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【メガソーラー問題】森林環境税に『中身』があるかは、SDGsが教えてくれる



今回はこの記事を見ていきます。


【記事の概要】

・「森林環境税」とは国内の森林整備を目的とし、この6月から導入される新しい税金で、1人年間1000円が徴収される。

住民税に上乗せされて徴収され、納税者約6200万人から年間約620億円の税収となる。


・「森林環境税」はいったん国に納められた後、各自治体に配分。

東日本大震災の復興のため2014年から年間1000円徴収されていた「復興特別税」が2023年に終了。切り替わる形での導入となる。


・「日本の国土の3分の2は森林ですが、林業が衰退しつつある現在、森林の荒廃が問題になっています。森林の荒廃は土砂災害の危険度を増大させますし、森林の保護は温室効果ガスの削減にもつながります。

 ですから、この新税の導入に意味がないわけではないのですが、日本各地で森林が切り開かれ、膨大な数のメガソーラーが設置されている現状に矛盾を感じる人が多いのも無理からぬことでしょう」(週刊誌記者)


メガソーラー建設で森林を伐採したことが原因とみられる土砂災害は各地で発生。


・2024年1月の能登半島地震では、少なくとも19カ所の太陽光発電施設で破損・崩落する事故が起きているが、なかには事業者と連絡が取れず、そのまま放置されているところもある。

・2024年3月には鹿児島県のメガソーラー施設で火災が発生。感電の恐れがあって放水できず、鎮火まで20時間を要し、消防隊員4人が爆発で負傷している。

・2022年5月の時点で、再エネ開発(太陽光と風力発電)によって約2万3000ヘクタールの森林が失われたとするデータもある。


・「森林環境税の使いみちにも問題があります。この税に先行して、国は2019年から『森林環境譲与税』を自治体に交付してきました。

しかし、交付されたうちの約4割が活用されていないことがわかっています。

森林のない都市部にも交付されており、ほとんどが積み立てられたままという、大矛盾をかかえているのです」(同)

「自然破壊しておいてカネ取る矛盾」6月から年額1000円徴収「森林環境税」に怒りの声…なぜか都市部にも交付の大矛盾

【知らなければ、やられたい放題】



都市部に住まれる方にはまだ実感が湧かないかもしれませんが、太陽光パネルは山肌や田畑、屋根瓦の上と着実に広がっています😱

自然を破壊した上に、その自然が再生しないように建てられた太陽光パネル。その世界有数の産出国が中国であり、その為にウイグルで強制労働が行われていることは有名な話です😔





それでも一般的には


太陽光パネルはエコだ」→自然破壊が進んでいる

地球にやさしい」→ウイグル(地球の一部)には優しくない


と喧伝され、東京都は2025年4月から新築に太陽光パネル設置を義務付けるというのですから、「知らなければやられたい放題」です😰



「言わずもがな」ですが、日本の首都・東京で実施されるということは、その「成果」が確認され次第全国に普及するであろうことは容易に想像が付きます。

ですから「東京都のことは私には関係ない😶」という方こそ、2024年に行われる都知事選で候補者が何を語るのかをきちんと見聞きしておいた方が良いでしょう。


【SDGs。その『言葉』に実態はあるか】



「SDGs」「カーボンニュートラル」など、それらしい横文字を並べられて、その理念に共感して取り組みをしていながら、それとは真逆の道を進まされていることに氣付く必要があります。


SDGsとは「持続可能な開発目標」であり、開発(=人間の都合)に目標を定めたものですから、その本質はこれまでと同じ「一部先進国がルールを牛耳る『経済活動』」です😧


それでもルールが変わり「こうすれば良くなりますよ」と道を指し示された結果、


「SDGsは素晴らしい、サステナブルが大事だ😤」


と多くの人が流されて


SDGsで言われていることが実際に起きているか、あるいはSDGsで本当に良いのか🧐」


という『実態』を調べないケースが後を断ちません😭





このように、物事の奥の奥まで見ていかなければ意図せず『悪事』に加担させられていくのが現代社会です😢

これまでの『表面・建前・偽物』の時代から、「実際にどうなのか」という『本質・本音・本物』の時代へと移り変わろうとしていることが、ここでもあらわにされているのです。


つまり現代社会は


言行一致』(「言っていること」と「やっていること」か同じ)


が求められながら、『言葉』によって言行不一致にさせられているのです👨🏻‍🏫



これを見抜くためには『行』、すなわち「実際に何をしているか、何が起きているか」という行動・実態を調べることが重要です🔍


【まとめ】SDGsの掲げる理念を実現したいなら



今回は「森林環境税」から『言行一致』についてお話ししてきました。


SDGsに関しては一部先進国の用意した「美辞麗句」であり、彼らによってそれらを必要とさせられている現実があります。

「SDGsに則る」というポーズを取れば「地球環境やこれからの社会へ貢献する優良な企業・組織」と証明されるシステムになっている以上は、SDGsは『免罪符』以上でも以下でもないのです。


そしてこの構図は以前【愛と愛情、そしてAI】でお話しした

愛は構造、愛情は心

愛あるポーズを取れば、人はその人に愛情があると誤解する

という構造と同じです😑





そのSDGsに、自然への愛情はあるのか。


自然への愛情を装うためにSDGsに取り組んでいないか。


そうしたことを意識しながら『言行一致』かどうかを一つひとつ見極めていくと良いでしょう😊


そしてもし自分がSDGsの理念に共感して、そのような社会を実現したいと思うなら、今回お話しした内容のように『中身』を吟味して欲しいと願います。


今回もここまで読んでもらい、ありがとうございます☺️





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