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シティリーグAS 決勝トーナメント進出!ダンデリザードン!~ポケカプレイヤーの75%はリザードンと対面した時の立ち回りを知らない!?~

こんにちは。
今回は私や練習仲間がシティリーグASで使用したダンデリザードンのデッキについてお話ししたいと思います。
ダンデリザードンは今後の環境でも十分戦えそうなスペックを持っていると個人的には思っています。
この記事をご覧になる方が今後、リザードンを使うにしろ、使わないにしろ、ダンデリザードンがどういう構築でどういう立ち回りをしてくるかを知ってもらい、万が一、対戦した場合どうやってリザードン相手に勝ち星を上げていくか参考にしていただけたら幸いです。
デッキの構築や採用理由については無料で見ることができます。
有料部分は投げ銭も兼ねたおまけの部分として設定しました。
ツイッター上でアンケートをして投票者の約75%が知らなかったダンデリザードンを相手にしたときの効果的な立ち回りなど、こういう行動をするとリザードン側はつらい!と練習で感じた立ち回りを紹介します。

使用したメンバーの大会結果


今回、私自身はこのデッキを使用し、シティリーグで予選4勝1敗の予選順位9位で決勝トーナメントに残ることができませんでした。
ですが、練習仲間が別の会場で同様のデッキを使用し、3勝1敗の予選3位で決勝トーナメントに進出しています。
また、もう一人の仲間は2勝2敗で予選16位でしたが2敗のうち1敗はデッキ事故、1敗は緊張と焦りからのプレイングミスだったとのことです。
使用者全員が予選で1度は手札がかみ合わず負けています。
ちゃんとデッキが回っていて致命的なプレイングミスをしていない対戦ではどのデッキと対戦してもしっかり勝てています。
練習した体感では事故率は20%ぐらいに感じていましたが大会の結果を見ても事故率は大体それぐらいでした。


デッキ選択の経緯


CL愛知に向けて練習仲間のしろくまさんとデッキについていろいろ話していた時にバトルセンスリザードンの話題が上がったところから始まります。
CL前に流行っていたビクティニパーフェクションおよびミュウツー&ミュウGXのデッキ全般に強く出ることができ、
各地の自主大会等で上位に入賞したデッキをみるとグッズロックをしてくるデッキはいなかったこと、
マリィの採用枚数が平均的に減ってきていること(実際数字として出していないので感覚で)、
メタ外のデッキでもあり相手プレイヤーのプレイングミスを誘える可能性があることから自身のシティリーグでダンデリザードンの使用を検討しました。
CL愛知終了後、シティリーグASではミュウツー&ミュウGXのデッキ(悪・炎・草)、ADPZ、連撃ウーラオス、ムゲンダイナを使ってくる人が一定数はいるだろうと予想しました。
リザードンと合わせて連撃ウーラオスのデッキも選択を検討していました。
しかし、ミュウツー&ミュウGXのデッキ全般に勝てるか怪しかったこと、ミラーマッチになった時に相手より優位に立てるようなカードやプレイングが思いつきませんでした。
リザードンのほうが当日どんな環境でどんな相手と当たっても勝てそうに思ったのと、回せば回すほどこのデッキを気に入ってしまったので最終的にこのデッキを選択しました。

実際に使用したデッキ


デッキの構築にあたりKouさんがあげていた動画や遊々亭の記事を参考にしました。

https://yuyu-tei.jp/blog/poc/news.php?d=2021%2F02%2Fkou_c8


そしてKouさんやちゃきさん、様々な方から細かい部分をアドバイスもらい、以下の構築が完成しました。


当日私が使った構築(4/4時点の構築)

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4/4大会終了後からのメタの変化
悪MMの使用者が増えてきた
無人発電所入りのムゲンダイナの入賞が増えてきた
連撃インテレオンウーラオスのデッキに無人発電所や特性シャドーボックスのミミッキュが採用されたデッキの入賞が増えてきた
と感じ、オドリドリGX、デデンネGXの使いどころが難しい状況が増えてきたと考えました。
GXポケモンはとても便利でしたが、なくてもリザードンに進化できればデッキが回りました。デデンネGXは無人発電所さえ出ていなければ役に立つシーンが多かったので、後半の2名はデデンネGXの採用を継続し、オドリドリGXを抜いたデッキになりました。

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カードの採用理由


・ヒトカゲ(ひのこワザ持ち)4枚
HPが70あることと、キングブレイズでダメージが足りずきぜつさせることができなかった相手のポケモンにダメージをのせることができるので採用。
ダンデ+ひのこで60ダメージ出せるのでマッドパーティのアタッカーはリザードンに進化せずともきぜつさせることができます。(多分このヒトカゲを採用していないとマッドパーティに不利をとります)
・リザード2枚
HPが90なのでレベルボールでサーチできることと、1エネで20ダメージを出すことができるので採用。
・リザードン(バトルセンス)4枚
メインアタッカーなので文句なし4枚採用。
因みに、たけるとうきのリザードンはコンセプトが違うのでメインアタッカーの数を減らしてまで入れるべきではないと考え不採用。
ファミポケのリザードンGXはワザを使いたくてもエネルギーを4枚貼ることが難しいので不採用。
・フーパ
ムゲンダイナやマッドパーティを相手にした時やリザードンの準備が間に合わない場合のサブアタッカーとして使います。
・へラクロス
ADPZがオルタージェネシスGXを使ってきた返しでどひょうがえしを決めます。
へラクロスをどうやって使うかはKouさんの動画を参考にすることをお勧めします。

https://youtu.be/XU_VeV1gEYQ


・ミュウ
連撃ウーラオスのベンチ狙撃を防ぐため採用。
連撃ウーラオスデッキ相手の場合は連撃ウーラオスにエネルギーを1枚付けてきた返しのターンには遅くても出したいです。
キングブレイズでダメージが足りずきぜつさせることができなかった相手のポケモンをサイコパワーできぜつさせたり、マッドパーティのヤバチャをきぜつさせるために使ったりします。
・ミュウツー
トラッシュに落ちたサポートを使いまわすため採用。ワタシラガVとは違い、回収ネットで使いまわすことができるもの強い。逃げるコストが2なのが玉に瑕。
・カビゴン2枚
リザードンが育つまで前に出して手札を補充できるのが強い。
逃げるコストが3なので回収ネットを使わないとバトル場から逃がすことが基本的にできない。
序盤で盤面をつくるためにかなり重要なカードであるが、終盤には不要になるので2枚の採用に落ち着きました。
・ヤレユータン
手札のダンデとデッキトップのカードを入れ替えて、バトルセンスでダンデを落とすことができます。
また、博士の研究やデデチェンジで巻き込んでトラッシュしたくないリザードンやふしぎなアメ、炎エネルギーなどを山に戻すこともできます。
このカードを入れたら安定感が結構増した気がします。逃げるコストが2なのが玉に瑕。
・デデンネGX
どうしても必要札を引き込みたいときにクイックボール(ポケモン通信でも)でサーチして使えるドローソース。
サイドを1枚ずつしかとられないことがバトルセンスリザードンの強みであるが、どうしてもデッキが回らないときや特定のカードを引いたら勝てるという盤面になったら惜しみなく使います。
雑に使うと最終的に負け筋になることがあるので注意です。
・オドリドリGX
前で闘っていたリザードンが気絶したら3枚引けるので後続のリザードンを立てやすくなります。
後続が続かず息切れを起こすことは減りますが、無人発電所やシャドーボックスのミミッキュが場に出ていると使えず、悪MM相手に出してしまうとサイドを3枚取られるので出しづらいです。
なくてもデッキは回るので使いにくいデッキが増えている環境であれば思い切って抜いてもいいカードかもしれません。
・ガラルジグザクマ
キングブレイズの足りない打点を補います。
キングブレイズの最大打点はダンデを使用しトラッシュに4枚ダンデがある状態で330です。
そのダメージに加えてかんしゃくヘッド1回でムゲンダイナVMAXを、回収ネットを使用し2度かんしゃくヘッドでダメカンを乗せたらストーン闘エネルギーがついたれんげきウーラオスVMAXもワンパンできます。
・クイックボール
場にポケモンが並ばないといけないので4枚採用。ダンデをトラッシュに送るときにも使います。
・レベルボール
場にポケモンが並ばないといけないのだけど対象が限定的なのと枠の関係から3枚採用。
・ポケモン通信
場にポケモンが並ばないといけないのだけど手札にポケモンがいないと使いえないし枠の関係から3枚採用。
・回収ネット3枚
唯一の入れ替え札。序盤でくいだめの役目を終えたカビゴンを回収するために使います。
逃げるコストが2のポケモンが対戦開始時のバトル場に出てしまった時にも使います。
逃げるコストが1のポケモンを逃がす際は使わず、カビゴンを回収するためにとっておくようにしましょう。
・ふしぎなアメ4枚
リザードンに進化できないとどうしようもないデッキなので4枚採用。
・ふつうのつりざお2枚
きぜつしてトラッシュへいってしまったリザードンやバトルセンスでトラッシュしたポケモンやエネルギーを回収するため2枚採用。
このカードが2枚あるからといって必要以上にヒトカゲやリザードンを落とさなように注意です。
・ダンデ4枚
山札を見るときにサイドへ何枚落ちてしまったか必ず確認するカード。
・溶接工4枚
3枚でもいいかなーとも思っているけど、2エネついていないとワザが使えないし、絶対に使いたいというターンが必ずあるので手札に来やすいように4枚採用。
・ボスの指令
本当は2枚ほしいカード。ミュウツーのマインドリポートで使いまわすことができるので1枚だけになりました。
・博士の研究2枚
なんやかんやで一番つよいドローソースなので2枚採用。
手札にあるダンデをトラッシュに送って7枚も山札を引くことができます。
序盤や中盤で盤面をつくる為に役に立ちます。
・巨大なカマド2枚
山札を圧縮するために使ったりダンデをトラッシュするために使ったりするので3枚入れてもいいかもしれないです。入れる枠ないけど。
・炎エネルギー9枚
8枚だとエネルギーの管理が難しいうえにクラッシュハンマーが入っているデッキを相手にした場合エネルギーが足りなくなり、10枚は多く感じたので9枚に落ち着きました。
アタッカー以外のポケモンにエネルギーを貼ったり、ふつうのつりざおで回収できるからという理由でエネルギーを落としすぎると、バトルセンスで意図せずトラッシュすることも多い故に足りなくなるので無駄にトラッシュに送りすぎないように注意です。

最後に


どのデッキと対戦しても目指したいことは、ヒトカゲをリザードンに進化させて、エネルギーを2枚つけて、ダンデをたくさんトラッシュして、相手のポケモンに大ダメージを与える…ということです。
やることは簡単そうですが、ちょっとしたプレイのミスで一気に形勢が逆転することもあるので1つ1つの行動を起こす前に一呼吸おいて、
「今からやる行動はこのターンでプレイできるベストな行動か?」
「今の手札や引いてくる可能性のあるカードでよりベストな行動はないか?」
を常に考えて立ち回っていました。
結構頭を使うし、難しいデッキかもしれませんが、ルールを持たないポケモンが大ダメージを与えてサイドを一気に3枚とるのは快感でしかないので興味があるかたはぜひ使ってみてください。
このデッキを組むにあたり、参考にさせていただいたKouさんや細かなアドバイスをくださった方々、一緒に練習してくれたポノタミのメンバーには本当に感謝をしています。
この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

以下はおまけの有料部分です。
様々なデッキと練習して、こういうプレイングをされるとちょっとつらかったという相手プレイヤー側のプレイングを紹介します。
場の状況によって紹介するプレイングが必ずしも正解とは限りませんが、読んでいただいた方が知識として何か吸収することができれば幸いです。

こんなプレイングをされるとダンデリザードンはつらい

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記事を読んで頂きありがとうございました。WCS出場に向けて日々頑張っておりますが、大会参加には高額な渡航費、資金がかかる為、もしも今後の私の今後の活躍を応援をして頂ける方がいらっしゃいましたら、サポートという形でお力添えして頂けると大変励みになります。よろしくお願いいたします。