ハロプロのすごい歌詞(モーニング娘。、スマイレージ、タンポポ、モベキマス編)
わたしは何を隠そうハロプロが大好きです。
ハロプロの歌詞がすごいなんて記事は死ぬほどあるので、2番3番4番、、、、、108番煎じくらいだと思うんだけど(は?)、好きな歌詞について語るのはずっとやってみたかったの!ってことでやります。
1.モーニング娘。
①サマーナイトタウン
2ndシングル。わたしは数あるモーニング娘。の曲の中でこれがダントツで好き。PVの撮り方もめちゃくちゃオシャレ。
この曲を聴いて、初めてジェラシー(嫉妬)とヤキモチの違いを考えた。考えた結果、ジェラシーは重いっていうかドロドロの負の感情がある一方、ヤキモチはそれよりだいぶライトな感じで、「カワイイ」ものだという結論が出た。でもこの曲全体を聴くと、歌詞の女の子はがっつりジェラシーの感情を抱いている。それが表れている歌詞が本当にすごいのだ。まじで語彙が陳腐すぎてすみません。
素敵な場所に連れていってくれる男は、色んな女を知っている。上手なデートをする男といるのは気分がいいけれど、過去の女や他の女の影を否応なく感じることになる。歌詞の女の子が「あなたも知らないトコロ」に行きたいのは、他の女の影を感じたくないから。これはとてつもないジェラシーだと思う。
②「すごく好きなのに…ね」
アルバム『No.5』収録曲。ピラピラした明るい雰囲気の曲なのに、歌詞がめちゃくちゃ切ない。
チャラい男にハマっちゃった真面目な子って感じだ。もとの歌詞が素晴らしいのは当然として、これはタイトルを考えるとより切ない歌詞だと思う。タイトルは『「すごく好きなのに…ね」』で、好き「だった」じゃない、つまり現在進行形で好き。でも歌詞を見ると「〜てた」「〜していた」と、過去形になっている。時が経っても歌詞の女の子は男の子のことが好きなんだよ、、、そう考えると歌詞の切なさがマシマシになる。
③女と男のララバイゲーム
44枚目シングル。ライブでアガる曲っていう印象が強いけど、歌詞がエグい。「これアイドルに歌わせる、、、?」みたいな。巷でAKBが流行っていた時、モーニング娘。はこんなに生々しい、人間の本質を突くような曲を歌っていたのかと思うと恐ろしい。そりゃ売れないなとは思うけど。
「ちょっと休んでいこうよ」とか「カラオケ行かない?」とか「コンビニ寄ろうよ」とか、これは全部女をセックスに誘う前の言葉だ。この後にすることなんてわかってんのにまどろっこしいなあ、セックスしようって言えよ!じゃないんです。上手にだまされるも賢い方法だから。そして、損得なんかはきっとどうでもいいのが人生、、、人間は理性的なフリをしただけの、本能的な生き物なんだと思う。
2.スマイレージ
①好きよ、純情反抗期。
この曲語らずしてスマイレージを語らず!6スマ(6人のSMAPではない)時代の名曲!
お母さんだって夢中で「誰か」愛したことあるでしょう、なのよ。お父さんじゃないのよ。今必死で彼氏を愛してても簡単に結婚できないことくらい知ってる、だってお母さんもそうだったでしょ、けど今精一杯の愛情をぶつけたいの!という反抗が見える。すごい歌詞。
②スキちゃん
は?スキちゃんってなんやねんバカにしてんのかって最初タイトル見た時思ったけど、今は自然と受け入れてしまったスキちゃん。
自転車のスピードから、女の子の「時間すぎるのはやすぎ!帰りたくない!」って感情がわかるの、すごい。スキちゃんは全体的に歌詞が好き。
③地球は今日も愛を育む
最初聴いたときはパッとしない曲だな〜と思ったけど、時が経ってめちゃくちゃ好きになった曲。わたしはinstrumentalも好んで聴く勢なんだけど、この曲のインストはかっこよすぎる。
違い、、、わたしにはまだわかりません。本当にわからない。
3.タンポポ
①ラストキッス
巷では色々言われていますが、矢口真里のハモリは素晴らしいので、わたしは矢口を嫌いになれないです。
付き合っていた時はあなたに可愛いって言われたくて、あなたの好きな色の服を着ていたのかな?あなたの好きな色の服を着ているとあなたを思い出すから、キライな色の服を着ようとしているのかな?等、想像が捗る歌詞。
②アンブレラ
アンブレラは、正確にはタンポポ♯という後年のユニットの曲だけど、どうしてもこの曲について書きたかったから入れちゃった。
10年以上前の曲だけど、なぜかSNS世代のわたしたちに響く曲。友だちがインスタのストーリーにオシャレなカフェ載せてる、彼氏と行ったみたい。わたしたちも行ってみたいなあ〜って思いつつも、なんだかカフェはオシャレすぎて緊張しちゃって楽しめない。行き慣れた定食屋さんの方がゆったり話せて幸せだよね、わたしたちはこれでいいよね、っていう歌。わたしはそういうカップルになりたい。
③I&YOU&I&YOU&I
あいあんどゆーあんどあいあんどゆーあんどあい。タイトル地味に長い。メンバーに歌われすぎて、隠れきれてない名曲になってきたけど、実はアルバム曲です。
これ、「何年たっても好きでいたい」ってことだと思うんだけど、それを「好き」って言葉を使わずに表現しているのがすごい(この曲は好きというワードが一つも使われていない)。わたしの恋愛の理想はこの歌詞です。
4.モベキマス
①かっちょ良い歌
まってタイトルのかっちょ良い歌って、それ自体がダサすぎてなんもかっちょ良くねえよ!!って思ったこともあるけどね。これが良いのよ。
確かにかっちょ良いわ。公務員試験の前はこれを聴いてテンションを上げていた。説明はいらない。ほんとに元気をもらえる。
②もしも…
1人でカラオケ行く時に絶対に歌う曲。
恋愛浮かれポンチソング?と思いきやの2番。
いきなり切なくなる。多分、地球が1日で最後迎えるなんてことはほぼ確実に起こらない。女の子はめちゃくちゃにありえないお願いを言っているんだけど、そうなると1番のワガママ歌詞の解釈も変わってくるかも、と思っている。女の子は、彼氏がそうしてくれないことをわかっていて、「ダッシュで駆けつけて」「お話聞いて」と言っているんじゃないか。それって切なすぎる。曲を全部聴くと、彼氏はちょっとクールな感じだから、こういう解釈もアリかな〜と思っている。
③ブスにならない哲学
なぜかそんなに人気がない曲。多分ブスってワードが強い。明るく啓発してくるハロプロがわたしは大好きです。
流行りとは?自分とは?を考えさせてくれる歌詞。
ワガママな自分に刺さる。自分から愛を与えようよ、とカラッと伝えてくれる。
これは主にSNSのことを言っているんじゃないかな?SNSの目的は承認欲求を満たすっていうのが大きい。つまり誰かが褒めてくれるのを待ってるだけ。そこに自分の意志はないから、なぜだろう、ってわからなくなってしまう。今すごくSNS否定派みたいになってるけど、SNSがダメなんじゃなくて、もっと自分の意志を持って主体的になろうよ!というメッセージだと思っている。
やば、、、まじで全グループ無理でしょこれ。一回区切ります。また別の機会に書きます。
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