受験英語 on foot

今回はちょっと初級編かもしれませんが、中学生や高校生からよく聞かれるフレーズを紹介します。

「徒歩で」って、どういうの?と結構聞かれます。
by walk とする人が多いです。
by walk は、完全に間違いとは言い切れないのですが、
あまり一般的ではないようです。

「徒歩で」は  on foot  が普通です。
ちなみに、by foot も間違いとは言い切れませんが、
あまり使われないので避けた方がいいですね。

もともと on は、体を使う動きの時に使われます
例えば、
<lie on your back>は「仰向けに寝る」
<on your knees>「ひざまずく」
などがあります。


英語などの言語は、「グレーゾーン」が結構あります。
by walk も by foot も、使っている人はいると思います。
でも、言語は、多くの人が使っているのが「正しい」とされ、
少数派だと「間違い」とされることが多い
です。

ちなみに、私の両親は関西出身なのですが、
「30分間」のことを「半時間」と言うので、私も普通に使っています。
以前、lang-8というサイトを見ていたら、
「半時間」を使っている日本語学習者がいました。
half an hour をそのまま和訳したのでしょうね。
しかし、日本人からは「半時間という言葉は日本語にはない」という
コメントばかりでした。
私は普通に使っていたので驚きました。
使われてはいても、少数派なので、日本語のテストで「半時間」と書いたら間違いとされるのでしょうね。
結局は、ネイティブが「半時間」と言うのはOKだけど、
日本語学習者が「半時間」と言ったら間違い、ということになります。
方言などもOKにするとキリがないので、仕方のないことですが、
数学などと違って、言語は「正解があいまい」なものが多いです。

なので、特に受験では、「無難な表現」を用いた方がいいですね。
完全にネイティブレベルの英文なら、「ネイティブが使っている」と
みなされてOKになるかもしれませんが、
つたない文だと、単なるミスにカウントされてしまいます。
当たり前ですが、英作文を読めば、現在どのあたりの英語力なのかが
すぐに分かります。
受験では「無難な、一般的な表現」で書いて、ミスとされるのを減らして
いきましょう!

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