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やっぱり河村さんこそがリコール不正の首謀者だと推測しちゃう理由

前説

春ごろにそういう内容を喋った動画を投稿してたのですが、近ごろ別件で河村さんが世間から絶賛"噛みつかれ"状態になってるのに意地汚く便乗して、ここ(note)で、文章化して復刻してみます。

事実列挙(特に法律面の)

・リコール署名は原則として『主催者集計で目標数を越えていた』場合のみ、選挙管理委員会に提出可能である

・その際、選管審査により一定数の署名が無効化したために目標数を割り込んでリコール不成立、はもちろんあり得て、その場合は目標未達ながらも有効署名数は選管から発表されることとなる

・一方で『主催者集計で未達』という体たらくならば署名簿はそもそも選管に提出できるものではなく、最終集計数が公的に追認されることもない(いわゆる「主催者発表」しかできない)

以上を踏まえ、もし仮に、

『目標数未達であることが主催者目線でも明白であるような署名簿の束が【何かの間違い】で各選管に提出・放置される』

ようなことがあれば……たぶん、選管はとっても迷惑!
(だってそんなもん、署名の不正確認、再集計、あるいは破棄、どれも「する必要がない」どころか、立場上「したら触法する」までありますもんね)

事実列挙(今回案件に関する)

・今回のリコール成立に必要な署名数は約85万筆であるのに対して主催者集計でも約45万筆のみ、明白に不足状態だった(そして最終的には不正署名が除外されて10万筆程度だと判明する)

・ところが収集期間終了後に発生してしまったのが正に前項の【何かの間違い】であり、「45万筆」が強調される一方で署名簿の扱いは宙に浮いた

・その後不正署名疑惑が取り沙汰されると一転、『未達署名簿の中身を確認する権限は選管にない』という主張に基づいてリコール運動陣営は署名簿の返還を強硬に求めた

事実から生まれる疑義

特に最後の下りからして、陣営は正規のフローはちゃんと理解してたんでは?
 ↓
【間違い】は偶発的ではなく、わざと起こした?
 ↓
(結果的には自縄自縛にしかならなかったものの)当初はこの【間違い】にこそ何らかのメリットを見出していた?

筆者のmay推理

「10万筆ぽっちをバカ正直に公表するなんて冗談じゃない、『目標未達ながら無視できない民意の反映である』と言えそうな数字だけを捏造してそのまま主催者発表するのも、反対派の連中が検証要求とかぎゃあぎゃあ騒ぐだろうからつまらん!
 だから、物理的に署名水増しした上で平然と選管に置き去りにするのが最善手!そうすりゃ愚民どもは『選管がこの数字を認めた』とか誤解してくれるし、しかもこのテは案外に安全だでよ!」

的なイカれた、もとい、奇策を、活動チームの中でも相当の高位で、しかも【大量の不正署名 というものへの対応が選管はめちゃめちゃ弱い】のをなぜか実体験として知っているような御仁が自信満々で宣えば、下々のものはその意向に従うこともあるカモしれん……?

再び事実列挙(昔のこと)

・今回の半分程度の規模(=当時としては最大級)の市議会リコールというものが、2010年から翌年にかけて成立したことがある

・しかしその過程では『選管の人手がまったく足りず、大量の不正署名を除外し切れない』というトラブルが顕在化し、それによって結果が二転三転するほどであった
(一応補足として、これはそのリコール案件の正当性を否定するものではまったくない、重要なのはあくまで、リコール関連の法律が【一定規模、かつ完全なる性善説に基づく署名活動のみしか想定していない甘ちゃんルール】だと露呈してしまった、という事の方)

・にも関わらずそれ以後で法律等が抜本的に見直されることはなかった……

・(流れ的にお分かりと思いますが)そのリコールの主導者は河村さん

ということで

10年前の一部始終を熟知してるのも、DDoS攻撃の如き物量作戦で選管が機能不全起こしたという悲劇を『成功体験』と感じているだろうのも、先述の通りそんな個人的認識に基づいて手下を犯罪行為に走らせることができる地位にあるのも、むしろ、河村さん以外に誰がおんの? というのが僕の説です。

まあ現実的には河村さんでなくあくまで実働した証拠がバッチリあがってる事務局長さんだかを『主犯・単独犯』として断罪!閉廷!はいみんな解散! となりそうな流れなのは百も承知なんですが、それはむしろ、

『自分とその家族がベッタンベッタンに捺印しまくった、ルール上は提出しなくてむしろ当然の【犯罪の証拠(署名簿)】を、わざわざ公的機関にぶん投げた』

というトンデモムーブを大前提にしなきゃあり得ないストーリー建てであって、そりゃあ一言で、【無理】でいいでしょう!
直接命令・指示されたーとまでは言わずとも、最低でも河村さんからの『入れ知恵』『唆し』を思わず信じちゃった、とかじゃなけりゃあ、「それじゃあウチの子ただのバカじゃん!」としかならんわけで……。

いやウチ(維新)の子はその次元のバカしかおらんのやで……と橋下徹さんとか嘆かれるかもしんないし、あるいは「お前(マガモ)の言い草でも『ただのバカ』の対象が河村にうつるだけなんだから【無理】さは同質だろ!」とツッコまれるかもしんないし、ということで動画投稿当時はそこまで強く出れる意見じゃなかったのですが(実際そのあと河村さん市長再任したし)……

 河村さん = 維新の木っ端議員などとは比べるべくもないバカ!

が国民の常識として成立してる今(2021年8月)なら、【河村主犯説】は当然のように最有力説に浮上したと、自負してもいいですよね!

後書き

ということで、ここまで読んでいただいたならば同内容で冗長に、男がぎゃいぎゃい喋ってる動画なぞご覧になる必要が皆無だと僕自身思うのでどうにも苦しいのですが、奇特な方のために元動画リンクは貼ります(そりゃVtuber端くれ的には動画視聴していただくことに勝るものはもちろんないですし)

『リコール騒動における河村さん高須さんの致命的やらかしポイントを突っつく(前)』
https://youtu.be/5jsb-dMwG1I

……ところで、河村さんをそこまでのバカ扱いしないならば

【前回は実質素通しだったし以後ルールも変わっていない、なんで今回では不正が詳らかにされてしまったのか】

といった要素が焦点になり、その流れでは

・陣営内で【署名者数の理想と現実】がかけ離れ過ぎていた
・その巨大な隔たりを埋めるには不正署名の造りが雑すぎた

みたいなことがあったんじゃないかなぁ、とも考えていました。

具体的に言えば、「40万筆も集めたゾ!」という結論ありきとしても、30万人分とかを河村さんと高須さんが【自力】で集めれてさえいれば不正署名の必要分は高々10万、それぐらいなら選管がわざわざ矩をこえてまで不成立リコール署名の中身を検める事態までには至らなかったかもしれない(不正署名『疑惑』、で終わり)、
しかし現実には真逆、正規署名の3倍量も事務局長一人で(家族もだっけ?)手の平ベッタンベッタン連打されてる有様じゃ選管も見逃してくんなかったよね、みたいな……。

つまりは『河村さん・高須さんがもっと人気あればこんな悲劇起きんかった!』というある意味どうしようもない結論が存在し、それに付随して「実はこの2人の愛知県内での位置づけって他県民の人らが想像してるより相当に低位なのよね」というローカルトークも控えていたりしますが、それはまた、別のお話ということで。

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