【2024八月】Uncommon Low Skirmish #205 小細工【五回戦】
蒸し暑い昼下がり、錦糸町のパブでいつものエールとハイボール。モダンホライゾン3、絶賛開封中の両者が持ち寄った今月のデッキは何か。
【八月一回戦第一試合】8/3
先行Sho、平地を出して《手付かずの饗宴の事件》を戦場にエンチャント、シーズン1からの伝統であるライフ回復を軸としたShoらしい白単デッキである。
後攻Jun、赤緑フェッチランドを出してエンド。
二ターン目Sho、平地を出し《魂の導き手》を召喚、さらに《魂の管理人》も召喚。これにはJun、フェッチランド起動から赤白二色土地をアンタップインして《電気放出》を導き手に打ち込み除去。
ターンもらってJun、フェッチランドを出して《静牢》により《魂の管理人》を追放。
三ターン目Sho、《平地》を出して《永久の優雅》を戦場にエンチャント、効果が誘発し《魂の導き手》が戦場に戻る。これが毎ターンあるとなるとJunは厳しい。
ターンもらってJun、《色めき立つ猛竜》を召喚、めくれたのは《魂の導き手》。
四ターン目Sho、《オセロットの群れ》を召喚、ここでJun苦しいが《稲妻》で《魂の導き手》を除去。すぐさま《天界の語り部》を二体召喚してShoエンド。ここでShoは手札を使い切る。ターンエンド時に猫トークン生成、《魂の導き手》が墓地から戦場に戻り、都市の承認を得る。ライフは27対16。
ターンもらってJun、土地を出し《乱動する渦》をエンチャント、さらに《ナカティルの最下層民、アジャニ》を召喚。《魂の導き手》で攻撃、飛行3/4になってShoに通る。
五ターン目Sho、首尾よく三体目の《天界の語り部》をトップデッキして召喚、ライフ25になって起動型能力4/4天使トークンを二体場に出して、ターンエンドではそれらトークンが《オセロットの群れ》の能力で大量増産の大フィーバー。Shoライフ40、Jun投了。
【八月一回戦第二試合】
先行Jun、フェッチランドから赤白二色土地、《オセロットの群れ》召喚。
後攻Sho、平地から《魂の管理人》召喚。
二ターン目Jun、土地を出して攻撃、これをSho防御して相打ちを狙うが《オセロットの群れ》が持つ先制攻撃を忘れており「しまった」のエモート。
ターンもらってSho、土地は出せず《手付かずの饗宴の事件》をエンチャント。
三ターン目Jun、黒赤二色土地をアンタップインして《鏡割りの寓話》を戦場にエンチャント。
ターンもらってSho、二枚目の土地から《祝福されし者の声》を召喚、エンチャントの効果でライフ回復し、+1カウンターが乗る。
四ターン目Jun、寓話の効果で手札の土地を二枚捨てて二枚ドロー、それらも土地。四枚目の土地を出し、少考の後、《電気放出》を《祝福されし者の声》に唱え三点ダメージ。
「やるな!」
「ありがとう!」
総攻撃により宝物トークン生成、これによりJun、都市の承認を受ける。二枚目の《鏡割りの寓話》をエンチャント。第一試合とは対照的に、今度はJunが《オセロットの群れ》の能力により、1/1猫トークン、2/2ゴブリントークン、宝物トークンが大量増産の大フィーバー。リソース差を挽回できないと判断したSho、投了。
【八月一回戦第三試合】
先攻Sho、フェッチランドから平地を出して《魂の導き手》召喚。
後攻Jun、フェッチランドを置くだけでエンド。
二ターン目Sho、平地を出して《クレリック・クラス》をエンチャント、さらに《オセロットの群れ》を召喚し、一体でアタック。トークンが生成してエンド。手がつけられなくなりそうである。
ターンもらってJun、赤白ショックランドをアンタップインして《色めき立つ猛竜》召喚、めくれたのは《ナカティルの最下層民、アジャニ》で士気上昇。
三ターン目Sho、三枚目の平地を出し《クレリック・クラス》、さらに《祝福されし者の声》召喚、3/3。だが、ターンエンドの誘発で猫トークンが二体生成、都市の承認を得て《祝福されし者の声》が5/5。
ターンもらってJun、《乱動する渦》をエンチャントしてエンド。
四ターン目Sho、戦場に土地《ミレックス》を出して起動、ダニトークンが生成されるが、対応してJun《乱動する渦》を起動しライフ回復を阻止。《祝福されし者の声》を強化してアタック。ライフ31対7。
ターンもらってJun、もう後が無い、引いた《稲妻》を《祝福されし者の声》に打ち込む。さらに、《火の怒りのタイタン、フレージ》を召喚し、《オセロットの群れ》を除去するも、遅きに失した感が否めない。最強デッキを組んだはずが噛み合わない。
返すターンでSho、総攻撃。Jun、できうる全ての防御をライフ1を余らせるが、ターンもらって《乱動する渦》の1ダメージ、敗北。
【八月二回戦第一試合】8/11
先行Jun、マリガンしてフェッチランドを出してエンド。手札には《実物提示教育》と《船砕きの怪物》、青単型で参戦。
後攻Sho、フェッチランドから平地を出して《魂の導き手》召喚。先週の白単で連戦だ。
この後、Junは《渦巻く知識》とフェッチランドで手札の質を上げるものの、肝心の《全知》を引き込めない。三ターン目、やむなく《実物提示教育》から戦場に出したのは《船砕きの怪物》。Shoからの攻撃はほぼ素通し状態で残りライフ2。
対するSho、ウィニークリーチャー達でテンポよく戦場を埋め尽くす。《魂の導き手》二体、《天界の語り部》、《オセロットの群れ》と引き連れられた猫トークン、さらに《スクレルヴの巣》からダニトークン。ライフ34。
ターンもらってJun、先ターンエンド時に諜報ランドで土地を墓地に落とし、トップデッキは《全知》。引き込んでいた二枚目の《実物提示教育》から戦場に出す。《ロリアンの発見》、三枚ドロー、手札には《衝動》が三枚、これを唱えると《首謀者の収得》が手札に加わる。サイドボードから《副陽の接近》を引き出して二度唱えるまでが確定。ついでのように盤面を更地に変えられていくSho、投了。
【八月二回戦第二試合】
Jun、二ターン目に《チーム結成》から《実物提示教育》を探り当てる、手札にはすでに《全知》でグッドゲームのエモート。
三ターン目に双方手札から戦場に出すが、Shoこのためだけにサイドインした《産業のタイタン》から設置された《全知》を破壊しに行く目論見。Jun、インスタントタイミングでの介入を試みて《船砕きの怪物》まで展開できたものの、《衝動》からのサーチ先が見つからず、ついに《全知》が破壊される。
Shoは展開済みの《天界の語り部》から生成された天使トークンや10/10になった《祝福されし者の声》でJunを押していく。最後は武蔵坊弁慶の如きブロッカーの《船砕きの怪物》へ、《現実の断片化》を打ち込んで殴り切った。
【八月二回戦第三試合】
最後の戦いは惨めだった。サイド調整で《神聖の力線》を排したのは良かったが、代わりに加えるべきだったのは《風に運ばれて》でなければならない。これではなくバウンスを四枚サイドイン、悪手だった。
三ターン目Jun、《実物提示教育》から《全知》設置するも、Sho合わせて出したのはまたも《産業のタイタン》、さらに《全知》に向けて《現実の断片化》。
次第にShoの小型クリーチャー群が盤面を埋めていく。
Jun、手札二枚、《実物提示教育》と《全知》。そして三枚目《時を超えた探索》を引き決死のコンボ始動。だが七枚のカードの中にインスタントタイミングのドローは皆無。連鎖繋がらず、敗北。
八月の勝利を収めたのはSho、白単がストレート勝利。
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