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共同配送問題は協調ゲームではない

一見すると、ゼロサムの協調ゲームに見えるけど人間はそんなに賢くない。相手を裏切るのだ。営利企業なのだから非ゼロサムの非協調ゲームになるだろう。建前と本音は違うのだよ。勉強しとこうかな… いつ振られるか分からんからな。

下の2冊(正確には1つ目は3冊セットだったので4冊だが)を調べたが、知りたい事が書いてないので上の第3版を買った。実は第1版は持っていたのだがあまりにも難しくて読めなかった経緯がある。

あ、思ったよりも難しくない。
前に読んだのは第2版で20年前?10年前だったか。
1ページも読めなかった。


例えば… 
自社の共同配送は協調ゲームか、非協調ゲームか?
社内のA工場とB工場が共同配送を考える。両工場とも生産金額があって、そこから各種製造コストを引かれたのが製造利益になって、両工場とも自分の製造利益を上げたがる。工場Aはなるべく、工場Bの車で運びたがるだろう。一方で工場Aの発送担当者は、いつ取りに来るんだか正確には分からないB車の車に積み込む事で納入が遅れれば怒られるのは自分だ。嫌だから工場Aの車で運びたがる。これを解決するには、本社が「工場の評価は生産金額だけで行い、物流費は考えなくていいよ」と言ってあげないとならない。でも、本社はそんなリスクを負いたくない。こうした葛藤が各部署で繰り広げられるから、非協調ゲームであろう。しかもコストは増えていくから、非ゼロサムゲームだ。
仮に本社が責任を持ってくれるならば、協調ゲームになる。

これが競合関係にある他社同士ではどうなるか?
当然、非協調の非ゼロサムゲームだ。



考えをまとめていたら、もっと面倒な事に気づいた…


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