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【数学】定積分の公式(数II)

対象:定期試験以上

今回は 定積分の公式 を理解して使えるようにしましょう

準備として,次の公式は既知とします
理系が数学IIIで扱うものですが カンタンなものは数学IIの教科書(章末問題かも))に出ています
文系の人も覚えましょう

$${(x^n)'=nx^{n-1}}$$ と似ていて覚えやすいと思います
1つだけ $${f'(x)}$$ が加わるだけです
この微分の逆算を証明で用います


さて,次です

さて,次です


どっちがどっちだっけ・・・とならないように
図形的な理解を必ずしてください
右上図は 定積分の値$${<0}$$ 左上図は 定積分の値$${>0}$$
ですね
因数分解と3次関数の概形についてはこちら

というわけで

さて ここまで「放物線と直線」や「3次関数と接線」などという表現をしてきましたが 実はそれらは1例に過ぎません

「式が同じになるから」結果も同じです

結局 すべての関数から同じ関数を引いても 面積を求める定積分の式は同じなんですね
つまり 面積は保存される(変化しない)ということです

最後は 放物線と2接線です

開き具合が同じ(つまり$${x^2}$$の係数が等しい)2つの放物線と
共通接線で囲まれる部分の面積も同じです


それぞれの関数から$${x^2}$$を引くと次のようになります


というわけで 今回は定積分の公式と面積のお話でした


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