保にも貢献。

◇ 混沌の戦士 カオスソルジャー
このデッキにおける数少ない高スタッツアタッカー。バック除去が乏しいデッキの為、除去先は熟慮するよう意識しています。


アタッカー・除去要員【エクシーズ】

ランク4の2種のみ。もう少し幅を増やしたいが、地属性縛りの兼ね合いと枠足りない問題で未だ試行錯誤中…。

◇ クロノダイバー・リダン
誘発即時効果で自ターン地属性縛りを潜りやすい性能。G・ボールパークでリクルートしたバニラ昆虫2体で出した場合、2体を即時墓地に落せる点も評価。場残りしやすい仕事人。
◇ 塊斬機ラプラシアン
主にG・ボールパークから並べたバニラ昆虫からX召喚。中盤以降のリソース削りとして優秀。スタッツはお世辞にも強いといえないので、墓地・除外から戻したヴェスペネイトを重ねたい。


◇ その他採用カード


色々なギミックに組み込めそう。
こういう単発カード、思案し甲斐があって好き。

【鋼鉄の大魔人 ゴルゴイル】
除外・墓地モンスターの再利用方法として採用。
幻想魔族特有の戦闘耐性がG・ボールパークと相性◎ イシズ2種の再利用や、除外した地属性を場に展開可能な点から採用。除外への実質的な耐性もあり、G・ボールパーク破壊のヘイトをコイツに向けさせます。


君もリメイクなの気づかなかった……。羽蛾使ってたっけ?

【ジャイアント・メサイア】
戦闘防御・バック除去札として採用。

G・ボールパークの除去後、油断して攻撃を仕掛ける相手に手札から投げつけます。春化精で蘇生しても除去札として機能する為、思いの外使い勝手が良いです。ゴキポールを装備した場合は盤面二枚取り。堪らん。


好き!可愛い!……よね?

【ネコーン】
G・ボールパークのサーチ手段として採用。

春化精でSSしつつ、場魔法サーチ+リンク・ランク4に繋げられます。春化精は召喚権が余りがちな為、ローンファイア・ブロッサムを併せて採用してアクセス手段を増やしています。惑星探査車と異なり、サーチ後に場残りする点がコンセプトと好相性。


【闇の増産工場】
手札入れ替え・増加手段として採用。

下級岩石族の効果起動の他、ブロドラやサロス、龍拳聖といったヘイトを買いやすいモンスターの除去に合わせて手札に変換します。墓守の罠と違い、場からコストを捻出できる点が◎


◇ あとがき

実はこのデッキ、去年末に崩す予定でした。理由の多くは、約4年間形を変えながらG・ボールパークのデッキを使い続ける中で「もう調整要らなくない?」という思いが山積していたから。飽きがあったのかも。
また、1.2年前まではG・ボールパーク単体のカードパワーが高いと感じ、カジュアル環境の使用方法に悩んだ時期もありました。

しかし最近引っ張り出して使ってみると、まあG・ボールパークは速攻割られるわ!寧ろお相手の展開について行けない事すらザラでした笑 時代が追いついた…のかもしれませんね。
ゴルゴイルをはじめ、続々と増える新規カードを取り込み、使い続けるモチベーションにつながりましたとさ。これからも大切に使っていくぞー!!


ここまで読んで下さった方へ、最後にクイズです!

Q. 今回のサムネイルに登場しているモンスターの種類は合計何体でしょう?

(正解は記事の♥リアクションにて)

このデッキを支える仲間たちを探してみて下さい!


以上【春の甲子園 お前ボールな!】デッキ紹介でした。
最後まで読んで下さりありがとうございました!

ダナガマギゴ
X:@magigo_danaga
遊戯王ニューロン:#ダナガマギゴ


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