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新型インフルエンザ等対策政府行動計画と懸念点。パブリックコメント期限は5月7日と迫る。



「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」と、それに対するパブリックコメントの公募期限が5月7日までとなっております。

【記事の概要】



・政府の新型インフルエンザ等対策推進会議は24日、新型コロナウイルス対応を踏まえ、平時からの備えを充実させ、幅広い感染症による危機に対応できる社会を目指すことを目的に

新型インフルエンザ等対策政府行動計画

の改定案を大筋で了承した。


意見公募を経て、6月に閣議決定する方針。2013年策定の計画を初めて抜本的に改正する。


・改定案は「水際対策」「まん延防止」など13項目を設定。

それぞれ「準備期」「初動期」「対応期」の各段階の対応を整理し、平時の備えに関する記載も大幅に増えた。

【新型インフルエンザ等対策政府行動計画について】



この『新型インフルエンザ等対策政府行動計画』とは

「新型コロナウイルスや新型インフルエンザ以外も含めた幅広い感染症による危機に対応できる社会を目指す

ことを目標に


①平時の準備の充実
②対策項目の拡充と横断的視点の設定
③幅広い感染症に対応する対策の整理と柔軟かつ機動的な対策の切り替え
④ DX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進
⑤ 実効性確保のための取組


といった行動計画を定めることで


「新型インフルエンザ等による感染症危機が 発生した場合に、国民の生命及び健康を保護し、国民生活及び経済に及ぼす影響が最小となるように」


図るものです。

【新型インフルエンザ等対策政府行動計画の懸念点】



この「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」の中には、


・偏見・差別等の防止や偽・誤情報対策も含めたリスクコミュニケーションのあり方などの整理


も組み込まれています。

新型インフルエンザ等対策政府行動計画改定の概要(案)



これは端的に言えば「国や専門機関が発する情報が『正しい』」ことを前提にしています。


ところが先日のコロナワクチン集団提訴において、2021年に投稿された河野太郎ワクチン接種推進担当大臣(当時)とYouTuberのワクチンに関する対談動画での発言が、実態と乖離した誤情報だったのではないかと物議を醸しています。


他にも、岸田首相の3回目のワクチン接種の呼びかけが書かれており、この動画については「副反応報告など不利益情報についてまったく触れられていない」など、国や専門機関の情報発信に偏りが見られる案件が散見されました。





これに対し、兵庫県川西市議会議員の長田たくや氏が疑問点・懸念点をまとめています。


例えば


・フェイクニュース・誤情報の拡大の防止とあるが、国の情報が誤っていた場合、すみやかに周知することについては何も触れていない。

誤情報等の判断はどこの責任で行うのか、後になってその情報が正しかったとわかった場合、どのような責務を負うのか。


といった国民の生命や健康に関わる重要なポイントを指摘しており、新型インフルエンザ等対策政府行動計画について一人ひとりが考えるきっかけを提供しています。




また、こうした国の偽・誤情報対策を

「国家権力が個人の言論を握りつぶしている」という民主主義的悪手

として、社会に起き得る弊害についてまとめた記事もあります。



中でも「「エビデンス」を国がジャッジする危険性」については


・国家が病や薬害についての「エビデンス(科学的根拠)」をジャッジして、国民に言論統制を求めていくと「ハンセン病」の時のような悲劇を再び招く


ことを指摘しており、こちらは国民一人ひとりが知る必要のある内容だと考えます。


【パブリックコメントの受付期限は5月7日18時まで】



今回の「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」に対するパブリックコメントの受付期限は5月7日18時までとなっています。




日本に住む一人ひとりが意見を伝えられる機会、その期限を連休中に挟むことに関しては、いろんな意見があるかと思います。


ただ、連休中でも日本国民であることに代わりはないので、

これからどう生きたいか

をこの場で整理して、連休明けを気持ちを新たに迎えるのも良いのではないでしょうか。


2020年の『コロナ禍』が、皆さんにとってどのような生活だったのか。

そしてその生活を求めた国や専門機関の対策はどのような成果を生み出したのか。



ここを振り返らないまま2024年上半期を終えるのは、なかなか危うそうな気配がします。


【まとめ】自分に合った選択をする為に



今回は「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」とその懸念点、パブリックコメントの期限について見ていきました。


医療・介護従事者や一部の方を除く多くの方にとって「コロナ禍」は過去のもので、今更振り返るものではないかもしれません。


しかし僕たちは2024年現在、あるいはこれ以降もコロナ禍を踏まえた世界を生きていくことになり、時間が過ぎるほど「自分に合わせた『選択』」が難しくなります。

2024年5月6日なら間に合うことも5月7日では間に合わず、それによって自分の生活あるいは健康に多大な影響を被ることになるかもしれないのです。





僕は2020年2月に、当時勤めていた施設の方から勧められた整体の先生と出会うことで考え方・生き方が変わりました。




新型コロナウイルス騒動に関しての多角的な視野と、現場の医師の声などを教えてもらうことで自分で「免疫」「ウイルス」「ワクチン」について、その基礎を学ぶことで『自分に合った選択』をすることにしました。





その後紆余曲折あって、レイキのボランティアとしてコロナワクチン後遺症に悩まれる方々へのヒーリングを行う機会を得ました。

そこで「当事者の声」を聞くことで、自分の選択が更に研ぎ澄まされていくのを感じました。





一人ひとり、なにがきっかけで考え方・生き方が変わるかはわかりません。


ただ、何かの縁で「知る機会」が得られたのなら。


それを『アルゴリズム』や『偶然』と片付けて素通りしてよいものか、一旦立ち止まって考えて欲しいと願います。




この他にも介護ブログや読書ブログを運営しています。

今回の記事に共感してもらえたり、興味を持ってもらえたなら、ぜひご覧ください☺️


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