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そんな勝ち方でいいんですか?

はい。
先日の凱旋MC Battleで、ある小さな火種が起きてしまったことを我々は見逃してはならないだろう。
MU-TON対がーどまん。がーどまんの「楽屋で大麻を吸っていた」というバースとそれに対してMU-TONが上手くアンサー出来なかった。
それによってMU-TONが負けてしまったバトルの個人的な感想を述べたいと思う。

がーどまんが単純にダサいし汚い

まず、このバトルで彼がMU-TONに大麻ネタを出してディスった理由を考察したい。
その前提として、これに対してMU-TONも不意を突かれたのかアンサーを返せなかった。
それが敗因であることは間違いないし、それはMU-TONもダサいよねということは念頭に入れておく必要がある。

考えられるのは

  • 本気で心配していた

  • 勝ちたかった

  • シーンのディス

この3つであるので、それぞれ考えてみたいと思う。

本気で心配していた

まず最初の本気で心配していた、というのならばSilent Killa Jointのこのツイートは嘘八百ということになる。

よしんばSKJがMU-TONをかばう為のツイートだった、あるいは当日たまたまその場所に居合わせていなかった。
という可能性も無くはないが、だとしてもわざわざステージの上で話すことではなく、MU-TONに直接「あれはダメだろ」と言えば良いだけの話だ。
わざわざ主催者である怨念JAPさんの話を出す必要は無いし(実際に引きつっていたらしいが)、わざわざ余計な事を言って警察に突かれる口実を作っただけにしか見えない。

勝ちたかった

これが理由であるならば、まあ分かる。だが、個人的に一切共感は出来ない。
大麻を吸っている=HIPHOPでも無ければ、格好良いというわけではない。
だが、それをわざわざステージの上でギャーギャーと騒いで勝ち取ったものは、果たして彼にとってプラスになるのだろうか。

POWER WAVEのツイート、これがスタンスとして全てを語っていると思う。

シーンそのものをディスった

舐達麻のように称賛をするラッパーも居るこのシーンで、あえて反対というスタンスを貫く。
大体が吸っているだろうと言われているシーンで、敢えてステージでそれを言ってしまう。
がーどまんが取った戦略は相当なリスクを背負うことにもなる。
彼はYouTuberでありラッパーと言ってはいるが、今回それで共感するのは「がーどまんのファンとラップを知らない人たち」であって、恐らくヘッズの中でも完全に共感する人は少ないと見る。
DOTAMAさんが大麻撲滅のスタンスを取った際には賛否の中でも否はとても大きかった。
それでもドタさんはそのスタンスを貫いた分だけ格好いいが、そこまで計算しているようにがーどまんは見えないのだ。

今後彼を応援する気になれない

結論から言えば、がーどまんのやり方は正直ダサいし汚い。
誰もそんな裏が取れていないのに「俺は見たんだ!」「俺は知っているんだ!」というスタンスで大衆の面前で後ろ暗いことをディスするのはただの悪口だし虐めと変わりない。
2回戦は格好良いところを見せたようだが、正直そういうことをされると白ける。

そういった点から個人的にがーどまんを応援する気がしないし、それがMCバトルの正義になって行くなら多分見なくなるなとは思った。

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