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【レイキの歴史 ⑤レイキは世界へ、そして再び日本へ】


 
前回は高田はわよさんの経歴とレイキに与えた影響についてお話ししました😊
 
高田さんがハワイでレイキの施療を行っていなければレイキが現代のような広がりを見せなかったであろうこと。そしてこの後お話しするレイキの流れが生まれなかったこと。
 
レイキヒーリングを行う多くの方にとって、とても大切な方だと言えますね☺️
 
 
その上で、高田さん以降レイキがどうなっていったかのお話をしていきます。
 
 
【ハワイから欧米、そして世界へ】
 
 
1981年、高田さんが養成した22名のレイキティーチャー(師範)たちのうち、21名が集まり、高田さんの孫にあたるフィリス・レイ・フルモトさんを中心に『レイキ・アライアンス』を設立しました。
 
レイキ・アライアンスは海外での主たるレイキ団体として存続しています。
 
そして1982年には、残る1名の方、文化人類学者であるバーバラ・ウィーバー・レイさんが『アメリカン・インターナショナル・レイキ・アソシエイション(現:ラディアンス・テクニーク)』を設立しました。
 
 
この2団体の功績により「西洋式のレイキ療法」は世界的な知名度を持つまでに劇的発展を遂げます。
 
特に治療技術としてのレイキ療法には工夫と改良が加えられ、現代医学との提携が行われたり、ボディワークに取り入られるまでになったのです😳
 
 
【世界から再び日本へ】
 
 
こうして世界に広がったレイキですが、日本へ逆輸入されるまでには歳月が必要でした。
 
1980年にオカルト・不思議現象の情報誌「トワイライトゾーン」にレイキが掲載され、1987年にはラディアンス・テクニークのバーバラ・レイさんによる著書を、ニューヨーク在住のジャーナリストである三井三重子さんが日本語に翻訳、出版しました📗
 
レイキについても学ばれたようですが、三井さんはセカンド・ディグリー(中級相当のもの)までしか伝授する資格がなかったようです。
 
 
しかし1993年、フランク・アジャバ・ペッターさんと小林真美さんが日本国内でレイキティーチャーまでの完全な講習を開始することで『西洋式レイキ』が逆輸入され、カタカナ文字の「レイキ」として普及し始めることとなりました。
 
 
【現在のレイキ】
 
 
現在、全世界には1000万人以上のレイキプラクティショナーおよびレイキティーチャーが存在します。特に欧米ではレイキ療法は認知度も高く、大学や医療の現場でも活用されています。
 
英国では医師との連携のもとレイキ療法が健康保険に適用されたり、
米国では医療系の大学にてレイキ療法の授業が行われたり。
 
今や海外にてレイキは市民権を得つつあるのが現状であり、また各国にレイキ教会が設立される動きも見られ、欧米にはレイキ・クリニックも多数存在します。
 
 
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ただ、これまで幾度かお話ししたように、日本では医師法・薬事法によりレイキで治療効果を謳うような「医療類似行為を無免許で行う」ことは法律に反する行為となります。

そのため「心身症状改善効果や効果効能を謳わない」ように注意する必要があります。(なので「元気になる」というふんわりとした表現をしています)
 
 
日本でも海外と同じようにレイキが認められる社会になるといいですね😊

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