読書感想『ブギーポップ・カウントダウン エンブリオ浸蝕/ブギーポップ・ウィキッド エンブリオ炎生』※ネタバレ注意
今週読んだ本は著作上遠野浩平のブギーポップ・シリーズ第七巻、第八巻『ブギーポップ・カウントダウン エンブリオ浸蝕』『ブギーポップ・ウィキッド エンブリオ炎生』でした。
今回はサムライ/イナズマこと亨君がメインのお話になっています。今作は単純にサムライの一騎打ちのための話なのかな?と読んでいる途中ではテーマをつかみかねていたのですが、あと語りを読んで本当にただの『闘い』の話だったことを知りました。
なんかこのシリーズでいちばん感想を書き辛い作品な気がしており、すでに筆が止まっているのですが、これは単純に『かっこよかった』でいいんですかねぇ。ミステリー感もSF感も過去作と比べても薄いのでどうにも感想に困るのですが、とにかくかっこよく生きる男の話だったのかなと思っています。
途中の穂波さんの過去話もかなり哲学的に好きでした。人は何のために生きていくのかという話ですね。価値を知るために生きていくという考え方は好きです。
(本当にこのくらいしか話すことがない気がする…)
(ほかになにかあったっけ…)
個人的に織機ちゃん好きなのでこのまま幸せになってほしい…
というわけで今週読んだのは『ブギーポップ・カウントダウン エンブリオ浸蝕/ブギーポップ・ウィキッド エンブリオ炎生』でした。
このシリーズはさくっと読めるものが多く、次々読み進められますが今回がとりあえずは最後です。
重版されていないこともあって新しく買うのにもなかなか大変ですね。いつか再版されることを期待して待ちたい。
というわけで次は同じ作者の『冥王と獣のダンス』を読みたいと思います。
それでは最後まで読んでくださった方いらっしゃればありがとうございました。
著者Twitter:まがしき @esportsmagasiki
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