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【Mリーグ】新チーム加盟は現行のシステムにどんな影響を及ぼすのか? 気になった点

どうも、まふぃるです。
5/26(金)午前10:00、こんなニュースが飛び込んできました。

 Mリーグに新チーム「BSJapanext」が新しく加盟されるんだと。新チームが参加する=熱狂を広げる選手・企業・関係者etc…が増えることを意味する。なので実際に、Twitter全体では「もっと面白くなるみたいでうれしい」という意見が大半を占めていて盛り上がりを感じる。いいね。

 ずっと同じ形のまま物事が進んでいくことはそうそうないのが世の理である。不満意見が一部挙がるのは仕方がない。

 しかし今回の発表で、不満意見とまでは言わないが、懸念する声がかなり広まりつつある。これは現在、Mリーグは週4日に実施して各チームに2回ずつ出番が回ってくるという、めちゃくちゃキリが良い都合の良い体制が確立できているせいである。
8という数字は何かと都合が良く、Mリーグ公式ショップでもランダム缶バッジを4-4でチームを分けることができている。7チームのときより明らかに便利、運営しやすくなっているのは間違いない。

 ちなみに私は、新チームと新Mリーガーが増えて嬉しいという意見を除いても、良い点と懸念点を比較したらギリギリ良い点が勝ると思います。懸念点についてはMリーグ機構がなんとかしてくれるので、もっと評価は伸びるでしょう。ここではざっくり良い点1つ、懸念点を2つ挙げようと思います。

①選手入れ替え規定の変更


 結局これが一番大きな良い点です。今までは、
 「2年連続でファイナルシリーズに出場できなかった場合、最低でも1名の選手を入れ替えることで構成を変更する」     が、
 「2年連続でセミファイナルシリーズに出場できなかった場合、最低でも1名の選手を入れ替えることで構成を変更する」     に変わりました。
 8チームから9チームに変更したことでなされた措置です。今までは単純な確率論で行けば、毎年2チームは選手を入れ替えなければならないのに対し、来年シーズンからの規定は単純な確率論だと毎年1チームしか選手が入れ替わらないのです。
 今までの規定が厳しすぎて、「このチームにはこの4人の選手しか似合わない!入れ替えるのだとしたら誰と誰がなんだ!」となってしまっています。サクラとかKONAMIとかどうすんだよってなるじゃん。実際に、優勝するよりも来年も同じチームで戦うことができるかに視聴者の着眼点が移りがちで、盛り上がりに欠けている様子がありました。これからのレギュレーションはそこまで理不尽な規定ではないため、視聴者の不安が少なくなります。もし入れ替えを余儀なくされる結果となっても納得できるでしょう。そしてファイナルの優勝争いにさぞ力が入ってくるでしょう。2/8が1/9になるからぬるいという意見もありますが、私としてはこれくらいで十分と思っています。

https://twitter.com/vicke_theviking/status/1638549512590614528?t=Hy_0NOrjRXn9C295p-oA_A&s=09

ツイートなどお借りしました

②ドラフト順について


https://twitter.com/m_league_/status/1661945257297350656?t=Q1VRDI9RrvzZuEcPxZ7LrQ&s=09

 この概要通りとなれば、今回のドラフトは 「BSJapanextチーム(仮)」が4人指名→赤坂ドリブンズ→セガサミーフェニックス… の順番で指名を行うこととなります。これについて異議を唱えるのですが、「BSJapanextチーム(仮)」が4人指名してから現行のチームが指名するのはドラフトを行う上で現行のチームが若干不利なように感じます。選手入れ替えの規約の目的はあくまで戦力増強が第一にあるはずですので、5人目や6人目に選ぶとなれば、チームはチームカラーに合っていない選手をやむ無く取る状況、または、結果的にチームの戦力を下げたとも言える結末を引き起こしてしまった、という可能性が高まってしまうという恐れが考えられます。
 新チームが加盟した際のドラフト会議の前例としてMリーグ2019シーズンが挙げられますが、その際には
KADOKAWAサクラナイツが3人指名→現行チームがレギュラーシーズンの最下位から順に指名→最後にKADOKAWAサクラナイツが4人目の指名権を得る
という流れが取られました。この時はチームは最低3人編成という規定があったため順当だ、という考えはありますが、KADOKAWAサクラナイツは新加盟チームということで、指名をするか自由に選択できる4人目の指名権は一番最後に回されました。指名する順番は、この程度の権利が、平等なドラフト会議を実施する上で適しているように思います。
 そもそも新加入のチームは選ぶ対象が初年度よりかは限られているため、完全な平等は無理なのですけれどもね。このようなドラフトの苦しい現状は、最近渋川プロが神域リーグで見せてくれたので深くは言及しないでおきます。
 今年のドラフトの指名順も、
「BSJapanextチーム(仮)」が3人指名→赤坂ドリブンズを筆頭とした入れ替えを行う現行チームの指名→「BSJapanextチーム(仮)」の4人目の指名
くらいのバランスが良いのではないでしょうか。割と異論ありそうですが、私はこのようであると提唱しておきます。

Mリーグ2019のドラフト会議概要

 

③試合数や試合組み合わせとそれに関連する問題点

 当たらないチーム組み合わせが現れるのは残念です。例えば2021シーズンであれば、多井・堀・魚谷・寿人の4人の組み合わせが1/3とファイナル(4/25)で2回見ることができました。同じ選手の組み合わせの試合は"リベンジ"という捉え方ができて非常に視聴していてわくわくさせてくれます。それが起こりづらくなるのは少し悲しいです。
 
 …それだけで懸念点と主張するはずがありませんよね。その通りです。一番悲しいのがもう弁当争奪戦が見られなくなることです。"9"という端数のお陰でどう足掻いても平等な弁当争奪戦(Weekly Top)ができなくなってしまいました。弁当の星に生まれた私的には残念です。

 ざっくりと言及したいことは以上です。試合日程などの、前年度と違って融通の効かない部分に関しては、機構の方で適した対応策を考えて頂けていることでしょう。熱狂が更に広がることは間違いないので、基本的に良い点しかないと割り切ってしまってもいいかもしれません。早速「BSJapanextチーム(仮)」は選手公募を行って界隈の盛り上がりに努めていましたね。これからが楽しみです。


余談:
noteをはじめて書いたのですが、めちゃくちゃ疲れますねこれ。後半集中力持ってないので主述が一致していない箇所や誤字脱字が多いと思われます。申し訳ございません。そして見つけたら是非報告お願いします。またこれからも熱量があれば簡易的にnoteは書こうと思っているので、そのときはまたよろしくお願いします。

おわり


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