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もう真顔では観られない「大河」オープニング

※注※ 歴史・ドラマについての考察などにかすりもしない記事です。がっかりしないでください。


歴史には疎い私だが、歴史ドラマは割と好きで
たまにハマって観ることがある。

現在、残り回数わずかとなってきた
「鎌倉殿の13人」は毎週欠かさず観ている。

あれ?ちょっと待って、合ってる?

「鎌倉殿は13人」 だっけ?

いや、違うな 
「鎌倉殿に13人」・・・?

まあいいや、
鎌倉時代といえば「源頼朝」だよね?

あと、誰だっけ?迫力のある尼さん、

「北条政子」あー、そうそう!

えー?  北条政子って頼朝の奥さんなの?
苗字なんで違うんだい?

この惨たる知識欠如。

それでもハマるものはハマるし、観たい。


ここ数年、
ほとんどテレビは観なくなったが
日曜の夜8時になると
何も言わなくてもテレビがつけられ、
二男(32)はNHKにチャンネルを合わせる。

二男も私以上に歴史に疎く、
中学の頃は小野妹子は女性だと思っていた。

だから「鎌倉時代」は頼朝以外に
学校の授業での記憶はないという。

そもそもオレ、その授業受けてないのかな?
そんなわけないのに、そう呟いていた。


こんな親子が大河ドラマを観る。


「こいつ、誰だっけ?」

「知らん。」

「なんか、小栗(北条義時)と幼馴染みっぽい。」


がさつが過ぎる問題発言が行きかう。


だが、視聴回数を経るごとに
息子もネットでそれなりに予備知識を入れて
にわかうんちくを語り始めるようになり

私は私でnote記事の受け売り知識で
そのうんちくにコメント返しするようになった。


しょせん、親子でエセ同士なので
耳慣れない古語的な台詞には

「ん?」
「え?」

意味がわからず同時フリーズする。


「今、何って言った?」
「わからん、俺に聞くなって。」

「さっきは解説してみせたじゃん。」
「あれはそうかな?って気がして。」
「気のせいかい!」



・・・でもまあ、エセでも
息子との会話が増えるとは嬉しい誤算である。

それだけでも大河さまさま。


そして、更に大河ドラマを楽しむ私に
追い風のような記事が投稿された。

※きょくさんは文才のみならず、絵のうまさも!

きょく家ではこの大河オープニングに
オリジナルな「演出」が繰り広げられているという。


オープニング曲は荘厳さを感じさせる、
しかも、「和」テイストで大河に見事にマッチしていて
めちゃくちゃカッコいい交響曲仕立てである。

日本人の作品だと思ってたら
作曲者はエバン・コールさんという
アメリカの方というから驚き。

私もCDが欲しいくらいすごく気に入っている。

            約2分程度。ご存じない方は是非ご覧ください!

一方、映像では
武士が刀を構える勇壮な立ち姿や
兵士たちが果てて横たわる戦の場面、
マリア像のような尼僧の佇まいに公家の蹴鞠など

武士の世を映す様々なシーンを
精巧なCGによって展開していくのだが

きょく家の2人(旦那さんと5歳の息子さん)は
これら、それぞれのシーンを
流れる映像に真似て「ポージング」するのだそうな。

そこには刀や馬など、手作りの美術小道具も
用意されているとか。
(尼僧なりきりでは頭にバスタオルでも巻くのかな?)

そしてテーマ音楽の曲調が
少し緩やかになる後半の入り、

幼子を抱いた母親と、それを背後から
穏やかに見守る父親のシーンがあるのだが、

だんなさんと息子さんの二人では足りず、
ここで「きょく殿は3人」となる。

つまり、きょくさんご自身が駆り出される。

きょくさんが息子を愛おしそうに胸に抱え、
そんな妻子を後ろでそっと包み込むだんなさん。

クライマックスシーンというわけだ。



私はこの荘厳なメロディに耳を傾けつつ、
展開されて行くシーンに
「きょく殿の3人」を重ね合わせる。

白飯が三杯イケる妄想だ。


きょく家アレンジが加わったことで
壮大で感動的なオープニングは変容を遂げた。

馬に乗った体の息子さん、  

尼僧もどきのだんなさん。


「ウケる要素ゼロだろ」
私の様子を怪訝そうに見る息子。

「へっへっ」
理由は教えない。
内心ほくそ笑んでいる。


もう、私は吹かずにオープニングを観られない。

白飯3杯いけるとはいえ、
この2分間はキケンなので飲食禁止である。




コメントマスターからもこのようなリアクションが。↓

ライフハックを感じている様子の率直なご意見w


きょくさん、
新しい大河の楽しみ方をありがとうございます!

来週がまた楽しみ ♪


ちなみに私の息子対応策用の参考記事はこちら ↓

洞察・考察ハンパねえ、しかもハンサムな文章。 神✨
コメント欄がこれまた宝箱!必読である。
他にも「鎌倉殿~」考察記事たくさん投稿されててありがたし。

虎の威を借るキツネと喜んで呼ばれちゃう。


今日はこの辺で
では また。




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