めんどくさがりが学ぶNFT
Web3.0って情報が散らかりすぎてて何をどういう順番で学んでいけばいいのかがわからない
何かを調べればまた知らない何かが出てきて、さらに調べるともう3つくらい知らない何かが出てきて、気づいたら最初に調べたかったことすら理解できずにネットの海で遭難しています。
NFTやらWeb3.0やらDAOやら、、ここ1年位で一気に見慣れない言葉が増え出してなんだか時代に取り残されたような寂しさや焦燥感を抱えている僕です。
とは言え自分はめんどくさがりな上、NFT界隈でよく出てくる「儲かる儲からない」話にもあまり興味が持てず「気にはなるけどあんまり自分から調べたくもないなぁ」とだるく構えていたのですが、キングコングの西野さんのオンラインサロンで仮想通貨やDAOについての勉強会が開かれたのをきっかけに一気に興味が出始めました。
このあたりの話は別記事にまとめようかなぁと思うのですが、今回は自分がNFTについて学んだことや学んだ方法などを簡潔にシェアできたらと思います。
なぜ自分がNFTについての学習に挫折したかを考えたときに、突き詰めると「学習する順番がわからない」という部分がひっかかっていたことに気づきました。
Web3.0界隈は聞き慣れない専門用語が多く、それらは段階を追って1つづつ下の階層から積み上げて理解していく必要があったりします。
例えば仮想通貨取引所とMetamaskの違いを理解できていない人がいきなりポリゴンなんかの話を理解しようとすると一気に頭が沸騰してしまうでしょう。
しかし自力でWebからの情報を拾いながら学習しようとするとそういったことにしばしば突き当たります。情報の難易度や階層がフラットに並べられているネット情報から自分なりに段階を踏んで整理して学習しようとすることは、ことNFT周りに関してはまだまだ学習難易度が高い状態にあるように感じます。
自分なりに色々情報を得ようとして挫折した経験から思うのは、無料で公開されている簡潔なWeb情報よりは電子書籍などで階層を重ねるようにステップバイステップで一度じっくり理解していくことが結局近道だろうという事実でした。
今回は実際に自分が学習に役立った情報源を紹介しながら、
というような思いを抱えていてた自分のような人へ向けて学んだことの一部をまとめてみたいと思います。
※ただし「MetaMask」や「NFTプロジェクト」などの概念についての説明は省いているため、よくわからん!という方はもっと優しめな別の方の記事を探してみてください。スミマセン!
NFTは宗教だ
NFTっていろんな言われ方がしていて自分も実態がつかめていませんでした。「ブロックチェーン上での唯一性が担保されたデータ」という仕組みは分かってはいても何となく自分の中でしっくりこない感覚がありました。
なんでみんなこぞって謎の画像に熱狂しているのだろう。みんなで変な画像を高額で買い漁りTwitterにの一部の界隈ではズラッと謎のアイコンが並んでいて、その光景は甚だちょっと宗教じみているとも感じます。
語弊を恐れずに言うのであれば、色々学んで腹落ちした現在の自分から見てもある種宗教じみているという感覚は間違いではないと考えていたりします。
ナナタクさんというNFT界隈では名のしれた方が書かれた電子書籍の中で「NFTはドヤれる画像」と言い切っていました。これが結構自分でもしっくりきました。
NFTについて調べるといろんな情報が出てきて(本当にいろんな性質と可能性がある技術ではあるのですが)、結局余計実態がつかめなかったりしていたところなのですが、「ただドヤりたい人のファッション」と一旦片付けてしまうことで個人的にはぐっと理解が進みました。
本の内容もサクッと読める分量に収まっててめちゃくちゃわかりやすかったです。
結局謎のNFTたちは「分かってる人が分かっている人同士でドヤる」ものと考えると、「本来ほとんど価値もないかもしれないものに集団が価値を認めあっている」幻想であり、そのファンタジーはもしかしたら綿のTシャツに「CHANEL」と印刷して高値で取引するブランド信仰とも言えるし、教祖の入った風呂の残り湯が数万円で売買される宗教とも構造は似ているものと考えます。
NFT関係ないですが、チョコプラでこんなネタ動画がありめちゃくちゃ笑ってしまいました。
あまりに極端に振りすぎることでコントにしたたネタですが、少なからずNFT界隈でもここでネタにされているような「価値の分かる者同士だけの崇高でイカガワシイ嗜み」的な要素があったりします。だからこそちょっと外から見ると入りづらいし、怪しいという印象を持たれてしまうのかなぁとも考えます。
ただ結局この話は突き詰めてしまうと「1万円と書かれた紙切れに1万円の価値を見出している」貨幣経済にも行き着くわけで、こう言った共同幻想みたいなものは多かれ少なかれ私達の生活の中に織り込まれており、なくてはならないものだったりします。
ちょっと議論を煙に巻いてるような気がしなくもないですが、、伝えたいのは「NFTってなんか怪しい」って思っている人は無理にその懐疑心みたいなものを取り除く必要はないのかなぁと考えていたりします。自分はそういった懐疑心を認めたことで、それでもやっぱりNFTって面白い!という素直な気持ちにも向きあえるようになった気がします。
なんかいつものごとく本論に入るまで長々書いてしまいましたが、、続けます。
NFTの世界に飛び込む
以降は完全に有名NFTインフルエンサーのイケハヤさんが8月12日にリリースしたばかりの教材から得た知見をふんだんに盛り込みます。
NFTを購入するにはまず冒頭で述べた通りMetamaskに入金するまで準備する必要がありますが、このnoteではすっ飛ばして、「NFTを買えるような状態になったら何をすればいいのか」をまとめます。
やることはざっくり以下です。
STEP1.優良なプロジェクトのWLを得る
WL(ホワイトリスト)とはNFTの優先予約販売リストのようなもので、リスト作成者が指定する条件を満たすと得ることができます。
一般的には市場流通価格よりも安い価格でNFTを得ることができるため、二次流通(転売)での利益狙いの人が良いプロジェクトを探して日夜WLの獲得へ動いています。
WLの条件については後ほど言及するとして、では優良なプロジェクトとはどのようなものでしょうか?
イケハヤさんの言葉を引用してしまいますが、以下のようなものが良いとされています。
やっぱりNFTを買うとなったら二次流通での利ざやを稼ぐだけでなく、そのプロジェクトの一員として参加したいと思いますよね。自分はどちらかというとそちらに興味があるため今色々なプロジェクトを見ては購入を検討していました。
イケハヤさん曰く情報収集にはNFT Marketing Orchestraというコミュニティが積極的に情報を発信してくださってるとのことでが、自分もチェックするようになりました。
みんなが同じ世界観を共有し、活発なやりとりを行うコミュニティの一員として、自分の持っているNFTの価値向上に貢献できたらめちゃくちゃ楽しそうです。
STEP2.WL獲得は「コントリビューターになる」
コントリビューターとは、そのNFTプロジェクトへの貢献者という意味。
WL獲得の条件としては他にも「事前にそのプロジェクトのNFTを持っていること」や「先着順、くじ引き」などで決められるものもありますが、イケハヤさんのオススメとしてはこのコントリビューターとして認知されることでWLを獲得することが良いと語っています。
前者はこれからNFTを買おうとしている自分みたいな人はそもそも対象ではないし、後者は運に大きく依存します。
結局コミュニティに所属して楽しみたい、ということを目的としているなら遅からず何かしらコミュニティへ貢献していく姿勢は必要なものとなるため、事前に自ら行動してコミュニティ内部に認知をしてもらうことは良いことだと感じました。
STEP3.長期保有で"エアドロ"を狙う
NFTで稼ぐ方法としては株のように安値で買って高値で売る短期トレードで利ざやを稼ぐイメージが強いですが、実は株主優待や配当のようにNFTを長期保有することで得られる「エアドロ」という特典のようなものも存在します。
エアドロによって特定のNFTを保有している人に無料でNFTやコインなどを配布する施策が行われたりします。
それらに今後価値が生まれてきたら二次流通で利益を獲得することができますし、もともと持っているNFTもなくなることはないためもし持続的で大きな利益を得るのであれば、長期保有を前提としたNFTの売買を考えたほうが良いとのことです。
そこで前述のような「良いNFTコミュニティの見極め」がやはり重要になってくるかと思います。NFTホルダーに対してエアドロのような様々な特典を定期的に配信してくれるような活発なコミュニティを見つけて、まずはそこのNFTを購入してみるのが良いんだろうなぁと思います。
お盆はNFTを買おう
最後に個人的な宣言ですが、このお盆期間中に何かしらNFTを買おうと画策中です。毎月ちょっとずつ積み上げていたETHもまとまった額になってきたのもあり、まず買ってみてまたNFTってどんなものか、みたいなことを引き続きシェアできたらと思います。
こう強く思えたのもやはり、イケハヤさんが出した教材の影響が大きかったです。面白くて2時間ほどで一気読みしてしまいました。
2022/08/16現在早期割引中で980円で購入できるので、気になった方はぜひ読んでみてください。
今、NFTを始めとした仮想通貨関連の市況はあまり良くありませんが、今後は徐々に社会に溶け込んでいく可能性を秘めた技術と感じるため、少し盛り下がっている今を買い場のチャンスと捉えて知識とETHを蓄えて様々なプロジェクトに参加してみたいなぁと思っている私でした。
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@やました
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