TED talks: How great leaders inspire actionを聞いて

今回みたted talksの内容が非常に面白かったので、共有。


人間が行動をする際には3つの段階を経て、実際にの行動が表れるというのである。


これをこのスピーカーは why how what という3つの階層を持った円で表している。

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なぜ、この世には質がいいのに売れないものがあるのか?逆になぜ、appleの製品は売れるのか?

この謎を解き明かすのには、この3つの段階が重要な役割を果たす。


通常の人間の場合、自分の売りたいものがどのような特性や性質を持っているか、から説明していく。そして、どんどん内側へ、、、

しかし、歴史において成功してきた偉大な人間たちは、whyから物事の説明をする。

「なぜその事業をしたいのか?」

ここが明確であることが、人々の興味を引き付けるというのだ。

というのも実は、人間は、whyに共感することによって、何かのサービスを使おうとするのである。

これが、モノを売る際にwhtから入る人が、どんなにいいものを作っても売れない理由である。

具体例として、マーティン・ルーサー・キングやライト兄弟が、成功したのは、このwhyが明確であったことに起因するという。

ライト兄弟は、成功に必要だといわれるお金、技術などはなかったが、飛行機を発明した。


ここで、スピーカーは面白い理論を紹介する。

普及学 英語だとlow of the diffusion of innovation かな

アーリーアダプターとかイノベーターとか呼ばれる人達は、直感的にサービスを消費するけど、そのあと、普及していくには人口の17%程度以上を越える必要がある。

その臨界点を超えることで、市場の状況が一気に変わる。


この17%の臨界点をこえるには、消費者に自分事として、whyを考えられるようにしてあげることが大事である。


消費者が、リーダーのwhyに共感した場合に人は動くということを覚えておかねばならない。

キング牧師がかの有名なスピーチをしたとき、彼は別にビラ配りや、広告は一切行っていない。彼はただ、なぜ自分がこの活動をするのかを述べただけだ。


それが"I have a dream." に反映されており、"II have a plan.ではない理由である。


この、whyに力を入れないといけにというのは、社会的起業にも通ずることがあると感じる。

先日、ボーダレスジャパンの田口一成さんの本を読んだときにも同じことを言われていたなと思いだした。

資本主義社会において、会社が事業をやるのはそこに儲かる市場があるからであったり、特別な技術をもっていたり、といったところだろうか…

しかし、田口さんは、「今起業家が考えなければならないのは、whyであって、自分がどのような社会問題に目を向けていて、それを解決し、どのような社会を目指したいのかである」と言っていた。


これまでの資本主義における会社のあり方にすごく疑問を持っていた僕は、今日のted talks と田口一成さんの本の内容が正に一致し脳汁が出た。


最近、就活とかで稼げる業界なども見て信念が揺らいでいたが、自分がどのような未来を築きたいのかという面に再度目を向けて、改めて自問自答しようと思う。


ちなみに、僕がずっと思っているのは、この世から国境がなくなって、すべての人が自分の生きたいところに行き、楽しく暮らせる世界である。

今こんなことをいうと過激派とか思われるかもしれないけど、、、

国境がなくなって、人々が思いのままに、自由に国と国を行き来できるようになったら、どれだけワクワクの世界になるだろうか?


これの達成には、この世からテロの脅威をなくすことをなくすことも必要だろうし、多文化理解を進めることも大事だよな。


どれもデカすぎる課題で、何から手を付ければいいのだろうか?

どうやら、まずは、自分に何ができるのかを考えていく必要がありそうだ。



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