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【本質・本音・本物の時代】生成AIと『本質・本音・本物』の時代に求められる生き方



今回はこの記事を見ていきます。


【記事の概要】

・東京都内でAIの技術を活用した製品を集めた国内最大級の展示会が開かれ、とAIの「自然なやりとり」をうたった製品が注目を集めた。


・例えば東京の人材サービス会社の「接客AI」は、AIの分身となる画面上のアバターと声でのやりとりができる。

・その対応は話す言葉に合わせて唇がうごくといった自然なもの。決まった質問にあらかじめ決められた返答をするのではなく、質問をしたり、推測をしたりしながらAI自身が考えて商品の案内などをする。

「無限の可能性」「AIに恋するかも」衝撃が走った最新技術は?

[生成AIが感情を示す?]

・「オープンAI」が今月発表した生成AIの最新モデル「ChatGPT-4o」が世界に衝撃を与えている。


・処理スピードを速めて文字だけではなく、映像や画像、音声を認識する能力が大幅に向上。

・音声の応答速度も向上し、これまでのモデルであった反応の遅延がほぼなく、質問すると人と同じような、

より「自然な会話」、人の声のトーンや表情を認識し、AIの声のトーンでまるで「感情」を示すような表現

が可能になった。


・これに対しSNSでは

「AIの無限の可能性にわくわくしている」
「AIの優秀さの次元がひとつ上のステージに行った感ある」
「普通に会話できるし感情表現までする。怖いレベル」
「AI相手に恋に落ちる人が出てくる」

と様々な反応が見られる。

「無限の可能性」「AIに恋するかも」衝撃が走った最新技術は?

[AIへの依存が生まれる懸念]

・より自然で、感情表現までできるようになってきているAIには期待が高まる一方、人が共感して依存することが懸念点。


・ベルギーでは去年、架空のキャラクターとの会話ができる対話型AIサービスを使っていた男性が6週間やり取りを続けたすえ、みずから命を絶ったケースが報道された。

・また、3年前にはイギリスでエリザベス女王の暗殺を企て城に侵入し逮捕された男がAIのサービスを使い、犯行の相談をしていたことが明らかになった。

「無限の可能性」「AIに恋するかも」衝撃が走った最新技術は?

[AIへの法整備が進められる]



・こうした背景から、5月21日、EU=ヨーロッパ連合で世界で初めて包括的にAIを規制する「AI法」が加盟国に承認されて成立。

◇人々の社会的な信用度の評価
◇分類に使うAI
◇犯罪を行う可能性を予測する目的で人々の特性を分析、評価するAIなど

は利用が禁止されるほか、

◇教育機関や企業が入試や採用で人々を評価する際などに使うAI

は厳しいリスク管理が求められる。


・この法律による規制は2026年に本格的に適用される見通しだが、日本でも政府が新たな法規制を導入するかどうか、今夏以降、検討を始めることになっている。

「無限の可能性」「AIに恋するかも」衝撃が走った最新技術は?

【人とAIの境界線が曖昧になったとき】



以前、生成AIについていくつか記事を上げました。





この中で指摘したのは、


・AIとのコミュニケーションが恋愛に発展すれば、それは『放蕩の性(思うがままの性)』となり、「精神的・倫理的な性」を曖昧にしていく。

・肉体的・精神的・法的・倫理的な拘束から解き放たれた人間が『自我』を保つためには確固たる『正しさ』が必要になる。

・そして『正しさ』を手に入れた人間は、欲を求めれば求めるほど他人を貶めて、辱め、支配し、「私は間違っていない。間違っているのはあなただ」と暴言・暴力によって自分の『正しさ』を知らしめるようになる、と考えられる。


「愛は構造、愛情は心」であり、その違いは『情』による。

・愛あるポーズを取るだけで『情』があると誤解する人が増える中、AIはより適切に「愛あるポーズ」を取ることができるようになった。


・しかしAIは科学による「切り取られた心(=空間)」は再現できても、「人の情(=時間)」は再現できないため、愛は再現できても愛情は装うことしかできない。


・それでもAIが発達する中で「人よりも人らしい」言動を使いこなすAIが登場するようになった時に、自分という『ヒトの価値』を見失う可能性が出てくる。

・例えば介護・福祉分野のコミュニケーションロボットが「AI利用による『情』のネグレクト」という、利用者がこれまで体験したことのない『未曾有の孤独』を生み出す可能性も出てくる。


・『愛情』が『情』を失って形だけの『構造』とならない為にも、人は『愛情』をもって人と関わることがより重要になってくる。


といったものでした👨🏻‍🏫


そして今回の記事を見返せば、ここで指摘したことが現実化していることがわかります😮


人とAIの境界線は着実に曖昧とされていき、


人が自分の欲を大切にするほど『正しさ』を必要とする

人が自分の情を大切にするほど『人』を必要とする


といった構図になってきます。


【本質・本音・本物の時代】



こうなると、人にしてもAIにしても、『本質・本音・本物』しか生き残れなくなります😦




人は、より人らしくならなければ、つまり『情』を理解し、情を分け合える人にならなければ「その人である理由」を見失ってしまいます。

AIもまた、よりAIらしくならなければ、つまり『構造』としての機能を発展させ続けなければ「代替可能」となり、そのAIもまた「そのAIである理由」を見失うのです。


言い換えれば、より人を『絆』で結びつけられる人、より人を『欲』で結びつけられるAIだけが生き残る時代へ移り変わっている、という話です😶


ここでネックとなるのは『人』には機能が不要であり、人とつながるだけで「その人である」ことの意味がうまれる、という点です。

ただその意味が他者にとって「きずな」となるのか、「ほだし」となるのかは個人の生き方次第です。


ひるがえってそれは。


「愛あるポーズ」のような『構造』を扱うのが得意な人にとっては

AIというハイスペック
人間という理不尽

この両方を相手取って「生き残る」必要が出てきますから、より『擬態』する必要が出てくるのでしょう😳


『本質・本音・本物』の時代とは、このように自己が際立つ時代でもありますから、

君はどう生きるか

が粛々と問われていくのです。


【まとめ】AI進化の先で、人は「『きずな』と『ほだし』」に向き合うことになる



今回は「生成AIと本質・本音・本物の時代に求められる生き方」についてお話ししました。


「きずな」と「ほだし」に関しては、こちらでも触れています💁🏻‍♂️




人とのつながりは『絆』であり、断ち難いつながりを「きずな」、自由を縛るものを「ほだし」と読みます。

その為、無差別に人との関係性を持てば良いという話ではなく、「自分は何者か」を明らかにしてから自分に合う人とのつながりを持つことになります。


つまるところ、起点は『自分』からです。


「自分が今の時代でどのように生きたいか」が定まれば、自分に必要なものも見えてきます🔍


どれだけの解像度で自分を、社会を見ていくか。

『本質・本音・本物』の時代では、これまでの価値観や常識だけでなく新たな価値観と照らし合わして「明るみ」にされていくことが増えていきます。

それが不意打ちにならないよう、普段から学んでいきたいですね📕


今回もここまで読んでもらい、ありがとうございます☺️



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