モーツァルトの3つの名盤
ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮北西ドイツ放送交響楽団
プラハのモーツァルト
交響曲38番《プラハ》、40番
名指揮者ながらさほど録音に恵まれたとは言えないハンス・シュミット=イッセルシュテットの、貴重なモーツァルト交響曲ステレオ録音。手塩にかけて育て上げた北西ドイツ放送交響楽団との風格あふれる名演です。
ブルーノ・ワルター指揮コロムビア交響楽団
後期6大交響曲
モーツァルト演奏の歴史的遺産
1950年台末にビバリーヒルズで半ば引退していたブルーノ・ワルターの芸術をステレオ録音で残すべく、米コロムビアが立ち上げたプロジェクトにより残された歴史的名盤。
ワルターのレコード録音のために集められた「コロムビア交響楽団」はロサンゼルス・フィルとハリウッドの音楽家たちの混成で、メンバー選考にもワルターが関わったと言われます。
このシリーズで残された他の録音同様、分厚く豊かに響くロマンチックな演奏は、現代ではピリオド奏法も盛んになったモーツアルトだからこそ貴重な歴史的遺産と言えるでしょう。
ウラディミール・アシュケナージ、イシュトヴァーン・ケルテス指揮ロンドン交響楽団
ピアノ協奏曲8番、9番
モーツァルト・エッセンス
当時まだ20歳代のピアニスト、ウラディミール・アシュケナージがイシュトヴァーン・ケルテスと共演した、モーツァルトのピアノ協奏曲集。アシュケナージが世界的な名声を確立した頃の録音で、きらめきあふれる光り輝くピアノに、ケルテスの軽快で生き生きとした指揮ぶりが見事にマッチングしています。
キングズウェイ・ホールで名エンジニア、ケネス・ウィルキンソンの録音ですからもちろん録音も素晴らしい。
以上の3枚は、モーツァルト名盤を大別できる代表的なレコード。1920年代からレコード録音で残され、モーツァルトの味わい方は多様なカテゴライズを作り上げている。
「そんなアスリートおへそで…放っておきませんよ、誰もが。」 と、言われ、、、求める男たちに、おへそを売りました。