見出し画像

オンラインでマジックショーするぞ19

~ショーのためのカメラと開始前の歓談用カメラ~

改めてZV-1のWebカメラ設定

2000万画素レベルのウェブカメラ。GoPro9なども検討はしたのですが(こちらの方がだいぶ安かったはずなのですが)、2台めのZV-1を購入してしまいました。これによって、マジックをするテーブルを撮影するカメラも正面から顔を撮影するカメラも過去最高レベルで高画質になりました。しばらくは何も買わないぞっと。

新しく買ったZV-1はこのカメラの特徴であるUSB接続がうまくいきました
ということで改めてこのZV-1をWebカメラにするための設定をします。
詳しくはこちらの動画にある通り。
Imaging Edge Webcamというアプリをダウンロードして利用します。そして以下の二つの設定をしっかりすることでZV-1はWEBカメラになります。
・MENU → (ネットワーク) →[スマートフォン操作設定]→[スマートフォン操作]→[切]
・MENU → (ネットワーク)→[PCリモート機能]→[PCリモート]→[入]
この設定で、給電をしながらカメラを繋ぐのでバッテリー切れの心配がありません。ただし、このアプリは繋ぐたびに毎回毎回、映像が映るまでに10秒弱待つ必要があります。不具合ではないので焦らないようにしましょう。

一つ失敗だったのは、この2台目をアマゾンで購入した際しっかり読んでいなかったのでしょうね。日本語には対応していない機種を選んでいたのです。英語、スペイン語、中国語、韓国語、アラビア語対応。英語があってよかった。そして設定画面は日本語のものと全く同じものが並んでいる様子。

歓談タイムはこのカメラを使いたくない

私のオンラインショーはZOOMのルームを開けてからショーが始まるまでに最大30分の待ち時間、歓談タイムがあります。この間は参加者にとってはムッシュピエールとおしゃべりして参加者全員が揃うのを待つ時間。私にとってもショー前に参加者にリラックスしてもらうための貴重な時間ではありますが、カメラにとっては過酷です。ショー前に30分も稼働していたらショー本番中に熱落ちしてしまう可能性が高くなります。そこで、OBSでシーン「歓談タイム」を設定し、この時間はZV-1ではなくロジクールのカメラを使用することにしました。写真の左黒カメラがテーブル用、右の白カメラが正面・表情用、下の横長カメラが歓談タイム用のロジクールです。(ちなみに緊急事態用シーンのためにロジクールの左下にパソコンのインカメが使えるようになっています。次の記事で説明します)

画像1

バーチャル背景を使おう

さらに付け加えるとこの開始待ちの歓談タイムではZOOMの機能であるバーチャル背景を使っています。ショー本番では綺麗な背景布を設置していますが、歓談タイム中はBAR Magic Timeのバックバーの写真を使用し、私のお店にいるような雰囲気に少しでもなってもらおうとしています。
バーチャル背景の使い方は検索すればすぐに出てくるとは思いますが、ZOOMを立ち上げ右上歯車(設定アイコン)→「背景とフィルター」→「バーチャル背景」で変更できます。この場所の右側の+ボタンをクリックすれば手持ちのパソコン内にある写真や動画も背景として設定できます。

ショー開始のタイミングで設定変更

2台のZV-1は(一台はHDMIケーブルおよびキャプチャーボードで、もう一台はUSBで)あらかじめパソコンと繋がっていますが、初めは電源を落としています。歓談タイムを経てからいよいよショーが始まるというタイミングで2台のZV-1の電源を入れます。これで少しでも熱落ちを防ぐわけですが、気を付けないといけないことはOBSが先に起動している状態でカメラが後から起動すると若干の不具合が起こりOBSに映像が映りません。これはすぐに修正できます。OBSで設定しているどのシーンでも良いので「ソース」に設置したカメラソースをダブルクリックするとそのプロパティが開きます。一番上に「デバイス」がありますが、このデバイスを一旦PCのインカメなど別のカメラに引き渡します。その後でもう一度ZV-1を映すためのデバイス(sony camera Imaging Edge などと表示されています)に戻すのです。この設定し直しをするとちゃんと信号をとらえてOBSに映るようになります。

実際にはZOOMで参加者と繋がっている状態ですので、参加者に「本番前に設定しなおしますので2分ほどしばらくお待ちください」と伝えてから始めます。わたしにとっては設定し直しの時間ですが参加者にとっては本番前にお手洗いに行ったり飲み物を取りに行ったりできる時間になります。ZOOMの映像とマイクをオフ、さらに音声の「共有」を切っておきます。こうすることでOBSの設定をカチャカチャ動かしている動きや音が参加者には遮断されています。2台のZV-1の映像がOBSに届くことを確認したら最初のシーンを流す準備をします。ZOOMのバーチャル背景も切ります。ZOOMで音声を再度共有してからBGMを流します。スタジオ内の照明ON、マイクON、本番スタートの「ブーーーーッ」というブザー音を効果音ポン出しで流したら、、ZOOMカメラを開けます。これでショーのスタートです。

背景幕と照明とカメラのお陰で、先ほどまでの歓談タイムとは映像の画質が俄然よくなり「始まった感」が強くなります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?