モロッコ美味しいもの選手権を勝手に考えてみた
モロッコで美味しいものって何?とよく聞かれる。
有名な料理はタジン鍋とクスクスがモロッコ発祥なので、まずはその2つは安定の美味しさ選手権での優勝争いが始まる。
そこにもうひとつ、個人的に優勝候補にランクインさせたい食べ物がある。
パンだ。
モロッコはパンがめちゃくちゃ美味しい。
代表的なのはこの丸いパン。マハラシュという名前のようだ。
基本的にこの丸いパンが1人に1枚、毎食供される。
こんなふうにサンドイッチにして売っている屋台もある。
このパンがめちゃくちゃ料理に合う。特にタジンに合う。めっちゃ美味しい。
そして焼きたては街のパン工房で1枚12円くらいで買える。
焼きたてはもうおかずなしでペロリだ。
シャウエンではタジンに強烈に飽きた私たちにはパンが救世主だった。
モロッコはフランス領だった時代があるので、フランスパンもめちゃくちゃに美味しい。
これ1本で12円。安くない?
初めて食べた時、
「あー、これ、日本で500円とか出して買っていた高級パン屋の味や!」
と思った。まじで価格崩壊していると思う。安すぎる。
パンそんなに好きじゃなかったはずの夫も、いつしかパン大好きになるほどの美味しさ。
ぜひとも、モロッコに行った際は焼き立てパン屋を探して1つ試しに買ってみて欲しい。どこの街にも必ずある、正午過ぎくらいまでは確実にやっているはず。
最後にパンのお友達、ケーキも紹介したい。
これはエッサウィラ特有かもしれないが、ケーキのクオリティも非常に高い。
安いものだと25円くらいから写真のようなケーキが買える。
高いものでも100円くらいだ。
これも恐らくヨーロッパ領だった時代に培われた技術だろう。
確実に日本のケーキよりもおいしい。素朴な甘さで、素材の味が十分に活きた優しい味のケーキだ。
行ったことないが、ヨーロッパ本場の味だ。(と思う。)
このケーキに、モロッコの主流になっているエスプレッソを合わせたら至福なティータイムの完成だ。
モロッコの人には生活に欠かせないパンのクオリティをこれからも存分に堪能しようと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?