「君の名は」と同様、現代人のニーズにマッチしたコト消費映画
(ネタバレあり)
最近のヒット映画、「君の名は」と共通する点がいくつかあった。
キーワードは、
目が離せない、あっという間の体験、
少しの感動と笑い。
一つ目は、あっという間であること。
無駄のないシーンで、目が離せない展開がテンポ良く進む。理解が追いつかないこともなく、誰もがストレス無くストーリーを追うことができる。
忙しい現代人にぴったりだ。
二つ目は、鉄板ネタによる少しの感動と笑い。
誤解を恐れずにいうと、ストーリーはありきたり。
「君の名は」は、男女の入れ替わり、目新しくも何ともないもの。「カメラを止めるな!」は、カメラを止められない生放送に起こりがちな小さなトラブルが集合。
しかし、王道であるが故、確実に感動することができ、笑うことができる。鉄板ネタなのだ。
しかし、どれも予想を超えるものではなく、大感動・大爆笑とはならない。
退屈ではないといえ、十分に暇つぶしになると現代人は考える。
この二つのキーワードを満たす映画であり、ヒット映画「君の名は」と共通している。
最近流行りの、コト消費の対象としてヒットする。
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