1ターン目に思考囲いを打つデルバー(レガシー)
本題の前に近況報告的な何か
お久しぶりです、こーへーです。
今回は記事というよりは、以前FC2ブログのほうで書いていたような緩いブログテイストにしていこうかと考えています。
内容によって使い分けようかとも思ったのですが、管理しにくいことやまとめて見返してもらいづらいことも考慮して今後はこちらのnoteにすべてまとめていきたいと思います。
さてさて、遅くなりましたが前回の記事をご購入いただいた皆様、本当にありがとうございました。
あれからしばらく記事の更新ができなかった言い訳をさせていただくなら
レガシーのメタゲームの移り変わりが早すぎる!!!
この一言に尽きます。
実はあの後のレガシー神ではBUG(スゥルタイ)デルバーを使って14位になってりしていて、大した順位じゃないながらも珍しいアーキタイプであることも加味して(もちろん無料で)解説記事を書こうかと思ったりもしていたのですが、あっという間に《レンと六番》禁止などの影響でメタゲームは動いてしまい結局書かずじまいでここまで来てしまいました。
その後も、禁止カードこそ出ていないながらも新たなバントミラクルというアーキタイプの誕生やホガークヴァインの隆盛などを受けてメタゲームは動き続けてきました。
まぁ長々と書きましたが何が言いたいかというと、僕の腰が重すぎるせいで書きかけの記事が賞味期限切れていって幾度となく没になっていったって話です。反省してます。
そんな僕ですが最近は《騒乱の歓楽者》入りのグリクシスデルバーを愛用しています。
今回はグリクシスデルバーを使用しているときに感じたプレイ分岐についての話をしていきます。
やっとこさ本題
ここからが本題です。
最近Twitter上で1ターン目に《思考囲い》を唱えるか否か、という問題が議題になっていました。
そのTwitterでの話はパイオニアだったので1ターン目は《思考囲い》を打たずにクロックを出すのが正しい、という話で落ち着いていましたがレガシーではどうでしょうか?
レガシー以下の環境ではそれより上のフォーマットに比べてコンボデッキは強くなりますし、軽くて強力なカードが圧倒的に増えます。
ベルチャーやリアニメイト、ストームなどは1ターン目にゲームを決めてくることもざらですし、《虚空の杯》や《相殺》などもそのままゲームを決めてしまいうるポテンシャルがあります。
僕は1ターン目は《秘密を掘り下げる者》を出すよりも《思考囲い》を唱えたほうがいいことが多いと思っています。
なぜそう思うのか、例題と合わせて解説していきます。
例えばこんな手札、あなたは1ターン目に何をしますか?
先手、対戦相手のデッキ:不明、あなたのデッキ:グリクシスデルバー
《汚染された三角州》・《溢れかえる岸辺》・《秘密を掘り下げる者》・《思考囲い》・《稲妻》・《戦慄衆の秘儀術師》・《意志の力》
僕はこういった手札では一貫して《秘密を掘り下げる者》ではなく《思考囲い》を優先して唱えます。
この場合、理由は単純で《秘密を掘り下げる者》は《意志の力》のコストに充てたいからです。
相手のデッキが分かっている場合は別ですが、基本的にこの手札で《秘密を掘り下げる者》から入ってしまうと
①コンボデッキ➁《霊気の薬瓶》デッキ➂《虚空の杯》デッキ④墓地デッキ(ホガークやドレッジなど含む)
のこちらにとって致命的なアクションに対して《意志の力》を構えられなくなります。
逆に言えばメジャーどころではデルバーミラーやミラクル戦以外の殆どが《思考囲い》から入ったほうがいいということですね。
では次の例題、先ほどの手札の《稲妻》が《思案》だったらどうでしょう?
先手、対戦相手のデッキ:不明、あなたのデッキ:グリクシスデルバー
《汚染された三角州》・《溢れかえる岸辺》・《秘密を掘り下げる者》・《思考囲い》・《思案》・《戦慄衆の秘儀術師》・《意志の力》
この場合、先ほどと違い《秘密を掘り下げる者》を出しても《思案》をコストに《意志の力》を唱えることができます。
ですが、この場合でも僕は《秘密を掘り下げる者》を唱えません。
理由は《戦慄衆の秘儀術師》にあります。できれば《戦慄衆の秘儀術師》で墓地からドロースペルを唱えたいので、《思案》はなるべく墓地に落としたいので1ターン目にあえて《秘密を掘り下げる者》を出さないことをしばしば選択します。
ただ、この例題は非常に判断が難しいラインだと思います。
1つ目の例題の手札では自分のデッキがどんな構成だろうと《秘密を掘り下げる者》は出しませんが、この2つ目の例題の手札では攻撃的な構成であるなら1ターン目に《秘密を掘り下げる者》を出しますし、例えばこれがURデルバーで《思考囲い》の代わりに《稲妻》が手札にあるなら確実に《秘密を掘り下げる者》を出して《意志の力》のコストとして《思案》を切ることを選びます。
今回の例題はどちらも最近流行の《騒乱の歓楽者》入りのグリクシスデルバーの一般的な構成を元にプレイの判断をしているため、(特に例題の2つ目に関しては)一概に僕の考えが正解とは断言できませんが、1ターン目に《秘密を掘り下げる者》を出さないなんて検討もしなかったという方がもしいたら一度選択肢に入れてみるのもいいかもしれませんね。というお話でした。
読んでいただいた方は薄々勘付いたと思いますが、この話は《思考囲い》を1ターン目に打つかどうか、というより《秘密を掘り下げる者》を出さないで《意志の力》のコストに充てるかどうか、という部分が論点になっています。
Twitterで似たような話が挙がったので便乗しただけです。すいませんでした。
完。
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