会いたい人に今会おう
先日、高校時代に大変お世話になった先生と
食事をしました。
すっかりご馳走になりました。
今でも強烈に鮮明に覚えている先生です。
明らかに他の先生と何か違っていました。
一部、そのエピソードを書きますと、
学校の授業は、やった風。習った風にすることが
非常に多いように感じます。
なので、
生徒に紙一枚に感想文を書かそうとしたり、
宿題を出したりして、
生徒にわかった風にさせて、
やっただけを作るようなことをします。
一部、それは社会に出たらそんなの
当たり前だという方も
いらっしゃるかと思います。
それなら、感想文や宿題をやったらお金が貰える
ということなら、自主的に生徒は
その感想文や宿題をやる人が多いのではないかと思います。
その先生の授業では、
一切そのようなことはありませんでした。
「お前達はこれを学んでどうするんだ?」と
ずっと問われてきたような気がします。
ずっとその問いに私は答えることができているのだろうか。
学校が総合学科であるため、
教科を自由に選択できます。
当時は進学を考えていなかったので、
できるだけその先生の教科を履修しました。
その先生は、
就職を目指している生徒のための
放課後に就職セミナーをされていました。
後々、そのセミナーは学校の方針でなく、
先生が開かれたものだと知りました。。。
そのセミナーには100%出席しました。
何やなんやで自分の進路は
就職でなく、進学なり、
就職セミナーに行く必要がないように
なりました。
しかし、
部活の顧問の先生に、
どうしても受けたいのだとお願いし、
参加しました。
一部、練習をサボっているのではないか?
チームメイトに言われましたが、
それも、、、なくはないかもしれませんが、
そこまでしてでも習いたいと思いました。
話を戻しますと、
10年ぶりお会いできましたので、
10年越しに学生時代に疑問に思ったことを
聞くことができました。
そんな機会ができるのは、
恐らく、そんなにないと思います。
すごい贅沢だったと思います。
お食事の最後に、
先生自身が上の世代にもらったものを、
下の世代に渡しているだけだと言われました。
私もしっかり下の世代にバトンが渡せられるように
たくさん色んなものを蓄えていこうと思いました。