見出し画像

【神ノート術Ⅲ】思考を繋いで現実化する!アイディア・ノート『リンク・システム』の使い方ⅱ

 紙のノートで、異なるページ間を(ブログみたいに)リンクできたら便利なのになぁ。。

 と思ったことありませんか?

 ◇ 以前書いたメモの続きを、離れたページに書いた時。
 ◇ 以前のメモを、参照してもらいたい時。
 ◇ 以前モヤモヤとして、分からなかったことが、今になって繋がり、解決できた時!

 ノート内のページを繋ぐことができたら、あなたの毎日は、もっと創造的になるはずです。

 そんなこと、一体どうやって行うのでしょうか?



⒈「ページ数」になる「日付け」の書き方


 ノート内の異なるページをリンクするために、まず必要になるのが、ノートに “ ページ数 ” を振ることです。

 が、そんな面倒なこと、いちいちやってられません。

 そこで、各ページにメモを取る時、「日付」を書くついでに、それを「ページ数」として活用していきます。


 次の写真では、見えている各ページ左上に、[20E][9.21A][21B][21C]と書かれています。


 これらはつまり、「9月 20日」「9月21日A」「9月 21日B」「9月 21日C」という意味です。

 「日付 + A, B, C, D …」によって、日付のメモをしながら、「ページ数」を作る・振ることができます。

⒉ ページをリンクする表記のルール


 ノートにメモしながら “ ほぼ自動的に ”「ページ数」を割り振れば、「各ページをリンクすること」はもうかんたんです。

 「これについては、9.21B も見てね!」

 というようにメモを添えれば、「指定のページ」へとジャンプさせる(案内する)ことができるからです。

 それらを基本のルールとして、さらに、数文字のメモでリンクを示す、表記のルールを作りました。

 使い方の例を見ていきましょう。

 まずはこのページ。
 「14G」と左上にありますので、(9月)14日にメモしたページです。

 (1日の最初のメモ・ページの際は、「(9)」も添えて、同じ日の2ページ目以降は、「月」を省略していいと思います。)

 このページの右側に、[→17A]というリンクが貼られています。

習慣・ルーティンは毎瞬リセット・ゼロ

 では、(9月)「17日A」のページに飛んでみます。

こどものように習慣の毎瞬リセット

 関連する、リンクされたメモがありました。
 ここにも、[←14G]と添えられています。つまり、“相互リンク” されています。

 ※ リンクする場合、必ずしも相互・双方向にリンクする必要はなく、一方通行でもOKです。
 今回は、どちらのメモも「9月」でしたので、リンク・メモの「9」(月)を省略しています。「10月20日」のページにリンクしたい時は、[→10.20B]のように書くわけです。

a. 方向を示す「矢印」


 リンクする際には、左右どちらかの矢印を用いて、

今見ているページよりも過去なら、左向きの矢印「」。
今見ているページよりも未来(先)なら、右向きの矢印「」。

 ノートの、進んでほしい方向を示します。

b. リンク先を示す「位置情報」


 「開いたページの、どのあたりに関連するメモがあるか?
 を伝えるために、矢印にちょっとした仕掛けをします。

 よく見てみると、矢印に、小さな点・ドットが付いています。

分かりやすく描き直しています。


 矢印に付いたこのドットは、リンク先のページの、どのあたりを見たらいいか?という位置情報システムになっています。

 ノートを開いた、左右と上下を4つに分けて考え、矢印の上下左右にドットを付ける。


 だから、リンクを示している矢印のドットで — リンク先ページの「左上」なのか、「右半分」なのか、「ページ全体」なのか — どこを見たらいいか指示されている。

 (ページ全体を見てほしい場合は、ドットを付けません。)

 なぜこの方法を採用したかというと、
 「リンク先ページの、上から12行目を見てね!
 といったメモでリンクしてもいいのですが、「12行を数える」というのは意外と面倒です。

 でも、パッと開いたページを、4部屋に分けて考えて、「だいたい左下あたり」とか、「ページ右半分」のような指示(しかもドットだけで表記可能)の方が、効率的で便利!と感じたからです。

 頭で理解しようとせず、ぜひやってみてくださいね。
 本当に便利だし、かんたんですから。

 こうして、ノートの中身 — メモ、アイディア、ひらめき — が、立体的に構成されるようになります


⒊ 数ページのリンク方法


 ページをリンクできるといっても、「ひとつ先のページ(1枚未来へめくる)」とか、「2、3ページ戻った(過去)ページ」にリンクしたい場合については、「日付=ページ数」でリンクせずに、以下のルールを用います。

a. 次・前ページへ


 [→次P]または、[←前P]と書く。
 (1枚、次のページへ、前のページへ!の意味)

b. 2〜3ページ先・後ろへ


 [→2P]や、[←3P]というように書く。
 (2ページ次へ、3ページ前へ!の意味)

c. ノートを操作しやすいように書く


 なぜ、数ページのリンクの場合は、「日付」を用いないのか?というと、その方が、操作が楽だからです。

 [→9.17F]と[→2P](2ページ次へめくれ!の意味)とが、同じページを意味していた場合、後者の方が、操作として直感的に分かり、楽ですよね?

 だから、1ページとか3ページ程度のリンク時は、「日付」を用いず、「めくってほしいページ数」でリンクします。

※ ページのカウント方法について


 以前もお伝えしたように、『神ノート術』では、左右のページを、1ページ・2ページ…とカウントせず、「左右両方で1ページ」とカウントします。

 なぜこのルールにしたかというと —

 ふつうので、「80ページ」から「84ページ」にジャンプ(リンク)させたい時、「4ページ先へ」と伝えるわけですが、

 神ノート術では、「2ページ先へ(2枚めくって)!」という指示となり、こっちの方が、シンプルにリンクを貼れ(書け)即座に操作できるからです。

 … ピンとこなければ、適当な本を1冊手に取って、やってみてくださいね。

 ページのカウント方法について、関連記事。
【神ノート術Ⅵ】1冊のノートに全部!まとまる ~ バック & フロント・インデックスの神技 ~|ページの数え方について

ここから先は

658字 / 1画像
この記事のみ ¥ 330
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

Mattyの活動へのお礼、応援、支援はここからお願いします。