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連載「プルーストを読む生活」を読む生活①

2021.2.22.
 「読んだ本の感想を書いてみませんか?」と note がそそのかすので、書いてみようと思う。
 というのはウソで、たぶん感想は書かない。
 ただ、本についての話だったり、話じゃなかったり。
 連載タイトルはウイリアム・ブリテンの推理小説『ジョン・ディクスン・カーを読んだ男』にちなんでつけた。
 いや、正確にはその本が登場するマンガ『バーナード嬢曰く。』にちなんだというべきだ。
 『バーナード嬢曰く。』はミーハーな気持ちで読書と向き合う主人公の女子高生と、その仲間の本オタクたちについてのお話だ。
 そのマンガに『ジョン・ディクスン・カーを読んだ男』について登場人物たちが話すくだりがある。
 そこで登場人物のひとりが、「もし僕が『ジョン・ディクスン・カーを読んだ男』を読んだら、『ジョン・ディクスン・カーを読んだ男を読んだ男』になる」というような趣旨の発言をする。(たしかそうだった気がします。そのマンガを持っていたけど、持ってくるのを忘れました。忘れてなかったら持ってきて出典を確認します。こういう引用のいい加減さについても『プルーストを読む生活』で触れられているので、あらためて書きたいと思います。)
 『プルーストを読む生活』という本を昨日から読み始めてますが、その私が自分の生活について書けば『「プルーストを読む生活」を読む生活』になるわけです。
 というわけで、どうぞよろしく。
 あ、今日誕生日だった。

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