日本語を勉強する外国人であり、また日本語教育を探求する研究者として学んだこと
このメールを受け取ったとき、すごく嬉しかった。
修士課程を修了するために2年間の深い学びと努力を重ねた後、初めて筆頭著者として論文が受理されたことは、自分が学者としての一歩を踏み出したという感覚を強く感じさせた。
この論文の出版にあたり、これまでの研究の道筋について考えを巡らせることにした。結局、18歳で高校を卒業し、脳神経外科医になろうと考えていた当時の私の目標は、明らかに時間とともに変わってきた。
本記事では、この道のりについて考察し、この研究がどのように生まれ、今