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箱根駅伝2022エントリーメンバー紹介(21)「関東学生連合」

選手個々の実力で言うのであれば必ずしも「劣っている」とは言えない布陣ではある。
様々な想い願い。そして制度など彼らが本来発揮できるであろう実力が発揮できないまま駅伝が終わって行くような。
そんな気がしてならないのだ。もっと言うなら梶原有高さんのように4年連続学連走るとかそういうのがあっても良いと思うんだよな。
ということで、関東学生連合の紹介。

メンバー紹介

古川大晃 D1東京大学大学院
厚浦大地 4 関東学院大学
桐山剛 4 拓殖大学
〇斎藤俊輔 4 立教大学
竹井祐貴 4 亜細亜大学
宮下資大 4 流通経済大学
大野陽人 3 大東文化大学
辻野大輝 3 武蔵野学院大学
中山雄太 3 日本薬科大学
福谷颯太 3 筑波大学
村上航大 3 上武大学
諸星颯大 3 育英大学
並木寧音 2 東京農業大学
山中秀真 2 城西大学
鈴木康也 1 麗澤大学
田島公太郎 1 慶應義塾大学
※〇は主将

本来持っているタイムを見ても、決して他の大学に劣っているとは思わない。
一方で、本当だったら母校のたすきを繋いで走るということがしたかったはずで忸怩たる想いを抱えている選手。
集大成としたい選手。そうした選手たちの記録が参考記録で良いのだろうか?と思わなくはない。
かつて青山学院大学の原監督が率いていた頃のようにシード獲得圏内に入ったら、予選会の枠が一つ増えるって画期的で面白いと思うのになあ。

キープレイヤー

並木寧音

東京農業大学がスカウティングを変えたと評判になっていて、その中で主力選手として期待されている並木くんが今回はエントリー。
既に2年生ながらランナーとしての能力も他大学と比較して何ら遜色ない選手であることに間違いはなく、新生東京農業大学のエースとして来年も今回も期待される。

区間エントリー予想

※実際の結果も29日に出させていただきますので、お楽しみに。

1区 斎藤俊輔
2区 並木寧音
3区 村上航大
4区 中山雄太
5区 福谷颯太
6区 山中秀真
7区 大野陽人
8区 厚浦大地
9区 竹井祐貴
10区 古川大晃

区間エントリー

1区 中山雄太
2区 並木寧音
3区 斎藤俊輔
4区 宮下資大→村上航大
5区 福谷颯太
6区 鈴木康也
7区 田島公太郎
8区 大野陽人
9区 辻野大輝→竹井祐貴
10区 諸星颯大

レジェンド「男だろ」プレイヤー

ここでは前回優勝校である駒澤大学に因んだ「男だろ!」より、様々な印象深いプレイヤーを1名ピックアップしたいと思います。そしてこれは独断と偏見に満ちております。文句は大いに受け付けるので、是非ともツイフェミの皆さんはこれを見て炎上させてください。
さて、駅伝で男になった選手とは。

鐘ヶ江幸治

筑波大学時代に箱根駅伝に出走し、初の金栗四三賞を受賞した学連選抜のエース。5区を2度走り、1度の区間賞を獲得するなど活躍したが、卒業後は陸上から引退して全日空に就職。
現在は学会主催の講演会などに出席をされるなど、工学研究者として活躍中だ。
箱根駅伝は必ずしもその後のランナーのためだけではない、という事を教えてくださった方でもある。

川内優輝

「最強の市民ランナー」という強いスター性を持っていた川内選手も箱根駅伝の出走経験を持つ。学習院大学在学中に6区を二度走り、区間6位と区間3位という上位の成績を残している。
その後の活躍は言うまでもなく、埼玉県庁に入庁すると公務員ランナーとして様々なマラソン大会に出場、世界選手権3度の出場とアジア大会銅メダル、ボストンマラソン優勝という実績を残した。
現在はプロランナーとして活躍しているが、34歳にして自己記録を更新するなど未だ挑戦者として活躍中だ。

梶原有高

「ミスター学連」と呼んでも過言ではない梶原選手は元々日体大の部員だったが、部内の空気になじめず退部し退学をしてしまう。
その後箱根駅伝に出場したことのない松蔭大学にて4年連続学連選抜として出場した。これは関東学連選抜・学生連合チームでも史上初の事である。
卒業後はプレス工業に就職、退職後には一時期市民ランナーとして活躍していたが、現在は佐賀県にあるひらまつ病院にて現役を続け、昨年の日本選手権では5000メートル自己ベストを更新した。

やった……。俺はやった。やり切った。ということでお決まりのエンディング。

皆さんが元気に箱根駅伝を迎えられますように。

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