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箱根駅伝2024-25春22「東京農業大学」

10年ぶりの箱根駅伝出場となった前回大会はチームとして1つの集大成とすべき大会でもあった。とはいえ、この結果は1つの結果としてチームとして次はどこへと進んでいくか?

東農大としての「これから」が大事となる、極めて重要な1年だ。


2023-24シーズン

出雲駅伝 出場無し
全日本大学駅伝 13位
箱根駅伝 22位

1年生で鮮烈な大学デビューとなったエースの前田くんを擁しながらも、強豪校とのレースではやや勢いに飲まれてしまう結果となった。箱根では起用したい区間で起用することも叶わなかった前田くん。

箱根で結果を出すというチームというよりは1人の尖った選手を育成することが得意な印象もある東農大にとってはそれでもいいのかもしれない。前田くんは全日本大学駅伝の予選も故障で回避した。

ただ、箱根などの駅伝で結果を出したいのであれば、さらに選手たちがレベルアップすることが求められるのは確かだ。

関東インカレ

力のある卒業生たちが抜けて東農大として新たなサイクルに入ることとなった。その中で1年生の梅原くんが1500メートルで決勝ラウンドまで残った。現状、絶対的エースである前田くんにかかる負担は極めて大きい。

彼の負担を少しでも軽減できるような選手が出てくることが東農大の連続出場につながるはずだ。

1500

梅原悠良① 3:56.36 12位

3000SC

野口周大① DNS
生田鼓太郎① 9:16.04 7位

5000

-

10000

田岡航一④ 29:57.73 35位
原田洋輔③ 30:22.54 43位

ハーフマラソン

西樹④ 1:08:00 42位
高山匠也④ DNS

監督

MGC優勝選手を育成した名伯楽は新たなる怪物を育て大きく伸ばしていく最中。その中で10年以上遠ざかっていた箱根の地へと導いた名伯楽でもある。東農大を導いた彼が目指す先とは一体どちらにあるのだろうか。

小指徹

名門実業団・ホンダで指導を終え4年目で見事に古豪の東農大を箱根へと導いた名伯楽。今年の箱根では主力選手が不調によって22位に終わるものの、全日本大学駅伝では13位と久々の大舞台で奮闘。

今シーズンは前田くんを擁してはいるが、2年連続の箱根駅伝出場へと向けてはさらなる選手育成が不可欠となるがどうなるか。

負けてたまるかプレイヤー

エースとなる前田くん以外にももう1ランク2ランクほどレベルアップが必須となる。上級生はもちろんだが新入生にも期待が集まる。

梅原悠良

前田くんクラスのスピードランナーとまでは行かないが、トラックの短距離で成果を出すスピードランナーだ。関東インカレでは1年生ながら出場し12位でフィニッシュ。前田くんが欠けるとチームとしてもややトーンダウンをしてしまう厳しいチームであるだけに、新入生である彼が新風を巻き起こせるのかに期待がかかる。

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